佐為末利(SAIMatsuri)
佐為末利(さいまつり)と申します。 先日、睡眠のお薬を切らしており、全く眠れない夜がありました。(2、3時間寝れたけど寝た気がしなかった) 底知れぬ闇の中に身を…
さいまつりと申します。 入選しませんでしたが、現代詩人会の投稿ページに投稿した作品を載せます。 自分なりの正義を書きましたが、綺麗事すぎたかもしれません。 人の…
こんばんは さいまつりです 日本現代詩人会 第30期 詩投稿欄 にて「深海トーク」が佳作となりました。 前回に引き続き…とても嬉しいです。 詩は以下に記載します。 _…
日本現代詩人会 第29期 詩投稿欄にて、「できもの」を根本正午さんに選んでいただきました。 詩で選ばれたのは人生で2度目、中学時代にエントリーした矢沢宰賞ぶりなの…
なにもかも 聞こえない なにもかも 味方する 夜 歌姫は 皆 死んだ夜 おまえの 勿体無い… という言葉など、 想像力に乏しすぎる 恋をして 本当に綺麗になったあの子…
欲望が滲む窓を 指で撫でると 沢山の光が 飛び込んでくる 貴方 不味いものまで欲しがって なんでも話だけで 片付けようとする人 デザートなんていらない 早く帰ってしま…
祭りの後 立ち去った人は 次の夢を捜すでしょうか 祭りの後 くれた視線は 次の命燃やすでしょうか 浅い眠りを焚べて 祭りを夢見る心は残らず なんなら覚めてしまえ 出任…
絶望は冷めやかに いつの肉体労働のつかれにくゆらす 冷たく見るひとたちは忙しい 貴方は知っているでしょう 語られることなきワインの赤色を 説明ならば一度だけ 譲られ…
私は私という意味だけ まるで過不足無し 嫌いな名前 何度も書いた 重なる帳尻合わせとその返済 鏡の向こうの近親憎悪 こんな名前、誰の為? お前が奪った私、返せ …
歌がうまいね この娘 貴方はレコードの声に 嘯く 帰りの支度の合間に 木漏れ日が立ち去る この部屋に何が あったというのだろうか 私が笑うから 貴方も笑った ほんのひ…
「嘘をついている人間なんて みればすぐわかる」 本当かな? 肌を脱(ぬ)いたら たちまち露わになる 恥ずべき人生 景色が眩む ここでは殴り合いも出来無いのか 傷つきた…
笑っているのか 泣いているのか 酔っているのか 醒めているのか 生まれたとき 一瞬のきらめき そこからずっと 魔力をかけられて 生まれたっきり 私を愛しているのは 喝采…
どうしてこれまで 私のことを知っているのか どうしてこの馨りを 嗅ぎ分けてきたのか 食後にはちょうどいいお口直しは 出来レースと冗談と トカゲの尻尾 老いたネコ 居…
お互いのことは 知っていた コーヒーを飲みながら ノートを広げていると いつも勝手に 相席してくる人 私をひたすら笑わせて 先に帰ってしまう 午後三時頃になると 店…
ずっとある痛みがなんの痛みかもわからず 薬を塗っていたけれど もう鏡も見なくていい 指先で弾けば なにもかも失う危うさだ けれど 今が青春じゃないというなら なんだ…
なんでもわかるよ 母親のように なんでも見えるから 存在しない時間に消える あの人が好きだ 隣人のリテラシー 風通しのわるい家に文句はないが 貴方の相手が落としてい…
2024年5月20日 19:10
佐為末利(さいまつり)と申します。先日、睡眠のお薬を切らしており、全く眠れない夜がありました。(2、3時間寝れたけど寝た気がしなかった)底知れぬ闇の中に身を置いていると、果てしない孤独を感じました。本当に。なんで寝れないんだ、、、と自分を責めたり。だって私、未成年の時から10年以上、不眠なのです(正確には「不眠」と思ってきたのです)。だから、急に自分の思考を制御してくれるストッパーのよう
2024年2月10日 22:09
さいまつりと申します。入選しませんでしたが、現代詩人会の投稿ページに投稿した作品を載せます。自分なりの正義を書きましたが、綺麗事すぎたかもしれません。人の悪意に塗れる時期もあり、、、嫌いなことはやっぱり好きにはなれません。無理なものは無理ですね。私は、話をすることがほんとに苦手です。最近はぜんぜんしゃべれない・・・しゃべりすぎたり、黙ったりしてしまう。言わなきゃよかった、言
2023年11月19日 21:08
こんばんはさいまつりです日本現代詩人会 第30期 詩投稿欄 にて「深海トーク」が佳作となりました。前回に引き続き…とても嬉しいです。詩は以下に記載します。______ずっとってないらしいよあこがれは永遠じゃないそれを気づかせてくる人たちがこっちを見て手招きしてるでもそちらを向いてしまったらあたしの心はもう戻らないことを、 知っている(まあ きっと なんとか
2023年8月30日 21:10
日本現代詩人会 第29期 詩投稿欄にて、「できもの」を根本正午さんに選んでいただきました。詩で選ばれたのは人生で2度目、中学時代にエントリーした矢沢宰賞ぶりなのでおよそ10年ぶりです…。とてもとてもとても……嬉しいです。そもそもnoteに詩以外の投稿をするのは初めてです。苦手ですがいつかきちんと自己紹介したいとも思っています。(てか、詩友が欲しい…)思考の放浪癖が止まらない為、とても
2022年12月17日 00:50
なにもかも聞こえないなにもかも味方する 夜歌姫は 皆 死んだ夜おまえの 勿体無い… という言葉など、想像力に乏しすぎる恋をして本当に綺麗になったあの子歌に歌われた女全部、同じ夜あなたは魔女だと決めつけてくる男に、 もう全ては終わったことだから・・・まさに、パーフェクトナイト皆 眠り 見ない素振りをするなにもかも鮮明になにもかも隠さ
2021年12月13日 20:23
欲望が滲む窓を指で撫でると沢山の光が飛び込んでくる貴方不味いものまで欲しがってなんでも話だけで片付けようとする人デザートなんていらない早く帰ってしまおうデザートなんていらない、と貴方はいつも言うの
2021年11月28日 20:27
祭りの後立ち去った人は次の夢を捜すでしょうか祭りの後くれた視線は次の命燃やすでしょうか浅い眠りを焚べて祭りを夢見る心は残らずなんなら覚めてしまえ出任せばかりに身振り手振りも沈黙を埋める三枚目格好(pose)で埋めるなら黙ろうか祭りの後を嗤われてそれが栄光よもう飾りは付けないね貰いもんは要らないね
2021年11月24日 20:52
絶望は冷めやかにいつの肉体労働のつかれにくゆらす冷たく見るひとたちは忙しい貴方は知っているでしょう語られることなきワインの赤色を説明ならば一度だけ譲られることなき唇にあげたい花などありません腕を切るよに少年時代をあきらめた幼い頃の面影を見出せないなら母親が恋しいつの日も私は貴方がほしい
2021年11月13日 02:07
私は私という意味だけまるで過不足無し嫌いな名前何度も書いた重なる帳尻合わせとその返済鏡の向こうの近親憎悪こんな名前、誰の為?お前が奪った私、返せそもそもは何も無いmeaningless
2021年11月3日 16:28
歌がうまいねこの娘貴方はレコードの声に嘯く帰りの支度の合間に木漏れ日が立ち去るこの部屋に何があったというのだろうか私が笑うから貴方も笑ったほんのひととき貴方は楽しかったのかしら貴方の手を引き乱暴に連れ出した情熱だけで好きだと言った思い出だけは優しげに温い毛布が絡まりこの部屋に何があったというのだろうか私が泣くからごめんと言ったほんのひと
2021年10月31日 13:16
「嘘をついている人間なんて みればすぐわかる」本当かな?肌を脱(ぬ)いたらたちまち露わになる恥ずべき人生景色が眩むここでは殴り合いも出来無いのか傷つきたくないなら傷つけろ
2021年10月29日 23:29
笑っているのか泣いているのか酔っているのか醒めているのか生まれたとき一瞬のきらめきそこからずっと魔力をかけられて生まれたっきり私を愛しているのは喝采だけ
2021年10月27日 21:08
どうしてこれまで私のことを知っているのかどうしてこの馨りを嗅ぎ分けてきたのか食後にはちょうどいいお口直しは出来レースと冗談とトカゲの尻尾老いたネコ居なくなるなら後始末させないで死ぬなら一匹(ひとり)で死ぬね求められぬなら求めろよ
2021年10月25日 09:08
お互いのことは 知っていたコーヒーを飲みながらノートを広げているといつも勝手に 相席してくる人私をひたすら笑わせて先に帰ってしまう午後三時頃になると店先では貴方を待つ人影が早く出てこいと急かしていたから愛嬌のある人気者クセのないブレンドコーヒー笑うと片頬が上がるのクールだと思ってたどんな冗談を言ってもおどけて笑ってみせる いなせな人甘くて優しい人気者まろ
2021年10月24日 15:32
ずっとある痛みがなんの痛みかもわからず薬を塗っていたけれどもう鏡も見なくていい指先で弾けばなにもかも失う危うさだけれど今が青春じゃないというならなんだ「何故」と聞かないで二人に前提は無いからはやく大人になってくれ
2021年10月23日 11:13
なんでもわかるよ母親のようになんでも見えるから存在しない時間に消えるあの人が好きだ隣人のリテラシー風通しのわるい家に文句はないが貴方の相手が落としていった草花が拾われないなんでもわかるよ女神のようになんでも見えるから死角に存在する時間を覗きたい隣人のリテラシーなにかわかるなにか見えるから