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#双極性障害
へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<21>スローなブギにしてくれ。
いやん、久しぶりに来たじゃん、軽躁が。まいったなあ、という感じの中原旦陽です。だいたい、こんな浮かれた書き出しになっているところが、躁を如実に表しています。参った、参った。
でも、これはこのマガジンを書くうえでも、また私自身の今後のセルフコントロールのためにも貴重な体験だと思うので、「渦中の患者」として、今日は躁状態について書いてみようと思います。
これは私の個人的な意見ではなく、主治医もおっ
ふわふわ浮かんでろ(双極性障害の私)<20>ところでタイトルの由来は。
私には、文章の師匠がいます。ずっと、そう、いまでも小説を書くことを生業にするのは、大きな夢なのですが、その夢をずっと見守ってくださっている師匠が東京にいます。時代小説作家をされています。
その師匠には、長らくご迷惑ばかりかけていました。私がフリーランスのライターだったころ、彼のもとで何度も仕事ができなくなりました。またプライベートでも、さまざまな迷惑をおかけしました。
32歳で、故郷に戻ってから
へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<18>私を生かせてくれる「えいや!」の魔法。
春の訪れとともに、長かった心身の不調から抜け出しつつあります。私の不調はいつも季節性ではなく、キャパシティを越えた課題に、自分のコントロールが効かなくなったときに起こるので、たまたま、なのですが、新しい季節と、自分の、大げさに言えば「復活」がシンクロしたのは、とっても嬉しいです。
この不調期間にいろんなことがありましたが、ひとつ学んだのは、不調から抜け出したかったら、やっぱりエネルギーを溜めるし
へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<16>身体と脳と心の声をきく。
主治医に、「今週は命令されたんだから仕方ない、くらいに思って、頭を使おうとせず、ぼーっとしてて下さい」と言われた。頭を働かそうとして頭が働かなくて、結果的に呆然としてるのは得意なんだけど、自主的にぼうっとするのは苦手。はて、どうやって過ごそうか。
11年前の今日の、こんな投稿をFacebookの「過去のこの日」が表示してくれました。自分でもすっかり忘れていたことを思い出させてくれる、この機能、い
へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<3>手持ちのカード。
カードといっても、クレジットカードやポイントカードのことではありません。トランプでいう手持ちの札のこと。
ある尊敬する先生に「人間は、手持ちのカードで勝負するしかない」と言われたことがあります。私には、長らくこの言葉の意味が理解できずにいました。むしろ、自分の手持ちのカードの少なさや、カードの弱さを運命として呪っていたようなところがあったと思います。
なぜ、私には〇〇が無いんだろう。どうして私に