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旅する雑記帳

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日々思ったことを。
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#コラム

いいことを書こうとしない。

いいことを書こうとしない。

書くことを難しくするのは、いいことを書こうとする気持ちだ。

結果にコミットしはじめると、すぐに息苦しくなる。書く時間は手段になり、費用対効果を求め出す。

文章の印象は、書き手だけでは決まらない。読み手がいて文章は完成する。仮に美しくない文章を書いてしまったとしても、それは書き手の人格とはなんら関係ない。

書きたいなら書けばいいし、書きたくないなら書かなければいい。自分の気持ちを理解することは

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あなたの持つ強さを、丁寧に取り扱ってほしい。

あなたの持つ強さを、丁寧に取り扱ってほしい。

「強い」という言葉が似合う人がいる。

揺れることなく自分の道をまっすぐに歩けるような凛とした強さは、憧れの対象になりやすい。

でもどんなに強く自立している人でも、ふと揺らぐときがある。思わず弱るときがある。

君は自立しているから、手は貸さないよ

そんな心ない言葉に出会ってしまうと、たまったもんじゃない。普段がんばっている人ほど、人知れず深い傷を負うだろう。

支えたい気持ちに、細心の注意を

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自分の成長に対する認識の変化

自分の成長に対する認識の変化

最近、自分の成長を意識することがない。

cotreeはずっとチャレンジを続けていて、いま自分の担当領域は自分にとっての未体験ゾーンであり続けている。

いま目の前にあることをやっていれば、結果的に成長しているだろうという確信がある。自分の感受性を信頼してるのだろう。

いままでたくさん失敗してきて、自分の中で守るべきポリシーがはっきりしてきたから、自分の心が向く先に向かえばきっと大丈夫なことが、

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相談をもらうたび、決意を新たにすること。

相談をもらうたび、決意を新たにすること。

最近、相談やインタビューをしていただくことがあります。

チームつくりをしたくて。
発信力をつけたくて。
noteを書きたくて。

誰かから意見を求められたり賞賛されるようなことをしたりすると、自分が何かを成し遂げた人ように感じてしまいそうになります。

ただ実際には自分がおもしろいと思ったことをやってきて、たまたまそれをおもしろいと思ってくれる人がいるだけです。誰かがすごいと言ってくれたから、そ

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なんでもない休日、note再開を直感した朝。

なんでもない休日、note再開を直感した朝。

朝起きて、天井を見る。
立ち上がり、カーテンを開ける。
日の光を浴びて、目が覚める。

机の上にある水を飲む。
ぼさぼさの髪を少し整える。
いつもの服を身に纏う。

バックを背負い、忘れ物を確認して、
電気を消して鍵を掛けて、部屋を出る。
天気が良いと、階段を降りる足が軽い。

お目当てのカフェに行く途中、
普段は通らない横道に入ってみる。
大通りとは違った趣だった。

見慣れないお店を横目に、

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3日後にnote休むひらやま

3日後にnote休むひらやま

ことあるごとに人に言うことがある。

自分らしさのある楽しさを見つけたい

「自分らしさ」が大切。自分しか理解できなくてもいいけど、自分が理解できなきゃだめだ。

周りには理解されず自分には確かにわかるものを、大切に握りしめてほしい。それはあなたの才能でありセンスだ。

人と話しているときやnoteを読んでいるとき、ずっと意識しているのは、「その人らしさは何か?」ということ。

その人らしさを見つ

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7日後にnote休むひらやま

7日後にnote休むひらやま

自分の日常を揺らす問いを持つ癖がある。

いつから未来を予測できると思っていたか。未来はいつも不確実なのに、なんとなくわかるような気がしている。

いつから他人を理解できると思っていたか。他人と自分は圧倒的に異なる存在なのに、なんとなく理解できるような気がしている。

いつから人生は長いものだと思っていたか。明日無事に生きられる保証などどこにもないのに、なんとなく平穏な日々が続くような気がしている

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大切なことを何度も伝える大切さ

大切なことを何度も伝える大切さ

大切なことは何度も伝えるようにしている。同じことでも。対面でもSNSでも。

人はすぐに忘れてしまうし、一度にたくさんのことを処理できない。いつどんな人が自分のどんな側面を切り取っても、大切にしていることが伝わるように、いつも何度でも同じことを言い続けている。

中には「また同じこと言ってるよ」と思う人もいるかもしれない。それでもいい。それで離れてしまう人とはそれまでの縁だったと思うことにしている

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「正しさ」について、やめること

「正しさ」について、やめること

「正しさ」という言葉を聞くと、もやもやする。

ぼくはそれが正しいと思う。
あなたの意見は正しい。
人にはそれぞれ正しさがある。

自分で話しているときですら、少しだけ違和感を感じてしまう。

人はなぜ正しさを求めてしまうのか。

考えてみたけど、その答えがよくわからなかったから、まず「やめること」を決めてみた。

1. 正しさを探すのをやめるそれは自分の外側にはないから。自分の正しさを決めること

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何者でもない時、自分らしくなる

何者でもない時、自分らしくなる

最近、「話を聞くのが上手いですよね」と言われることが何度かあった。

得意かどうかはわからないけれど、人の話を聞くのはすきだ。自分が知らない価値観や世界を知ることが、とてもすきだ。

無意識に何者かになろうとする時話を聞く中でたまに感じているのは、その人の「何者かになろうとしている感」である。大抵の場合、その願いはぼんやりしていて、自分以外の人や環境からの要請に動かされている。

会社から求められ

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人の輝きを祝い、自分の輝きを信じる。

人の輝きを祝い、自分の輝きを信じる。

目がきらきらと輝いている人がいる。人の目を見るのがすきで、思わずじっと見てしまう。その目のことを考えていたら、思い出すことがあった。



高校生のとき、ソフトテニスをしていた。大会はリーグ戦で行われ、勝ったものが残り、負けた者は次の試合の審判をする仕組みだった。

自分が審判をする試合で、同じ高校の仲間が生き生きとプレーをしていた。

彼のことを、うらやましいと思った。
うらやましがる自分が、

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苦手な人との付き合い方

苦手な人との付き合い方

どうしても苦手でうまく付き合えない人がいます。

ひとえの自分の器が小さいせいのような気もするのですが、「人と人の相性って、あるよなぁ」と思い、難しい気持ちになります。

苦手だと思いがちな人と、その人への接し方について、書いてみました。

1. 「なんで笑ってるの」と言う人苦手な理由自分はよく笑うんですよね。大したことないことでも大きい声で笑ってしまいます。

無意識の癖なので、すぐにはなんとか

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同じテーマを書き続ける理由

同じテーマを書き続ける理由

noteをよく更新してると、「前と同じになっていないか」という不安を感じることがあります。

さまざまな不安を感じることはありますが、ただそれでも、書き続けるという行為には価値があると信じています。

ひらやまがよく書くテーマ自分がよく書いているのは、以下です。

・人との向き合い方
・自分の気持ちの捉え方
・バランスの取り方

そのときに書きたいテーマで書きたい形で書いているので、いまの自分

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「つい怒ってしまう。」怒りの感情との建設的なつきあい方

「つい怒ってしまう。」怒りの感情との建設的なつきあい方

cotreeで働いていて、「平山さんって、いつアグレッション(攻撃性)出してるんですか?」と聞かれて困ったことがありました。

自分は怒りや攻撃性を表現することが少ないのですが、特に我慢しているわけではなく、そもそも怒りの感覚を持つことが少ない気がします。

せっかくの機会なので、自分の中で怒りや攻撃性をどう捉えているかを考えてみました。

怒りを人に向けないまず前提として、人に怒りを向けても本質

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