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日常

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生活の話です。記録用に書いています。
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#エッセイ

be happy with hoppy

be happy with hoppy

金曜。会社の飲み会であんまり美味しくない居酒屋で飲んだ。飲みに飲んだ。
そして飲んだはいいものの、帰ってあんまり水も飲まずに布団で泥のように寝たのがよくなかったようだ。

土曜日の昼過ぎに鏡にうつったのはパンパンにむくんだ顔で、考えられる限りのすべてのやる気を削いできた。

あーなんか時間の感覚が鈍化して、心底うっとうしい。YouTubeの飛ばせない30秒の広告みたいな、薄くて長い時間が体を通って

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きみの頭をかちわるオペ

きみの頭をかちわるオペ

暖かさを求めてたはずなのに、少し暑苦しいくらいの電車内に、納得がいってないのはなぜ!春風を感じる前に、自分のじっとりとした汗に一点を見つめることしか出来ないのはなぜ!全てが億劫になるこの、あの、叫んでも良いか道の真ん中で。それでも友達でいてくれるのか。人は。

電車に乗ったのは久しぶりだ。最近の私といえば自宅のパソコンの前に座って会社のオンライン研修を受けて、指の先を汗でしめらせてばかりいる。「い

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Do the right thing

Do the right thing

こめかみに猫棲んでる、こめかみに猫棲んでる、こめかみに猫棲んでる、と終始言って本日終了。冬なのに半袖で過ごせるほどあったかくって、なんだか、地球の神秘を感じます。

ってこんな感じにある程度の虚勢ははっておかないと潰れちゃうって事ですよ。こめかみに棲んでる猫ちゅあんが幻覚だと一度わかってしまうと、どれも中途半端に霞んだ幻覚になって中途半端に苦しいだけなのが哀しいところ。そして残ったのは、完璧なまで

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三度寝の正直

三度寝の正直

朝起きてすぐの部屋の空気にはまだ自分の気配が薄くて、布団のなかにいる私は途方に暮れてしまう。
布団が温かくて、妙にさみしくなる。

もう、本当の意味での孤独死を避ける生き方をみんなで学ぼうぜ。マジで。
でも、こんな寒いんじゃ地球の全員が全員、寝てるに決まってるか…しょうがないかあ……

私は覚束ない意識のなか溢れ出る感情に蓋をして、自分の体温で自分の身体をいつまでも温めてていた。ていうか、シンプル

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マッチョドラゴン月へ還る

マッチョドラゴン月へ還る

月が高いところにいる。

ちゃんと私の手の届かないところに。

神様が人間のことを赤ちゃんと考えているなら、きっと月は(※幼児の手の届かないところで保管してください)な天体なはずだ。
いつか人間が行ったことがあるなんて、ほんとうにほんとなのだろうか。

そんなことを思いながら、月の周りに魚眼レンズをのぞきこんだような雲が散らばっているのを眺めた。最近の夜はちょうどよく涼しく、少し湿った空気の膜が肌

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ぺこぱぽこぺぱぴこぱこぺ

ぺこぱぽこぺぱぴこぱこぺ

さて、今日も人生のHPを更新するかセクシ-ビ-ムで!!!

と、意気込んでみたところでなにもない。
ナシ。なんというか、忘れてしまった。
割と順風満帆といった具合に生きている今(9月24日記)となっては綺麗サッパリ一切合財総ざらい忘れてしまった。

何をってこうしてnoteに記録をしていない、この間の語られなかった部分の私の日常AtoZを。

オ-ノ-(肩をすくめるジェスチャ-)

自分のあまりの

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Oh 湯 ready?

Oh 湯 ready?

アイスを食べてるわけでもないのに、身体が芯から震えているような気がしました。感情を素直に出す事が苦手で、今日もまた無意識に何かを言えずにいたのでしょうか。いい加減ちゃんとしようよと思うのだけど、うまくいった試しがありません。せめてこの震えを寒さのせいにしてやろうと、エアコンの効いた部屋で明治エッセルスーパーカップを食べてやりました。口に運んだバニラの風味があまりに美味しかったせいで、脳の甘味スイッ

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暇すぎて短歌を詠みまくっていた話②

暇すぎて短歌を詠みまくっていた話②

という経緯で、短歌を4月下旬~6月あたりまでバカスカ詠んでいたので、とりあえず記録してきます。

・あの頃の記憶.zipをひらくとき、すべて展開できずに終わる

・イヤフォンをちぎるように外しても鳴り止むことのない音楽は

・バスタブのお湯に涙が落ちるまで涙の形はたしかに丸い

・国産のアジが意外と不味いのでマグロの赤を守り抜く夜

・母親の匂いを噛んで笑ってる赤ちゃんがいる総武本線

・夢の中ニ

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暇すぎて短歌を詠みまくっていた話①

暇すぎて短歌を詠みまくっていた話①

室温31℃。あっちぃし、蒸すし、何これ?
ざけんなよ!とやけくそ気味に扇風機つけたらプロペラが物凄い勢いで回転し始めて、そのまま宙に浮いて、あっという間に窓から飛び立っていってしまった。
あぁ、私という女は扇風機のプロペラがなきゃ何もできないっていうのに、人気者のプロペラくんからしたら「グッバイ君の運命の人は僕じゃない」っていうことなのだろうか?

実際のところは、扇風機の羽がちゃんと固定できてな

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ZOZOTOWN壊滅(2020文字)

ZOZOTOWN壊滅(2020文字)

ゲームセンターとサーカスの配色はよく似ている。あの色は、人の知能を著しく低下させ、空間そのものを蠱惑的なものに見せる。私たちはこっそり騙されている。あの奇妙に居心地の悪い、甘さが充満した空間に。

空間といえば、高校時代に(空想)に熱中していた奴らは大人になってもその空間から抜け出せなくなってしまいがちだ。私も私で、空想から抜け出せないままだ。恐らくそこに成長が足を引きずった跡すら無い。大人になっ

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「音楽の依存性」と「依存」について

「音楽の依存性」と「依存」について

年齢を重ねていくたび、日常における「音楽」の存在感が日に日に薄れていく。おそらく技術の進歩のおかげだ。iPhoneのおかげで思い立てば、すぐ曲を聴ける。最早聴いてるという意識すら捨て、気づけば、そこにかかっている。「音楽」は決して特別なものではなく、納豆のパックに付いてる醤油とカラシの袋と同じで、無意識にそこにあるものだ。

私は、手持ち無沙汰になるとすぐにApplemusicやSoundClou

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