フォローしませんか?
シェア
案山子の独り言
2022年1月29日 11:55
桜色の風に包まれる春入道雲を追いかける夏紅葉の移ろいに涙する秋降り積もる雪にうずもれる冬春夏秋冬心はまだまだ青春の只中
2022年1月27日 13:57
2022年1月26日 06:46
この風、あの頃に吹いていた風と同じ。吹き抜ける一瞬にあの頃がよみがえる。あの人と過ごした日々や町…暖かい空気が私を包む。気付くと涙がポロリ。風よ、叶うならばもう少しこのままでいさせてほしい。
2022年1月22日 05:24
道端の花に心やすらぎ通り過ぎる風の匂いに季節を知る山寺の鐘の音に 旅は孤独なものと心落ち着かせ 沈み行く夕日に辿る旅路を映す暗闇に孤独 宿の明かりに今日の無事 出会う人の真心に 一人じゃないことを知る
2022年1月19日 09:36
桜咲く頃になると思い出すことがある。思い出す度に、必ずといってよいほど涙が頬をつたう。あれから20年、悲しみを癒すには余りに短い月日…そう感じるのは私だけだろうか。あの日、妻の手は冷たかった。妻は繋いだ手を静かに私のポケットに差し入れては、ちょっと照れくさそうにこう言うのだった。「あなたと出逢えて本当に良かった。私は毎日幸せだよ」と。見上げれば頭上には満開の桜、徐々に温まる妻の手の温もりを