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なぜスヌーピーの音楽はジャズなのか、とヴィンス・ガラルディのセンスの良さ

※日曜日は読む人が激減するので音楽の話を。

スヌーピーのアニメの音楽ってジャズだって知ってますか?

これ、誰が思いついたんだろう、本当にいいアイディアだし正解だったなあっていつも思うんですね。

スヌーピーっていわば、アメリカ版「ちびまるこちゃん」とか、まあちょっと違うけど「サザエさん」とかって感じですよね。

だったらニック・デカロみたいな「ソフトロック」とか、

ダイアナ・ロス&シュープリ

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そういう人に私はなりたい

※土曜日は読む人が激減することが判明したので、個人的な話を。

あなたは、「いつかこういう人物になりたいなあ」というような目標はありますか?

僕、ひとつあるんです。

例えば、大きい飲み会とか、ちょっとしたパーティとかで、「あ、今日、あの人、来てるんだ。話しに行こう」って感じで、飲み会ならその人の近くの席に、パーティならその人が会話してる輪の中に入っていくってことありますよね。

その「あ、今日

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親年齢7歳。まだまだ。

親年齢7歳。まだまだ。

子育てにおいて負のスパイラルに陥ることがたまにある。

大概、些細なことがきっかけでズルズルズルズルと落ちていく。まさに、負のスパイラル。

「こらー、片付けろー!」
「洗濯物をあちこちに散らかすなー!」
「返事しろー!」
「叩くなー!!」

そんな些細なことをキッカケに、自分のエゴ、虚栄心、自己顕示欲、日ごろの不満やストレス、、、それが何であれ、何かが湧き出してきて、ここぞとばかりに子どもたちに

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【図解】赤文字・青文字はもう古い。細分化される私たちの新しい「カラー」

【図解】赤文字・青文字はもう古い。細分化される私たちの新しい「カラー」

「赤文字系」「青文字系」という言葉をご存知でしょうか。

古くからある女性誌の分け方のひとつで、端的にいうとモテ系か否か、というざっくりした区分です。

赤文字系で代表的なのが、CancamやJJなどのモテ系女子大生向け雑誌。
彼女たちにとっては、「かわいい」が最高の褒め言葉です。

対して、青文字系は「Zipper」や「Cutie」など、個性的な装いを好みます。
洋服選びのポイントは、男性からの

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最近、日本人が、けんか腰じゃなく、冷静に反対意見を言えるようになってきた気がする

これ聞いた話なので本当かどうかわからないのですが、フランス人って例えば「カラスは黒いっていう派」と「カラスは白いっていう派」に分かれて、どっちが正しいか討論するらしいんですね。

まあ本当にどっちが正しいとか間違っているかっていうのは関係ないらしいんです(だってカラスは黒いですよね)。どれだけ言葉を使って討論できるかっていうのが目的らしいんですね。

これ、他のヨーロッパ人もそうなのかもしれないの

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はい、と言えない心の底

はい、と言えない心の底

ほぼ日刊イトイ新聞にずっと連載されている、山田ズーニーさんの「おとなの小論文教室。」

いつも真摯で直球、生身の言葉がずらっと並ぶズーニーさんの文章は、まっすぐに心をとらえにくる。
変にウケを狙ったり、飾られたりしていない文章には、何度だって読むたびに「あなたはどう考えるか」と問われる。

その789番目の文章、「『選択』の時、いちばん大事なもの」というタイトルの記事が、私はずっと忘れられない。

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言葉が、私を強くする。

言葉が、私を強くする。

聴こえる子と同じでいたい。

今だから言葉にできるけど、
子どものころはとても直視できない、ヒリヒリした切実な祈りだった。

難聴と診断されたのも、補聴器をつけはじめたのも、
小学校低学年のころ。

当時はまだ障害の程度が軽かったこともあって、
高校を卒業するまで、ずっと聴こえる子たちと同じ学校で学び続けた。

補聴器で声をかき集めて、唇をヒントに相手の話を推測して、
そうしてキャッチした情報

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俺はチョコチップクッキーの一番いい具合のチョコチップ率を探る。

俺はチョコチップクッキーの一番いい具合のチョコチップ率を探る。

チョコチップクッキーが好きだ。俺はクッキーモンスターだからだ。

特にブルボンのこれが好きだ。安いし美味いからだ。

戸棚を開けたら最低一箱はあるように常備している。俺はクッキーモンスターだからだ。

さてこのラベルをよく見て欲しい。「CHOCO」の上だ。

《チョコチップ12%》と書いてある。

体積%だか重量%だかわからないが、これはブルボン社員が美味しさとコストの板挟みになりながら一生懸命血

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「同い年のすげーヤツの存在が簡単に目に入ってきちゃう現象」の傾向と対策。

「同い年のすげーヤツの存在が簡単に目に入ってきちゃう現象」の傾向と対策。

ライターの下津曲さんから第三回目のコラムをいただきました。

第一回、第二回はこちらからどうぞ。読みにくい苗字ですが「しもつまがり」と読みます。苦労してきただろうなぁ……。

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Aについて考えを巡らせながら生活していると、まさにAについて語っている人を目にしたりすることがあります。

例えば、何かの本で読んで引っ掛かったキーワードを、街中やテレビで見たり、身の回りの人が会話にしている、み

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自分が常識人なこと

ツイッターのTLを見ていると、「FBのリア充な感じがイヤだ」というのをよく見かけます。

僕はFBは見ていないのですが、FBの投稿で「ツイッターがイヤだ」と書く人は皆無なのではないでしょうか。

これ、恐らく「FBの方がメインで、ツイッターの方がサブ」だからだと思います。

 ※

ところでcakesって記事の一番下のところに「FBでのシェア数とツイッターでのツイート数」が表示されるのですが、僕の

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ホームで踊る女の子が教えてくれたこと

ホームで踊る女の子が教えてくれたこと

電車を待っている間、中学生くらいの女の子が、ホームで踊っていた。真剣な目で、何度も何度も同じ動きを繰り返していた。音楽を聴きながら、振り付けを確認しているようだった。このあと、ダンスの練習があるのか、何かの本番があるのかはわからない。

が、少なくとも、ホームで他人の目を気にすることよりも、彼女にとっては、大切なものがあった。うまくなりたい、うまく踊りたい、という気持ちに、素直に向き合っていた。微

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自分の過去の文章を読み直すと、どうして面白く感じるのか、と誰かを100%理解すること

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。

自分の文章って読み直しますか?

例えばツイッターでもFBでも良いのですが、自分が一度書いた文章って読み直すと結構面白いですよね。

あれ、常々、「どうして自分の文書ってこんなに面白いんだろう問題」として不思議なんですね。

これ、「日記を読み直す」のと同じように、「そうか、自分ってあのとき、あんなことを考えていたんだ」って、懐かしく思

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