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読みたい新刊を探しに
予想外にぽっかり空いた
待ち合わせまでの1時間、
何して過ごそう…、
そんな時はやっぱり本屋に行く。
お散歩のように店内をぐるぐる歩きながら、
次に読みたい本の目星をつけていく。
どれから読もうかな。
次の読書タイムが楽しみになる。
そうは言ってもまだベッド横には
まだ読んでいない本が山積みなのだけれど。
日本に住む多様な人のコト
見逃してしまった映画のことを話していたら、
ボスがDVDを貸してくれた。
家族のこと、日系ブラジル人のコト、
いろいろ考えさせられる。
日本に住む国籍が異なる人を
「外国人」や「ガイジン」と
くくらなくてもいい日本になればいいのに。
こんなにグローバルな世界なのだから、
せめて心だけでも国境なんてなくなればいい。
映画を見た影響で図書館で目につく本も
日系ブラジル人について書かれた本。
気にな
食べ物が出てくる小説
原田ひ香さんの『図書館のお夜食』で
「しろばんばのカレー」というワードを見つけてからどんなカレーなのだろう…と興味津々。
まずは『しろばんば』を読むことからはじめることにする。
そもそも『しろばんば』を読むのが初めてかも。
学生時代にも読んだ覚えがない。
井上靖さんの自伝的小説だから
その時代の田舎風景がありありと浮かんでくる。
気になっていたおぬいさんのカレーは
にんじんと大根とジャガイモを
世界は繋がっているのに
台湾のコト、中国のコト、アイデンティティのこと。
この本には最近気になっていることが
全部詰まっていて、
読んでいながらやるせなさを感じる。
母語が複数あるとか、
国籍が周りの人と違うとか、
そういうことで自分が何者か
迷子になってしまうのはちょっと悲しい。
「あなたはあなたのままで…」
それをみんなが自然に受け入れられる世界なら
多様性がどうとか話し合う必要さえないのに。
自分の価値観だけが