【仕事の教科書】超インフレ前提供ノウハウ Lesson-1 VOL.28 (一部有料)
私は 間もなく65歳。ここにいる人たちの「お爺ちゃんの世代」のコンサルタントです。ちょっとね、孫世代の君たちに緊急連絡があるんだ。かなりの「緊急事態」だから、しっかり聞いて欲しい。
● Chapter-03 「自分はリストラ対象じゃないと、思っている人ほどハマる落とし穴」
【 Section-28 :年功序列と忠義と礼儀 】
1)上司の不満
【 礼儀や常識を学校で学んできていないのか? 】
こうやって上司が怒り出した。確かに、こう言われて叱られるのは「上司の怒り出す【仕事の地雷】を踏んだから」なのですが・・・
こんなことを「入社3年め以降」に言われている人は「リストラ対象」という話になります。入社して2年には クリアしてしまってください。
「礼儀」「常識」というものについて近代史を見直すと、いまからおよそ80年〜100年ぐらい昔、学校で「修身」という授業がありました。
礼儀や忠節などを生徒に教えることを目的にしていた内容。その基本は江戸時代に逆上り「寺子屋」で教えていた【小學】に由来するものです。
「上司の上司の上司の・・・その上司たち」が受けていた授業。戦争が終わり軍国主義に該当するという理由で「修身」の事業は廃止になりました。
授業科目は「道徳」に置き換わりました。修身は表向きは廃止されましたが「修身」の考え方は、1970年頃まで教育現場に残っていました。
「修身」の基本は「年控序列」「忠誠心」「礼儀」。年下の人間は、年上の人に常に敬意を払い集団の「和」を乱すようなことはしない。
そんな「個性」は、他の人と同じことができるようになるまでゲンコツも交えて徹底的に叱られて直される。これが日常だったのが50年前。
そうやって育って社会人になって バリバリと働いていたのが2,000年頃。そういう人たちが2010年頃まで会社役員などとなり 社会に影響を及ぼしていました。
問題は、会社の上司ではなく、今の時代の「顧客」に「修身のノリの人たちが、まだまだ多く存在している」ということの方が重要なポイント。
体育会系の部活動を体験した人でなければ「くだらない」と反発しそうな話ですが、この「くだらないノリ」で評価されることも多いのです。
繰り返しますが「お客さん」に、このノリの人が多く「上司は練習相手になろう」としている・・・ということを 少し理解しておきましょう。
2)上司の不満
【 自分ひとりで勝手に判断されても困る。そういうことをされると本当に迷惑だ。】
こうやって上司が怒り出した。確かに、こう言われて叱られるのは「上司の怒り出す【仕事の地雷】を踏んだから」なのですが・・・
「就業時間になったら仕事は終わり」と思っている人も少なくありません。しかし、これは「学校のルール」で「職場のルール」ではありません。
学校では授業が終わったあと先生に質問に行っても、先生は「もう授業は終わった。質問は授業中にしてください」などとは言いませんでした。
学生は授業料を払っているお客さん。教師は給料をそこからもらっている立場。先生は、あなたにカスタマー・サポートをしていたのです。
お金を顧客からいただく側には、バカがつくほど丁寧にカスタマー・サポートをする義務がある。立場が逆転していることを認識しましょう。
「 学校と学校の違い 」
● 学校では、自分が授業料を払う側=顧客だった。先生は「カスタマー・サポート」を、あなたに対して行っていただけ。
● 職場では、自分が給料をいただく側=サポート側。今度は、あなたが顧客に「カスタマーサポート」をする義務がある。
3)「もっと わかりやすく説明すると… 」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?