親年齢7歳。まだまだ。
子育てにおいて負のスパイラルに陥ることがたまにある。
大概、些細なことがきっかけでズルズルズルズルと落ちていく。まさに、負のスパイラル。
「こらー、片付けろー!」
「洗濯物をあちこちに散らかすなー!」
「返事しろー!」
「叩くなー!!」
そんな些細なことをキッカケに、自分のエゴ、虚栄心、自己顕示欲、日ごろの不満やストレス、、、それが何であれ、何かが湧き出してきて、ここぞとばかりに子どもたちに当たり散らす。それが負のスパイラルの入り口になることが多い。
「だからXXって言っただろ!!前だってXXX、、、だからXXX、、、」
言い出した途端に自分ではこれはよくないとふと気が付く。
でも、そこで止まらない。止められない。かっぱエビせん状態。
本当は自己満足のために大きな声を出したいだけなんだと思う。
それでも昔よりはだいぶ減らすことができていると思う。
ただ、この負のスパイラルに入ると、なかなか抜け出せない。
怒るきっかけになった何かに腹を立てながらも、怒っている自分が嫌になる。怒らないようにした途端に声を荒げる。どんどん自分が嫌になる。どんどん落ち込んでいく。悲しくなる。
親年齢7歳になっていろいろできるようになったこともある。子どもと共に少しは成長しているのだと思う。
でも、親年齢7歳になっても、まだまだできないこともある。
僕にとって子どもとの時間は、子どもと楽しむ時間であるのと同様に、親として成長していくうえでとても大切な時間なんだと思う。
負のスパイラルに陥った後、子どもには謝るように心掛けている。
ごめんね。お父さん、また大きな声をだしちゃった。お父さんの言い方はよくなかったと思う。ちゃんと普通にお話しして伝えればいいのに、大きな声出して怒鳴ってごめんね。怒鳴っておこることは一番よくないことっていつも言っているのに、よくないことしちゃった。
子どもはスッと受け入れてくれる時もあれば、ふてくされる時もある。泣いて許してくれる時もあれば、すぐにケロッと笑ってくれる時もある。
怒られて、怒鳴られて嬉しいことはない。
物事を伝えるうえでも、怒るというのは一番幼稚で低レベルのコミュニケーションだと思っている。
でも、それをしてしまった時、その後に陥る負のスパイラルからはなかなか抜け出せない。自分で怒ったのに、自分で嫌になっている。
もう、そもそも、負のスパイラルに入りたくない。
そうなれるように、父親年齢7歳の僕はもう少し成長するために、日々子どもに接していく。
どうすればいいのかあれこれ考え、迷いながら。
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