葡萄酒の微笑み

絶望は冷めやかに
いつの肉体労働のつかれにくゆらす
冷たく見るひとたちは忙しい

貴方は知っているでしょう
語られることなきワインの赤色を
説明ならば一度だけ

譲られることなき唇に
あげたい花などありません

腕を切るよに少年時代をあきらめた
幼い頃の面影を
見出せないなら母親が恋し

いつの日も私は貴方がほしい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?