【備忘録】災害発生時にこれだけは持っておきたいものまとめ
災害が発生してから、「何を持ち出そうか?」とあれこれ考えている時間はありません。
特に地震災害の場合は揺れた瞬間、外に向けて逃げ出さなければならないケースもあるでしょう。
そこでここでは、備忘録として災害発生時に「これだけは持っておきたい!」といったおすすめの持ち物をまとめてみました。
ブックマークしたりスクショを撮るなど、有効にご活用ください。
災害発生時に持っていくべきもの
・現金
・ペットボトルの水
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・メガネ
・普段から飲んでいる薬・サプリなど
↑最低限これだけは持ち出しましょう。それぞれ解説していきます。
現金
現金はまず間違いなく持っていた方が良いでしょう。
大きな災害があったとき、キャッシュレスはまず間違いなく使用不能となります。なぜなら停電のリスクがあるからです。
また、広域災害となってしまった場合、キャッシュレスに対応している店舗が営業できるとは限りません。何かと役に立つのは現金なので、出来る限り持ち歩いておきたいところです。
ただし、一万円札はお釣りの兼ね合いから実際に使用できなかったという事例が多いため、オススメはできません。出来れば可能な限り細かく崩して現金を持ち歩いた方が良いでしょう。
例えば2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2018年胆振東部地震などでは1万円札は使用不可なものの、5000円、1000円札などは使用できたというケースが多く見られました。
また、避難所生活などの場合は様々なリスクが伴うため、多くても10万円程度にとどめます。
ペットボトルの水
飲用水としても使用でき、その他傷口の洗浄などにも使えますので、できればスポーツドリンクなどではなく水を優先したいところです。
基本的には一日一人当たり3L程度の水が必要となりますが、非常持ち出しの場合はそこまでの水分を持ち歩くことは重量的に不可能です。
そこで、せめて一人あたり500ミリリットルのペットボトルを2本ずつ持ち出すようにしたいところです。
ひとまずそれだけあれば、避難所やその他避難できる施設に移動した際に水の供給が受けられる可能性があります。供給が受けられるまでの最低限の繋ぎとして、上記の水を持ち歩きましょう。
自宅で避難を行う場合は、災害発生時に水道が止まるまでタイムラグがあるケースもあります。そのため、大きな揺れが来たり大きな災害が発生した時には、まず水をポリタンクやバケツなどに貯めておくという行動もおすすめです。
スマートフォン・モバイルバッテリー
確実に必要となります。
なぜなら緊急時の連絡や情報収集に必要不可欠なツールだからです。
ただし、災害時は多くの人が安否確認のために回線を使用したり、そもそも電波塔がダウンすると遠く離れた基地局の電波を掴もうとするため、普段よりも余計にバッテリーを消費することが考えられます。
そのほか懐中電灯やラジオアプリの起動などで普段よりもスマートフォンの使用率が上がりますので、普段の半分くらいの時間でバッテリーが切れると思っておいたほうが賢明です。
モバイルバッテリーも常備しておきましょう。普段から、ご家庭で使用しているモバイルバッテリーの他にもう一つ予備として非常持ち出し袋に入れておくというのもおすすめです。
ちなみに災害時はスマートフォンの余計な機能をオフにするとバッテリーを長持ちさせられます。
例えばブルートゥースの機能を一時的にOFFにしたり、WiFiをオフにしたり、画面の明るさを最小限にとどめるなど、いろいろな方法があります。
これにより、バッテリーの持ち時間をのばすこともできるでしょう。
メガネ
普段からコンタクトを使用されている方は、非常持ち出し袋に予備のメガネを入れておきましょう。古いものでも構いません。
なぜなら、コンタクトを使用している方は特にお分かりかと思いますが…災害時に水はとても貴重なものとなります。また、衛生的な水がいつでも手に入るとは限りません。
そのため、コンタクト使用の方は災害発生時、しばらくコンタクトの使用ができないと思っておいたほうが良さそうです。
普段から服用している薬やサプリなど
血圧の薬や、その他毎日服用しなければならない薬・サプリメントなどは必ず最低でも1週間程度は非常持ち出し袋に入れておきたいところです。
大きな災害が発生すると、医療機関も当然診療ができなくなります。
・施設が被災したために診療ができなくなる
・災害により怪我人が多数発生して病院のリソースが満杯になってしまう
この2通りのケースが考えられますが、いずれにしても普段から服用している薬を手に入れるのは通常時よりも非常に難しくなります。
可能であれば、普段どの薬を服用しているかをメモした「おくすり手帳」などがあるとなお良いでしょう。おくすり手帳のコピーでも構いません。
これがあることにより、過去にスムーズに災害救助の方面から薬を受け取ることができたというケースもあります。
特にご高齢の方がご家族にいらっしゃる場合は、ご本人様が普段飲んでいる薬を把握できていないケースもあります。この部分からも、おくすり手帳や普段から服用しているもののリストは押さえておきたいところです。
まとめ
この他にも持ち歩いておきたいものは様々ありますが、まず最低限これだけは持っておきたいものを今回はまとめてみました。
普段から防災の意識を高めていきましょう。
参考:相談を受け付けているサイトの例
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