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この世界の(さらにいくつもの)片隅に
日本映画専門チャンネルで放映したものを、録画して鳥肌を立てながら観た。
わたしは広島県に生まれた。父は転勤族だったので、広島で過ごしたのはほんの数年。でも祖父母や親せきがいてくれたので、広島は心のふるさとだと言える。
胸の詰まる映画だ。
夏休み終了へのカウントダウン
子どもたちの長い休みも残すところあと約1週間。一日三食のごはん作りに発狂しそうだった人もいれば、朝のばたばたがなくて幸せを感じていた家族もあったことだろう。
もしも今のわたしのままで、子ども時代の夏休みをやり直せるとしたらどうするだろう。8月の末日に涙を流しながら、起こってもいない絵日記の捏造をもう一度やるのだろうか。それともクールに7月中にすべての宿題を終わらせようと、起こったらいいなの未来日
写真は撮影者の心を映し出す
孫は目の中に入れても痛くない、とか。確かにかわいい。現場の第一線を退いた身として関わる子育ては、本当に気が楽だ。怪我がないように病気にさせないように気をつけてだけいればいい。
でも後から見返してみると、ついつい娘にピントが合っちゃってるんだよなぁ。
『赤毛のアン』2015年カナダ
ケーブルテレビで放送されていたものを録画して視聴。アンが次に何をしでかすのか記憶にあるので、事件が起こる前に胸が痛くなる。この切なさやるせなさは、『君たちはどう生きるか』を観たときに感じた痛みと種類が似ている。長い間『赤毛のアン』を観たり読んだりすることを敬遠していた。生まれ変わりがあるとして、どんなに悲しい未来が待ち受けているとわかっていても、もう一度アンは同じ登場人物に出会う人生を選ぶだろうな
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