なぜ今, 『 書くこと 』 なのか.
こんにちは,いずは。と申します。
執筆の背景
私は,最近『Mikke(ミッケ)習慣ジャーナリング』というサービスをリリースしました.
このサービスの目的は以下です.
『 書くこと(ジャーナリング) 』 をデジタルで実現し,自分の感情の流れや "書いている" という実感を湧いてもらって日常に幸福感を感じてもらう.
では,なぜ今,世の中のIoT化であったり,ストレス発散法であったり,デジタル化が進むなかで古典的に感じる『 書くこと 』なのか.
それをこの記事で紹介していこうと思います.
なぜ,今 『 書くこと 』 なのか.
デジタルが進んでも風化しない 『 書く 』 行為
まず,書くという行為についていくつか効果が証明されているものを紹介しようと思います.
書くことで,ネガティブ感情を緩和することができる.
これは,カタルシス効果という心理的に効果があると証明されています.
具体的には,不安や緊張、ネガティブな感情を書き出したり、口に出すことで苦痛が緩和され、安心感を得られる現象のこと
書くことで,新しい自分を見つけられる.
これは,オートクライン効果というものです.
具体的には,自分の考えていること,感情のくせに意識的になることによって,"自分が普段どんな感情なのか" など目に見えない感情を可視化することで,それまで感じなかった気持ちやその根底にある理由に気づけます.「あっ!!」っと気づくことこそオートクライン効果と言えます.
このように実際に,効果が証明されていることがまだまだ紹介しきれないほどあります.
個人的に好きな 『 書く 』 ことについて
『 書くこと(ジャーナリング) 』をするまで
『 書くこと(ジャーナリング) 』をするまでは,自分が普段どんなことを考えているか.どんな思考の癖があるか.どんなときにネガティブになりやすくて,どんなときに活力が湧くか.そんな,自己分析をうまくできませんでした.
自分の思考や感情がわからないということは,コントロールのしようとしても何をどうコントロールすればいいか.わからずうまくいかない.
自分自身,感情の起伏が激しいことをコンプレックスに思っていました.
そんなときに出会ったのが,この本です.
この本の中で,Morning Page という朝起きて,自分の思考をどんな感情でも恥ずかしがらずに30分間書く.という方法が紹介されてしました.
そこで,そこから毎日とにかく書く.ことを継続してみました.
書くことを継続するなかで,自分を客観視する能力が前よりも身についた感覚があります.
自ずと,自分の思考や感情の癖を知っていき,コントロールする力が身についていくことを実感しました.
言葉を変えれば,メタ認知能力が前とは,段違いに上がった気がします.
これは朝だけでなく,日常の中で自分の感情や思考に内省することが多くなり,それが自分の癖になっていきました.
また,ここでは思わぬ副作用もありました.
思わぬ副産物
毎日,『 書くこと(ジャーナリング) 』をすることでそれまで自分が置き去りにしてきた思考が頭の片隅に残るようになりました.
具体的には,本を読んでいるとき,映画を見ているとき.この作品の中で,この登場人物は何を考えているのだろう. この本のこの1文は一体何を伝えたいのだろう.そして他の人ならどう捉えるのだろう.
日常の中で感じることは,たくさんあるものの,それをメモしたりは特にせず,思考が睡眠によって忘却するのに身を任せ,人と話す前に忘れてしまう.
そんな毎日でした.
だから," 誰かと話す " ということ自体が苦手で,話題も特になく.
「みんなあんなに楽しそうに話していてすごいなあ」と.
人と話すこと自体に苦手意識がありました.
ですが,『 書くこと(ジャーナリング) 』をはじめてから思わぬ副産物があったのです.
それが今まで,置き去りにしてきた思考を思い出すタイミングができたことで,話したい話題が頭の中に無数にある状態になり,人と話したい!!と能動的に思うようになりました.
これをきっかけに" 人と話す " ということそのものが自分の趣味になりました.
これは,思わぬ副産物と言えます.
書くことをこよなく愛する.
書くこと(ジャーナリング)が大好きになった僕にとって,この行為自体が人と共有したいものになりました.
ですが,思い返してみると.
毎日日記を書いてよ.なんでも良いから.10分でもいいからとにかく書いてみると良いらしいよ?と言われてもなかなか敷居を高く感じます.
そこで,スマホでも,PCでもデジタルで少しでも敷居が低い状態で多くの人に使ってもらえるサービスを作りたい.
そう思って,『Mikke(ミッケ)習慣ジャーナリング』というサービスを作りました.
書くことを愛する同志へ
書くことが好きな人,ジャーナリングという言葉を知ってる人.書く瞑想ってなんか聞いたことあるよ.
朝に書くということもうやっているよ.という同志の方がいらっしゃたら.
『機能を試す』ことができますので,あなたのこだわりがこのサービスで実現できているか.1度お試しいただけると嬉しいです.
あなたと一緒に書くことの喜びを共有して,良いサービスにできるように誠心誠意努めて参ります.
これから仲間に加わるあなたへ
書くこと,ジャーナリングなど.この記事をきっかけに知ったというあなたへ
まずは,ここまで読んでいただき,ありがとうございます.
読んでいただいて,あなたの思考の片隅に置いていただけただけでまずは感謝しかありません.
もしこの記事をきっかけに書くことをやってみてもいいかも.少しだけ触るくらいならいいかも.
そう思っていただけたのであれば,サービスを触っていただけるとものすごく喜びます.嬉しいです.
このサービスは,まだ知らないという人やちょっと気になってたけどなかなか敷居が高くてできてない.という人にちょっとでも知ってもらって日常に幸福感を感じてほしい.そんな思いからサービスを作りました.
Mikke(ミッケ)トップページの『機能を試す』というところから一通り機能を使用することができます.
使用してみて,実際に使いにくいところ,良いと思ったポイントなどがあれば,気軽にこちらのコメントか,Twitterに声をあげていただけると嬉しいです.
あなたの率直な意見がサービス向上の力になります.
※当サービスは,モバイルファーストのサービスになっておりますのでスマホで使用することをおすすめします.
また,PCやiPadでも問題なく使用できます.
Mikke(ミッケ)習慣ジャーナリング
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