いさお

25歳 社会人3年目 不定期に更新し続けます。多少、更新間隔が短くなったり、長くなった…

いさお

25歳 社会人3年目 不定期に更新し続けます。多少、更新間隔が短くなったり、長くなったりしますが、お許しください。

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踊る大捜査線

『踊る大捜査線』が再放送されている。 小さい頃は警察官がかっこよく見えた。刑事ドラマを見ることが多かった。『相棒』や『科捜研の女』よりも、『あぶない刑事』や『踊…

いさお
3日前
6

さびしいじんせい?

僕の人生は、寂しい人生である。 寂しくなったのは大学生の時から。「人生の夏休み」と俗に言われる大学生活はずっと1人ぼっちだった。 近所の大学に進学したため、自転…

いさお
9日前
27

先輩風

職場に先輩風を吹かす人がいる。 職歴は5年違うが、年齢は1つしか違わない。地元も割と近く地元話で盛り上がることもしばしばある。 年齢が近いせいもあって、最初は近…

いさお
2週間前
10

ハッピーセット

仕事で、後輩の女の子と車が一緒になった。 午前11時頃、午前中の業務が終わった。 「お昼ご飯、どうする?」と聞くと、「○○(もう1人の後輩の女の子)はマック行った…

いさお
3週間前
7

頑張らない、をガンバる

頑張っても報われないな、と思うことが多い。 残業が少ない部署にもかかわらず、気付くと周りには自分と上司しかいないことが増えている。 残業時間が長いと、残業多くな…

いさお
1か月前
10

病は気から?

具合が悪い。 具合が悪いのにnoteを書いているのは、ただ単に暇つぶしと気を紛らわすためである。 自分の職場で2週間前くらいから体調不良者が続いて出ている。風邪を引…

いさお
1か月前
5

お毛々

ここのところずーっと気になっていたものがある。なんなら、邪魔だとも思っていた。 脇のお毛々たち。 こんなにクソ暑い日が続いている中で、他人の毛の事情なんて聞きた…

いさお
1か月前
4

嫌ならイヤだと

「うわ、これはやりたくないな……」という仕事を振られることがある。これは僕だけ特別にあるわけじゃなくて、同じ部署の人はもちろん、社会人だけでなく、生きていれば拒…

いさお
1か月前
4

手を挙げる

久しぶりに研修を受けた。 数か月ぶりに1時間ほど電車に揺られた。世の中にはいろんな人がいるな、と至極当たり前のことを電車に揺られる度に思う。 研修センターに到着…

いさお
1か月前
6

あんなに好きだったのに

梅雨も明け、蝉の鳴き声がやかましくなってきた。 毎年常々思うが、暑さが狂暴になってきてませんか? 『殺人級の酷暑』と言っても過言ではない。 他人よりも汗っかき体…

いさお
2か月前
11

眠れない夜に

ベッドの頭上に照明とコンセント、そして小さな置時計が置いてある。 目をつむりながら手探りで時計のありかを探す。時計を掴み、バックライトをつける。暗闇に目が慣れて…

いさお
2か月前
8

推しが結婚した

推しが結婚した。 テレビや雑誌など様々な媒体で活躍している推し。まったくの赤の他人が結婚することに対し、こんなにも心の中で何かが渦巻くものなのか。 母と一緒にテレ…

いさお
2か月前
21

ごちそうさまです

仕事の日、昼食にラーメンを食べようとなった。職場の先輩Aと近くのラーメンチェーン店に向かった。 向かう途中、他の先輩2人(以下B・C)と一緒になり、せっかくだからと…

いさお
2か月前
6

本当のコミュ力

大学時代、学校へ行ってから家に帰るまで一言も話さなかったことが何回もあった。 グループワークがない授業のときは端の席に座り、空きコマは図書館で雑誌『ダ・ヴィンチ…

いさお
3か月前
5

地獄耳

僕の耳は少し変わっている。形は主張が激しくなく極々一般的、普通である。変わっているのは中身。 「いつも思うけど、ほんと、周りの声が聞こえてるよね。抜かりなく」 …

いさお
3か月前
2

誕生日

25回目の誕生日を無事に迎えることができた。 会社では、当月が誕生月の人は日にちと顔写真がポスターとして印刷され、会社の隅っこに掲示される。入社した当時は誰がこ…

いさお
3か月前
10
踊る大捜査線

踊る大捜査線

『踊る大捜査線』が再放送されている。

小さい頃は警察官がかっこよく見えた。刑事ドラマを見ることが多かった。『相棒』や『科捜研の女』よりも、『あぶない刑事』や『踊る大捜査線』が好きだった。
昨今よく見る、頭を使いながら視聴するドラマが本当に苦手な自分が、時折挟まれるギャグやコントに笑い、街中を疾走するパトカーに憧れ、事件の裏側にある登場人物の心情に心を動かされた。

生まれた時にはすでにドラマは終

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さびしいじんせい?

さびしいじんせい?

僕の人生は、寂しい人生である。

寂しくなったのは大学生の時から。「人生の夏休み」と俗に言われる大学生活はずっと1人ぼっちだった。

近所の大学に進学したため、自転車で20分漕いで通っていた。
スクールバスにぎゅうぎゅう詰めにされた苦労を経験したわけでもないし、電車1本逃しただけで遅刻確定、というスリルを味わうこともなかった。
だけど、最寄りの駅や近場の栄えている駅で友人と買い物をしたり、飲み会に

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先輩風

先輩風

職場に先輩風を吹かす人がいる。
職歴は5年違うが、年齢は1つしか違わない。地元も割と近く地元話で盛り上がることもしばしばある。

年齢が近いせいもあって、最初は近所のお兄ちゃん的存在だった。職場でいじったり、いじられたりする、傍から見たら良い関係性に映るような存在だった。
職場の外でも仲良くしてもらった。仕事の先輩と初めてご飯に行った。焼き肉を奢ってくれた。人生の中で片手で数えられるくらいしか焼き

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ハッピーセット

ハッピーセット

仕事で、後輩の女の子と車が一緒になった。

午前11時頃、午前中の業務が終わった。
「お昼ご飯、どうする?」と聞くと、「○○(もう1人の後輩の女の子)はマック行ったみたいで」と答えた。
後輩の女の子2人はとても仲が良い。常にニコイチで、逆に見てるこちらが引いてしまうくらいベタベタである。
素直に、マック行きたいです!と言ってくれれば行くのにな、と思いつつ、自分も後輩のときにはあんまり自分の意志を通

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頑張らない、をガンバる

頑張らない、をガンバる

頑張っても報われないな、と思うことが多い。

残業が少ない部署にもかかわらず、気付くと周りには自分と上司しかいないことが増えている。
残業時間が長いと、残業多くない?と上司からの遠回しの注意、というか皮肉や嫌味を含んだ言葉をかけられる。
残業が少ない部署の中でまだ役職もついていない3年目の若造が先輩方よりも多く残業していることが、いけないらしい。
俺だって残業したくてしてるわけじゃない!と言いたい

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病は気から?

病は気から?

具合が悪い。
具合が悪いのにnoteを書いているのは、ただ単に暇つぶしと気を紛らわすためである。

自分の職場で2週間前くらいから体調不良者が続いて出ている。風邪を引いた人、目眩がひどくて家から出られなかった人、電車に乗っていて急に汗が止まらなくなり吐き気を催してしまった人。
異常な暑さは体力を奪い、免疫が落ちる。そこにちょっとしたバイアスがかかって体調を崩しやすくなってしまったのだろう。

自分

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お毛々

お毛々

ここのところずーっと気になっていたものがある。なんなら、邪魔だとも思っていた。

脇のお毛々たち。

こんなにクソ暑い日が続いている中で、他人の毛の事情なんて聞きたくないわ! と思われるでしょう。気分も悪くなるでしょう。
本当に申し訳ございません。でもこの話は書かせてください。たまには暗い話以外のどーでもいい話も久々に書いてみたいんです。
できるだけ汚い話にはさせないつもりなので。それでも少しでも

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嫌ならイヤだと

嫌ならイヤだと

「うわ、これはやりたくないな……」という仕事を振られることがある。これは僕だけ特別にあるわけじゃなくて、同じ部署の人はもちろん、社会人だけでなく、生きていれば拒みたくなる事柄を任せられることはある。

今までは、できるだけ最大限引き受けてきた。自分で引き受けたにもかかわらず、ずっとぶつくさ言いながら仕事をこなしたり、嫌だという感情を包み隠せず表情に出しながらこなしていた。

でもこれからは、嫌なも

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手を挙げる

手を挙げる

久しぶりに研修を受けた。
数か月ぶりに1時間ほど電車に揺られた。世の中にはいろんな人がいるな、と至極当たり前のことを電車に揺られる度に思う。

研修センターに到着すると同じ部署の先輩がいた。
研修は同じ会社の先輩たちが講師として行うものだった。先輩はその中の1人だった。

「今日は頼むね」

ただのリップサービスである。それは分かりつつも、任してください!と気合が入る。こういうところで単純な(チョ

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あんなに好きだったのに

あんなに好きだったのに

梅雨も明け、蝉の鳴き声がやかましくなってきた。

毎年常々思うが、暑さが狂暴になってきてませんか?

『殺人級の酷暑』と言っても過言ではない。
他人よりも汗っかき体質の自分にとって、すぐに服がビチョビチョになって気持ちが悪くなる。夏は暑さよりも汗の方が強敵だった。だけど年々、最高気温が更新されている異常気象がもたらす暑さがダブルパンチとなり、お天気お兄さん・お姉さんの発する「外出は控えるように」と

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眠れない夜に

眠れない夜に

ベッドの頭上に照明とコンセント、そして小さな置時計が置いてある。
目をつむりながら手探りで時計のありかを探す。時計を掴み、バックライトをつける。暗闇に目が慣れているせいか、バックライトの光量に毎回目をつぶされる。今晩もちゃんと一瞬光量に目くらましをくらいながら、時間を確認する。

2:32。
昨日は23時に寝た。いつもなら22時には就寝しているのだが、帰宅が遅かったのと、次の日が休日だったから少し

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推しが結婚した

推しが結婚した

推しが結婚した。
テレビや雑誌など様々な媒体で活躍している推し。まったくの赤の他人が結婚することに対し、こんなにも心の中で何かが渦巻くものなのか。
母と一緒にテレビを見ていたら「最近、すごくキレイになってない? いいパートナーができたんじゃないの?」と母が言った。僕の目から見てもそう映っていた。贔屓目なしに見ても、以前よりも断然美しくなっている気がした。そんな事実を認めたくなくて、「いや、元々キレ

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ごちそうさまです

ごちそうさまです

仕事の日、昼食にラーメンを食べようとなった。職場の先輩Aと近くのラーメンチェーン店に向かった。
向かう途中、他の先輩2人(以下B・C)と一緒になり、せっかくだからということで4人でラーメンを食べることになった。
先輩Aはいつも自分のことを気にしてくれる優しい人で、先輩Bは主任で4人の中で最年長、先輩Cは職歴が僕の1個上である。

そのラーメン店はずっと気になっていたところで、やっと訪れることができ

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本当のコミュ力

本当のコミュ力

大学時代、学校へ行ってから家に帰るまで一言も話さなかったことが何回もあった。
グループワークがない授業のときは端の席に座り、空きコマは図書館で雑誌『ダ・ヴィンチ』のバックナンバーを何度も読んだり、好きな音楽を聴きながらフラフラ意味もなく構内を歩いて時間をつぶしたりしていた。
誰かと話をすることがとてつもなく体力を使うから避けていた。
するとどんどん会話をすることに対して自分の中でハードルが上がって

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地獄耳

地獄耳

僕の耳は少し変わっている。形は主張が激しくなく極々一般的、普通である。変わっているのは中身。

「いつも思うけど、ほんと、周りの声が聞こえてるよね。抜かりなく」

ちょこっと変わっていて面白い、会社の同期から言われた。彼女と上司の会話の内容を少し茶化したとき、呆れたように僕に言った。茶化した後の反応が面白いから、なんて言うと「性格悪いわ」と怒られることは分かっているから「それはどうも」と答えるかそ

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誕生日

誕生日

25回目の誕生日を無事に迎えることができた。

会社では、当月が誕生月の人は日にちと顔写真がポスターとして印刷され、会社の隅っこに掲示される。入社した当時は誰がこんなの見るの?と疑ったが、案外見ている人は多かった。
自分が誕生日になったときにおめでとうと声をかけられた。ありがとうございますとペコペコ頭を下げながら応えた。

会社の人に祝われることがなんとなく苦手である。
おめでとうと言われ悪い気は

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