見出し画像

職業選択に向け、子ども~学生時代に意識したいこと

2022年9月7日水曜日に公立中学校にて講演をしました。
「職業意識・選択」に向けての取り組みとしてお話しをさせていただきました。

「好き」「長所」を基準にするだけで職業選択する場合が多い中で「コンプレックス」に視点をあてた職業選択を提唱しました。つまり逆転の発想です。

私自身がコンプレックスを生かし仕事をしていることに触れ、自己紹介を兼ねながらすすめました。

人はコンプレックスを解消するため、多かれ少なかれ努力をする。
人よりも多くの「知識」を得たり、沢山の時間をかけ「経験」していることで、様々な「価値」を身に着けている。

自分と同じ悩みで困っている人は沢山います。
そこにクローズアップしていくと、仕事として成立することを伝えました。
「仕事=お金を稼ぐ」の基本である「需要のあること」に学生時代から取り組むことはとても重要です。

「コンプレックス」からの逆転の発想の重要性、ネガティブをポジティブへ!
「好き」「長所」はもちろん「コンプレックス」も含め、まずは、これまでの人生の振り返りの重要性を述べました。

また、職業選択だけでなく「仕事をする上での基本(時間厳守・挨拶・メモをとる)」は学生時代からできる事、日頃の取り組みの重要性をつたえました。
実は気づいていないうちに、すでに多くのみんながやっていることです。毎日意識してやってほしい。必ず将来につながるし、自分の幸せへの近道です。

ストレス社会に対応するための大事なこともお話しました。

自己中心的な考えになると「感謝」の気持ちが薄くなる。
当たり前なことだと自分で意識すると「感謝」がなくなる。
「ありがとう」が沢山言える人になってほしい。
もちろん自分にも朝・夜などどこかのタイミングで「今日もありがとう」と自分の心に投げかけて「自分を褒める」習慣も身に着けてほしい。

社会に出ると学校みたいに褒めてくれる人が激減する。毎日の自己コントロールをすることで、仕事がうまくできるかの大きなポイント・原点となります。

また利他の精神にも触れ「他人が喜ぶ」「貢献している」ことで「ご縁」がつながり人生を豊かにする原動力になることをお話しました。

生きていく中で、取り組んだ成果が気になりますが、成果よりもプロセスの重要性や成長曲線について、シンギュラーポイントまで、まずは取り組み、視野を広くする大切さを伝えました。

最後に、これからやってくるAI時代に向けての職業選択、生活の基礎を何で築くか?を考えてもらいながらタイムオーバーの時がきました。

講演で、もう1つ伝えたかった事がありました。

学生時代に沢山失敗をしてほしい!
失敗した数が多ければ多いほど「一流」になることを伝えたかった。

学生時代は猶予期間であり、現代の若者は「行動する=失敗が怖い=周りの目が気になる」理由で動かなくなっている。
「承認欲求」は人間である以上だれでも持っている。マズローの理論も踏まえながら人間に意識をむけ、気づくことで「行動力」の向上を図るための方法。

「行動」して失敗しても「軽い筋肉痛」で収まる。この軽い筋肉痛は「筋力成長=人間力UP」につながる。

若い学生時代に勉強も大事だが「行動」することで大きな「学び=成長」になるといいことに気づいてほしい。
授業中は生徒が眠くなるのを考慮して、先生方も一緒に皆で挨拶練習を行いました。
「失礼します」「ありがとうございます」など、お辞儀の角度や声の大きさなどを意識してもらいながら楽しく体を動かしました。
大きな声を出す機会の少ない人も多く、良い発散、運動にもなります。

また時々クイズも出しながら楽しく学ぶことをキーワードに取り組みました。
たくさんある学びや講演のなかで、今回ご縁をいただき開催できたことに深く感謝しています。


10月は教育委員会の初任者研修で「キャリア教育」をテーマに講演の予定です。


この記事が参加している募集

#自己紹介

228,904件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?