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MY FAVORITE BOOK

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オススメの本あります。私の読書日記。
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フルーツサンドを食べながら

フルーツサンドを食べながら

連勤後のオフ日。
本を片手にフルーツサンドを食べに行く。
人気フルーツパーラーの待ち時間も
スキな本があれば気にならない。
持っていくのは原田ひ香さんの『喫茶おじさん』。

読みながら食欲も満たされるなんてイイ感じ。
自分は断然「喫茶店」<「カフェ」と
思っていたのにこの本を読んだら
純喫茶に行きたくなる。

原田さんの本に出てくるお店は
大部分実在しているから
読みながら当てはめていくのも楽しい

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文喫さんで出会った冬森さんの本のコト

文喫さんで出会った冬森さんの本のコト

大量の本の中で実際に読める本は一握り。
コレ好きかも…という直感を頼りに
文喫さんの本棚を探索する。

冬森灯さん…初めてお目にかかるお名前だけど
タイトルと装丁に一目惚れ。
『縁結びカツサンド』、おもしろそうじゃん。

さて、本を片手に居場所探し。
結局長く過ごした場所は
行き交う人が見える窓際の席。
見下ろした先にガラス張りのパン屋さんが見える。

話の中に出てくるパン屋さんとは
随分趣きが違

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京都がスキだから

京都がスキだから

しばらく京都に行けてないから
エキスを注入したくて京都本を読み漁る。

定番と新定番、
どちらも魅力的なのが京都のいいところ。

読んでいたら
冬でもないのにすき焼き食べたくなるし、
純和風でもなく
本格韓国料理のお店にも行きたくなる。
立ち食いそば店で
春菊の天ぷらがのったお蕎麦食べるのもいいな。

行きたい場所はどんどん増えるから
毎回行程表がみっちりしてしまうけれど、
本当は一ヶ所でのんびり

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フランスパンの思い出

フランスパンの思い出

柚木麻子さんのエッセイに話題として出てくる
桐島洋子さんの本が気になって
図書館で借りてみることにする。

1976年に書かれたとは思えない内容とキレのよさ。
36年経って復刻するだけはある。

パーティについて述べているくだりを読みながら10代の頃に友人の家のソファで
フランスパンをみんなで引きちぎりながら食べ、
寛ぎながら過ごしたことを思い出したりして…。

料理のことだけでなく
桐島さん自身

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本屋でうっかり

本屋でうっかり

絵本コーナーがスキだ。
そして時折、運命の一冊に出会う。

油断した。
ページをめくりながら
うっかり店頭で泣くところだった。
なんだよ、わすれていいなんて言うなよ。

全世界の子どもを持つオトナと
猫がスキな人に読んでほしい。

でも注意してほしい。
情緒が不安定な時には読んだらいけない。
涙スイッチ押しっぱなしになるので。

雨の日には…

雨の日には…

もうすぐ雨の季節。
しとしと降る雨はキライじゃない。
天気を理由に「今日は本でも読むか…」
と読書を正当化できる。
いや、雨が降っていなくても本は読むのだけれど。

今読んでいるのはエッセイ『とりあえずお湯わかせ』。
私の中で柚木麻子ブームが続いている。

一人でウンウンうなずきながら
読み進めているのだけれど、
後日談としてつけ加えられている一言が
またいい感じ。

そしてお友達の
「ラムレーズ

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せいかつの教科書のコト

せいかつの教科書のコト

今年度の小学生が使用する教科書を見ていたら
「せいかつ」の教科書が素敵すぎた。
ヨシタケさんのイラストが
教科書の至る所に散りばめられているんだもの。

この教科書で授業が受けられるなんて
小学生うらやましすぎ。
しかもただのイラストじゃなく
ヨシタケテイストが満載。
いろいろなこどもへの
メッセージと配慮が感じられる。

このまま絵本として売り出せばいいのに。
光村の教科書担当者の方々、
楽しい

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多様性を受け入れる

多様性を受け入れる

気になっていた本を読みながら午後を過ごす。
neuro diversity …脳神経の多様性についておもしろい取り組みをしている方たちの本だ。

私の周りには標準的ではない非定型の人が多い。
読んでいるうちに
私も彼らに定型の人と同じように振る舞うよう
強いていたのではないかと
思い当たる節がありすぎてハッとする。

そんな私を笑い飛ばすかのように隣で
「定型ではない」ことを肯定して楽しんでいる長

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自己評価を上げる

自己評価を上げる

主婦をしていると
「節約」はかなり気になるキーワード。
以前はあれもこれも「もったいない!」と思い、
切り詰めすぎてバランスを崩したこともある。

食材費や教育費は惜しまず出費するけど…
そんなふうに過ごしているとまず削減するのが
自分のモノ。

美容院の頻度はのびのびだし、
化粧品もボーナス時にプチプラで安く済ます。
ジェルネイルやマツエクなんてもってのほか、
喫茶店でコーヒーを飲むことさえ罪悪

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『BUTTER』

『BUTTER』

ここ数日、
柚木麻子さんの『BUTTER』をひたすら読み耽る。

やはり私は食べ物が出てくる小説がスキだ。
途中で登場人物の言動にウンザリして
読むのをやめてしまおうかとも思ったけれど、
それでも読み進めたのは
最後に主人公の考えがどうなったのかを
知りたかったから、
そして出てくる食べ物の表現に飲み込まれたからにほかならない。

読み終わった今、
胃もたれするくらい満腹。
しばらくはサッパリした

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食べものが出てくる絵本

食べものが出てくる絵本

表紙を見て以前から気になっていた本が
読み進めたら期待を裏切った展開で…。

だっておにぎりって
シャケとか昆布とかが定番なのに
いきなり出てくるのは
「さくらえびとしらすのざくざくおにぎり」なんだもの。
その後もおにぎりの具とは思っていなかった食材がたくさん出てきて私の固定概念を壊してくれる。

苦手な食材でも食べられるようになってほしいという母の願いがいっぱい伝わってきて温かい気持ちになる。

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キミたちのおかげで母になれたワタシ

キミたちのおかげで母になれたワタシ

予約した本の順番がきたと連絡があったので
急いで図書館に行く。

読みはじめるまで気づかなかったけれど、
著者は『書く仕事がしたい』のサトユミさんだった。

ただの育児本ではない。
ところどころでなんだか目がジュワッとする。
親子の話に共感してばかり。
涙もろくなったな、ワタシ。
私もサトユミさんと同じだ。
子どもが生まれて人に頼れるようになったし、
子どもたちのおかげでいっぱい成長できた。

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本がスキ、本屋がスキ。

本がスキ、本屋がスキ。

読書家でもないけれど、本がスキだ。
読むのもスキだけれど
本に囲まれているだけで落ちつく。
しかし所有欲はほぼないに等しいので
欲求を満たすために
本屋や図書館に行くのがお決まりのパターンだ。

本について書かれている本を読んでいる時も
同じように幸せを感じる。
今ちょうどお気に入りの本は
『ちょっと本屋に行ってくる』だ。

シンプルな表紙もスキ、まえがきもイイ感じ。
一番スキな章は
読書部屋をリ

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サバとアサリ

サバとアサリ

食材や薬膳に関する本を読み漁り、
今の自分に足りていないのはサバとアサリかも!
と思いあたる。

さて、早速食材を買いに行くことにするか。
どうやって調理するかも考えなくっちゃ。

いつもは焼きサバにすることが多いけれど、
今回はサバ缶料理にチャレンジ。
トマト缶も買って煮込めば一丁上がりだよね。

アサリも味噌汁がウチでは定番だけれど
具沢山のクラムチャウダーにしよう。
それともボンゴレがいいか

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