エッセイって何なんでしょう?最近エッセイにほっこりさせられることが増えてきました。
たくさんのエッセイストの方々のエッセイの中から心に止まったことを、徒然に綴っていきます。
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#随筆
ソーシャル・ディスタンスが人間関係に与える影響
新しい生活様式、特にソーシャル・ディスタンスという言葉が叫ばれるようになってきましたが、このことで人間関係が希薄になってしまうのではないかということを指摘する方々も出てきました。
先日作家の重松清さんが読売新聞への寄稿をされており、その中で新しい生活様式の中で小説が果たせる役割は何か、特にソーシャル・ディスタンスが必要とされる中で人間関係や家族関係の変化が生じていくにつれて、小説における人間
食べ物を粗末にしてはいけない 〜「続余力ゼロでいきてます」女優 水野美紀
私は独身なのでわかりませんが、子育ては想像を絶する大変さだと聞きます。今回は、女優の水野美紀さんのAERAdot.で連載中の「続・余力ゼロでいきてます」というエッセイの中から、「“教育”に決して手を抜かない夫と一枚上手なちびの攻防に爆笑」の回を取り上げたいと思います。
水野美紀さんは42歳で結婚されて現在2歳半の男の子の子育ての最中です。お子さんのことを「ちび」と書いておられ、ちび君の成長の
エッセイを書く 〜村山由佳「命とられるわけじゃない」
私は、普段フィクションを書いている方がエッセイを書く時、どのような心理で書いているのだろうと、前から興味がありました。
というのも、エッセイは、少なからず自分自身の体験から感じたことを、自分らしい言葉や文章で他人に伝える側面があり、それはフィクションを創り出すこととはまた違う、リアルな自分自身をさらす作業になるからです。
今回は、小説家である村山由佳さんが、ホーム社のWebエッセイ「命と