各災害の記録~住宅の”ガタ”、来ていませんか~

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記事一覧

【コラム】地震で被害が起こりやすい地域の特徴まとめ

「この辺りは地盤が固いから」 「ここは地盤が緩いから地震の被害がやばい」 日頃の雑談や地域の人との話の中で、こんな話題が出てくることはありませんか。 同じような…

【コラム】直下型と海溝型って何?地震のタイプをまとめてみた

あまり一般には知られていないことですが、地震には大きく分けて2つのタイプがあります。 ここでは、それぞれのタイプについてコラムという形でまとめてみました。 それ…

【震災時】電話が繋がらないのはなぜ!?知っててソンのない理由と対策とは?

震災発生時、安否確認のために電話を使おうとしたら電話が繋がらなかった!という経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか? 震災時は電話が一般的につながりにくくなりま…

【備忘録】災害発生時にこれだけは持っておきたいものまとめ

災害が発生してから、「何を持ち出そうか?」とあれこれ考えている時間はありません。 特に地震災害の場合は揺れた瞬間、外に向けて逃げ出さなければならないケースもある…

地震が起こりやすい地域とは?④~東北エリア編~

東北エリアで地震が起こりやすいエリアは?東北は昔から巨大地震の発生が多く、地震による津波の被害も多く受けています。震源が三陸沖に集中しており、過去に発生した大規…

地震が起こりやすい地域とは?③~東南海~九州エリア編~

東南海~九州で地震が起こりやすいエリアは?東日本と比べ西日本は全体的に地震の発生が少ないとされています。しかし、過去には阪神淡路大震災や熊本地震と言った大きな直…

地震が起こりやすい地域とは?②~北海道編~

北海道で地震が起こりやすいエリアは?気象庁による統計では、1923年~2018年に北海道で起こった地震は震度5が「39回」、震度6以上が「7回」となっています。 過去の地震…

地震が起こりやすい地域とは?①~関東エリア編~

関東で地震が起こりやすいエリアは?関東エリアは地震が起こりやすいエリアの一つで、その理由は北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートが複雑な構図でぶつか…

西日本豪雨による被害は火災保険の適用内か?浸水被害や大雨後に起こる雨漏りについて紹介

平成30年7月の西日本豪雨では悲惨なほどの水害に襲われた家庭も多く、避難生活も余儀なくされていたケースもありました。 生活を再建するのに苦労していて、自宅の修繕を…

新潟中越地震で被災した後に自宅を修理したい場合、火災保険では申請できないのか?

2007年7月に起こった新潟県中越沖地震は、新潟県を中心とする中越地方に深刻な被害をもたらしました。 被害から13年以上が経過して、新潟中越地震の爪痕もだんだんと消え…

大阪北部地震の生活再建後に気になる場所がある・・・。火災保険では適用することはできないのか?

2018年6月に起こった大阪北部地震では、大阪府を中心とした関西圏に甚大な被害をもたらしました。 ようやく生活を再建できたけれど、よく住宅を見てみたら気にある場所が…

熊本地震の被災後に住居に不調がみられる場合は火災保険の申請を検討するべきか?チェックポイントをご紹介

2016年に発生した熊本地震では、熊本県を中心として九州全域に被害をもたらしました。 その当時は我慢していたけれど、今になってみると住宅の不調を何とかして修繕したい…

2014年豪雪の被害で屋根瓦のずれや雨どいの故障でお困りの場合は火災保険が適用される場合あり!

2014年には記録的な豪雪が日本全国を襲いました。雪国ではない平野部では、耐雪設計の住宅になっていないために大きな被害を受けたケースも多々ありました。 今見てみると…

北海道胆振東部地震で被災!生活再建を行う場合に火災保険も適用されるのか?

2018年に発生した北海道胆振東部地震の被害を受けた方々は厳しい生活を余儀なくされてきました。ようやく生活が元通りになった方もいる一方で、まだ生活再建ができずに苦労…

広島市土砂災害で被災した際の保証はどこからでるか?屋根や雨どいなどでお困りの場合は火災保険の申請を

広島市を中心とする激しい雨によって起こった2014年8月の土砂災害は、死者数も多く悲惨な事態になった自然災害としてよく知られています。 今もなお復興と災害対策の努力…

2019年台風15号で被害にあった場合は火災保険で修繕可能か?屋根や窓だけでなく外壁など小さなことでも適用される場合もあり

2019年9月の台風15号は「令和元年房総半島台風」とも呼ばれる大きな被害をもたらした台風です。千葉県を中心として停電や断水などで避難生活も余儀なくされた台風でしたが…

【コラム】地震で被害が起こりやすい地域の特徴まとめ

【コラム】地震で被害が起こりやすい地域の特徴まとめ

「この辺りは地盤が固いから」
「ここは地盤が緩いから地震の被害がやばい」

日頃の雑談や地域の人との話の中で、こんな話題が出てくることはありませんか。

同じような規模・深さの地震でも、地域によって被害の状況は大きく変わります。ここでは、地震で被害が起こりやすい地域の特徴をまとめてみました。

地震被害が起こりやすい地域の特徴1:埋立地一般的に、海・河川などだったエリアを埋め立てた土地は、地震の被

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【コラム】直下型と海溝型って何?地震のタイプをまとめてみた

【コラム】直下型と海溝型って何?地震のタイプをまとめてみた

あまり一般には知られていないことですが、地震には大きく分けて2つのタイプがあります。

ここでは、それぞれのタイプについてコラムという形でまとめてみました。

それぞれのタイプで自宅や家屋にどんな被害が想定されるのか、またどんな影響があるのかについてご紹介いたしますので、日頃の防災意識を高める上でのご参考にされてください。

地震のタイプは2つ地震は、直下型と海溝型の大きく分けて二通りに分かれます

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【震災時】電話が繋がらないのはなぜ!?知っててソンのない理由と対策とは?

【震災時】電話が繋がらないのはなぜ!?知っててソンのない理由と対策とは?

震災発生時、安否確認のために電話を使おうとしたら電話が繋がらなかった!という経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

震災時は電話が一般的につながりにくくなります。それはなぜなのでしょうか。ここでは知ってて損のない雑学的なテイストで、震災時に電話が繋がらない理由をご紹介します。

震災時に電話が繋がらない理由1:回線パンクレベル1(単なる回線パンク)例えばニュースで速報されるレベルの大きな地震が

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【備忘録】災害発生時にこれだけは持っておきたいものまとめ

【備忘録】災害発生時にこれだけは持っておきたいものまとめ

災害が発生してから、「何を持ち出そうか?」とあれこれ考えている時間はありません。

特に地震災害の場合は揺れた瞬間、外に向けて逃げ出さなければならないケースもあるでしょう。

そこでここでは、備忘録として災害発生時に「これだけは持っておきたい!」といったおすすめの持ち物をまとめてみました。

ブックマークしたりスクショを撮るなど、有効にご活用ください。

災害発生時に持っていくべきもの・現金
・ペ

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地震が起こりやすい地域とは?④~東北エリア編~

地震が起こりやすい地域とは?④~東北エリア編~

東北エリアで地震が起こりやすいエリアは?東北は昔から巨大地震の発生が多く、地震による津波の被害も多く受けています。震源が三陸沖に集中しており、過去に発生した大規模地震の震源は宮城県沖に集中しています。

また、内陸では人口集積地を活断層が縦走しているため、海溝型地震や直下型地震の発生が懸念されています。

もともと全体的に地震の発生が多いエリアですが、気象庁が集計したデータを見るとその地震の多さが

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地震が起こりやすい地域とは?③~東南海~九州エリア編~

地震が起こりやすい地域とは?③~東南海~九州エリア編~

東南海~九州で地震が起こりやすいエリアは?東日本と比べ西日本は全体的に地震の発生が少ないとされています。しかし、過去には阪神淡路大震災や熊本地震と言った大きな直下型地震も発生しており、安心はできません。

また、以前から「南海トラフ地震」が近いうちに発生すると危惧されています。

【南海トラフとは】
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までの区域を言います。

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地震が起こりやすい地域とは?②~北海道編~

地震が起こりやすい地域とは?②~北海道編~

北海道で地震が起こりやすいエリアは?気象庁による統計では、1923年~2018年に北海道で起こった地震は震度5が「39回」、震度6以上が「7回」となっています。

過去の地震を見ていくと道南東側で多発しており、その大半は沿岸~沖合で起こっています。

その中でも特に地震が起こりやすいエリアは以下のとおりです。

・太平洋側では「浦河沖~釧路沖」
・日本海側では「奥尻島周辺」

太平洋側のエリアは浦

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地震が起こりやすい地域とは?①~関東エリア編~

地震が起こりやすい地域とは?①~関東エリア編~

関東で地震が起こりやすいエリアは?関東エリアは地震が起こりやすいエリアの一つで、その理由は北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートが複雑な構図でぶつかっている場所にあるからです。

2018年、千葉県東方沖でM6.0(最大震度5弱)の地震が発生し、その後も千葉県東方沖や茨城県などでM4~5クラスの地震が多発しています。

中でも茨城県は地震活動が活発で、過去97年間(1922年1月~20

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西日本豪雨による被害は火災保険の適用内か?浸水被害や大雨後に起こる雨漏りについて紹介

西日本豪雨による被害は火災保険の適用内か?浸水被害や大雨後に起こる雨漏りについて紹介

平成30年7月の西日本豪雨では悲惨なほどの水害に襲われた家庭も多く、避難生活も余儀なくされていたケースもありました。

生活を再建するのに苦労していて、自宅の修繕をしたい人もいるでしょう。豪雨による浸水や雨漏りなどの修繕には火災保険を適用することができるのでしょうか。詳しい条件を理解して、適用可能かどうかを判断できるようになりましょう。

西日本豪雨の被害は広範囲で深刻西日本豪雨では近畿地方から中

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新潟中越地震で被災した後に自宅を修理したい場合、火災保険では申請できないのか?

新潟中越地震で被災した後に自宅を修理したい場合、火災保険では申請できないのか?

2007年7月に起こった新潟県中越沖地震は、新潟県を中心とする中越地方に深刻な被害をもたらしました。

被害から13年以上が経過して、新潟中越地震の爪痕もだんだんと消えてきています。しかし、現在も被災した自宅の修理をしたいと考えている人は少なくありません。

不具合はすぐに気づかないことも多いので、今からでも修理したいと考えるのはもっともなことです。この場合の保険会社の対応や、それの対応への対処方

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大阪北部地震の生活再建後に気になる場所がある・・・。火災保険では適用することはできないのか?

大阪北部地震の生活再建後に気になる場所がある・・・。火災保険では適用することはできないのか?

2018年6月に起こった大阪北部地震では、大阪府を中心とした関西圏に甚大な被害をもたらしました。

ようやく生活を再建できたけれど、よく住宅を見てみたら気にある場所があって直したいと思うこともあるでしょう。

修繕するのに火災保険を適用したいと思うのはもっともなことですが、適用できるかどうかがわからずに悩んでしまうこともあります。火災保険を適用できる条件や手続きをする上でのポイントを押さえておきま

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熊本地震の被災後に住居に不調がみられる場合は火災保険の申請を検討するべきか?チェックポイントをご紹介

熊本地震の被災後に住居に不調がみられる場合は火災保険の申請を検討するべきか?チェックポイントをご紹介

2016年に発生した熊本地震では、熊本県を中心として九州全域に被害をもたらしました。

その当時は我慢していたけれど、今になってみると住宅の不調を何とかして修繕したいと思うようになったということはないでしょうか。地震は自然災害だから火災保険が使えるかもしれないと思うかもしれません。

熊本地震を被災した場合には、住居の不具合を保険で修繕することができるのでしょうか。

熊本地震での被害と保険金熊物

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2014年豪雪の被害で屋根瓦のずれや雨どいの故障でお困りの場合は火災保険が適用される場合あり!

2014年豪雪の被害で屋根瓦のずれや雨どいの故障でお困りの場合は火災保険が適用される場合あり!

2014年には記録的な豪雪が日本全国を襲いました。雪国ではない平野部では、耐雪設計の住宅になっていないために大きな被害を受けたケースも多々ありました。

今見てみると屋根瓦がずれていたり、雨どいの不具合が見られたりするのに気付いて、きっとあの豪雪のせいだと思うこともあるでしょう。この際には火災保険を使って修理することができるのでしょうか。

2014年の豪雪は関東でも記録的

2014年に日本を襲

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北海道胆振東部地震で被災!生活再建を行う場合に火災保険も適用されるのか?

北海道胆振東部地震で被災!生活再建を行う場合に火災保険も適用されるのか?

2018年に発生した北海道胆振東部地震の被害を受けた方々は厳しい生活を余儀なくされてきました。ようやく生活が元通りになった方もいる一方で、まだ生活再建ができずに苦労されている方もいるのが現状です。

このような地震で被災したときには火災保険を使って生活再建を目指すことはできるのでしょうか。必要な条件が何なのかを詳しく解説するので、今からでも火災保険を活用できるかどうかを考えてみて下さい。

北海道

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広島市土砂災害で被災した際の保証はどこからでるか?屋根や雨どいなどでお困りの場合は火災保険の申請を

広島市土砂災害で被災した際の保証はどこからでるか?屋根や雨どいなどでお困りの場合は火災保険の申請を

広島市を中心とする激しい雨によって起こった2014年8月の土砂災害は、死者数も多く悲惨な事態になった自然災害としてよく知られています。

今もなお復興と災害対策の努力が続けられていますが、広島市土砂災害を被災してしまったときには保険による補償を受けられるのでしょうか。火災保険を使って屋根や雨どいなどを修理できるのかも確認しておきましょう。

広島市土砂災害は土石流による被害広島市を中心として起こっ

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2019年台風15号で被害にあった場合は火災保険で修繕可能か?屋根や窓だけでなく外壁など小さなことでも適用される場合もあり

2019年台風15号で被害にあった場合は火災保険で修繕可能か?屋根や窓だけでなく外壁など小さなことでも適用される場合もあり

2019年9月の台風15号は「令和元年房総半島台風」とも呼ばれる大きな被害をもたらした台風です。千葉県を中心として停電や断水などで避難生活も余儀なくされた台風でしたが、その爪痕もまだ残っている状況です。

被害を受けてしまった人は損害保険金を受け取ることができるのかが知りたいでしょう。火災保険を使って修繕できるのか、修繕するときのポイントは何かを知っておきましょう。

2019年の台風15号の被害

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