見出し画像

短編小説 風の記憶

この風、あの頃に吹いていた風と同じ。吹き抜ける一瞬にあの頃がよみがえる。あの人と過ごした日々や町…暖かい空気が私を包む。気付くと涙がポロリ。風よ、叶うならばもう少しこのままでいさせてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?