「Pythonでできること7選+α」すぐに仕事を自動化・効率化できる技術
こんにちは、「Python学院」の政田です!
(Python学院については以下の記事をご覧ください)
「Pythonって最近よく聞くけど、結局何ができるの?」
「Pythonを使えるようになったところで、仕事で使えるようになるの?」
このnoteを読んでくださっているあなたは、きっとこのような疑問を抱いているのではないでしょうか。
本日は、「Pythonでできること7選」として、すぐに仕事を自動化・効率化することができる業務・作業についてご紹介します!
最後にはおまけとして、本格的な開発編も2つ紹介していますので、どうぞお楽しみに☕📖
Pythonでできること「仕事ですぐ使える編」
①Excel操作(エクセル)
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること1つ目は、Excel操作です。
Pythonでは、ExcelファイルやCSVファイルのデータを読み込んで、プログラム上で操作することができます。逆に、Excelファイルにデータを書き込むこともできます。
プログラムからExcelファイルの操作が可能になると、毎日のルーティンワークがプログラム実行ボタンを押すだけで終わる、なんてことが実現可能になりますよ!
<具体的な活用事例>
・Excelファイルからデータを抽出し、自社システムに転記する
・複数ファイルに分かれたデータ(アンケートなど)を、1つのファイルに集約する
② スクレイピング(Web上からの情報収集)
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること2つ目は、スクレイピングです。
ちなみにスクレイピングとは、Webページ上から特定の情報だけを抽出することができる技術のことです。
スクレイピングができるようになると、これまで手作業で行ってきた「コピー&ペースト」の繰り返し……といった業務を簡単に自動化できますよ!
<具体的な活用事例>
・通販サイトから売れ筋ランキングを取得し、売れ行きや市場ニーズを確認する
・ニュースサイトから、特定のキーワードを含む記事のURLだけを取得する
③ ブラウザ操作
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること3つ目は、ブラウザ操作です。
ちなみにブラウザとは、GoogleChromeやSafariなど、Webページを見るときに使うものです。
Pythonでは、プログラム上でブラウザを自動で操作することが可能です。具体的に言うと、特定のページを開いたり、ボタンをクリックしたり、入力フォームに値を入れるなどといった、普段ブラウザでする作業をプログラムからも実行できるんです。
<具体的な活用事例>
・サイトにログインした後のページや、特定条件で検索した後のページなど、通常のスクレイピングでは取得できない情報を、ブラウザ操作を行うことで取得する
・特定のページからデータをコピペして作成するレポート業務を自動化する
④ データ分析
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること4つ目は、データ分析です。
Pythonでは、大量のデータを分析することができます。社内データやWeb上から取得したデータなどを分析して、項目Aと項目Bの関係性を把握したり、データの傾向を確認したりすることができますよ。
<具体的な活用事例>
・入社試験の成績と、入社後の営業成績の相関関係を調べて、採用方針が正しいかどうかを見直す
・Web上から取得した気候データと、社内の売上データの相関関係を調べて、気候の影響を把握する
⑤ メール自動送信
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること5つ目は、メール自動送信です。
Pythonでは、プログラム上から自動でメール送信することが簡単にできます。メール自動送信を使えるようになると、大量のお客さまに宛名だけを変えて送ったり、添付ファイルだけを変えて送ったりすることができます!
<具体的な活用事例>
・担当切り替わりの挨拶メールで、宛名の会社名と個人名部分だけを差し替えてメールを送る
・会社ごとに作成した提案書を、宛名に合わせて自動的にピックアップし、添付して送信する
⑥ Word操作(ワード)
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること6つ目は、Word操作です。
Pythonでは、プログラム上でWordファイルも操作することができます。Wordファイルを開いて目視で確認することなく、プログラム上でデータを読み込んだり、書き換え・追記などを行うことができますよ。
<具体的な活用事例>
・定期的なレポート作成業務にて、システム上から取得した値をWordファイルに書き換えて、自動作成する
・プログラム上で読み込んだ顧客情報から、メールの宛名部分を自動的に書き換えて文面を作成する
⑦ PowerPoint操作(パワーポイント)
「仕事ですぐ使える」Pythonでできること7つ目は、PowerPoint操作です。
Pythonでは、ExcelやWordだけでなく、PowerPointファイルも扱うことが可能です。文字を書き換えたり、表やグラフを追加するなど、かなり幅広い操作を行うことが可能です。
<具体的な活用事例>
・商談ごとに用意する提案書を、顧客情報に合わせて自動作成する
・社内会議にて使用するレポートを、社内システムから取得したデータを用いて自動作成する
Pythonでできること「本格的な開発編」
ここまで「仕事ですぐ使える」というテーマで、Pythonでできることを7つ見てきました。ここからは文末のおまけとして、「本格的な開発編」を2つお届けします。
① アプリ開発(スマホアプリ・ウェブアプリ・ウェブサイト)
本格的な開発を通してPythonでできることの1つ目は、アプリ開発です。Pythonでは、スマホアプリやウェブアプリなどのアプリを作成することができます。
実際に、「YouTube」や「Instagram」などの超有名人気アプリ・サイトは、Pythonを使って開発されています。
② AI開発(機械学習)
本格的な開発を通してPythonでできることの2つ目は、AI開発です。
Pythonは機械学習の標準言語となっているほど、AI開発に強いという特徴があります。PythonがAI開発や機械学習に強い理由は、AIや機械学習に特化した開発部品(モジュール)がたくさん用意されており、データさえあればそこまで難しくないコードで本格的なAIを作成することができるからです。
まとめ「Pythonはできることが幅広い!」「仕事を自動化・効率化するために、Pythonを学ぼう!」
ここまでご覧いただいたように、Pythonはできることが実に幅広いです。
特にOffice系のソフトとの相性が良いので、皆さまも、すぐに自動化できそうな身近な業務が1つや2つは浮かんだのではないでしょうか。
Pythonを学んで身近・煩雑な業務を自動化できるようになると、より重要性の高い「頭を使う仕事」に時間を割くことができるようになりますよ!
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(「Python学院」プロジェクトメンバー 政田)
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