いけだなお

(25) 私の旅と日常、モヤモヤ、感じたことを書いたり。 Zineづくり。いつかは個展…

いけだなお

(25) 私の旅と日常、モヤモヤ、感じたことを書いたり。 Zineづくり。いつかは個展もしてみたい。

記事一覧

不安だらけの日々を愛してみる、春

4月。 周りが桜の景色をたくさんSNSへとアップする中、北海道の1日はまだまだ肌寒い。「春」という季節を画面からでしか感じられないのは初めてかもしれない。 身近な自…

いけだなお
3週間前
13

一区切りの3月

3月。 北海道に行くという現実が間近になった途端に、これまでの愛おしい環境を手放すことが急に寂しく思えてくる。 次は自分の地元との遠距離恋愛。 ありがたいことに…

いけだなお
1か月前
12

春の匂いを感じつつ2月の振り返りを。

このnoteを書いているといつも思うけれど、1ヶ月ってあっという間だ。 note自体、私はコロナ前から始めているので、かれこれ6年くらい続けている。(前のアカウントに入れ…

いけだなお
2か月前
9

2024年、初めましてのnote

新年が明けて初めてのnote。 2024年が始まって早々、世の中が混乱する出来事が立て続きに起きて、 いつの時代も、油断ならないことばかりだなと思うのでした。 今回は自分…

いけだなお
4か月前
17

すべて忘れてしまうから/2023

12月。 もう2023年が終わろうとしている。 いつもお世話になっているYear compassで今年をゆっくりと振り返りつつ、来年の歩み方を考えていた最近でした。 私的にはそん…

いけだなお
4か月前
8

変わっていくことはあれど美味しいものは変わらず、おいしいよね

「11月なのに、暑いね」 なんて会話も束の間、冬の重く冷たい空気が町中を覆い始めた最近。 今年は夏の空気が目立ちたがりだったのか、後ろで待つ冬が呆れたかのようにい…

いけだなお
6か月前
10

グレーの曖昧さをもっと愛でられたらね

「なおちゃんってなんていうか、あらゆる物事に対して意味づけをしていないんだと思う。」 こんなことを以前友人に言われた。 例えば好きなもの。 私は好きなものの一つ…

いけだなお
7か月前
14

Escape -あの選択をしたから-

#あの選択をしたから “あの選択” と聞いた時に私が思い浮かぶのはやっぱり。 大学の4年くらいに就活をやめて旅に出ると決めたこと。 新卒ブランドが色濃く残る日本の…

いけだなお
9か月前
10

札幌行きの電車にゆられながら最近のことを。

気づけば夏至。 夏至がすぎて、本格的に夏が始まる時期になっていた。 最近ね、思っていること・感じていることが自分の中で薄いなあと思ってた。そういえばここ1年くらい…

いけだなお
10か月前
19

節目の時間を大きく吸い込む

4月。 季節の変わり目と言わんばかりに、いろんなことの節目の時間を過ごしている気がします。 人との関係や環境。 自分とは直接関係のない場所でも「変わっていくこと」…

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3.11-切り取られた時間とこれからを歩むために

外の気温が急にポカポカになった3月。 外に耳を澄ますとうぐいすが鳴き声を練習する声が聞こえる。 花粉に悩まされ始めると、春って季節が巡ってきたことに気がつくような…

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待つ、少しずつ元気になる

#読書感想文 よく本屋に通う。 広めより狭め。チェーンより独立系の本屋が好みだ。 評判を聞いて買うことはほとんどなくて、表紙のデザインだったり、タイトルのセンスで…

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いつかはすべて忘れてしまうから/2022

今年に入って、何度も行き来している北海道のとある空間で、このnoteを書いています。 2022年が終わろうとしている今、なんとなく1年を振り返っている人も多いのかな。 …

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分かり合えない、の見方とその先に

東京の木々が色づき始めた11月。 先日電車に乗りながら、秋色に染まった景色を眺めていたとき。 紅葉は皆が主役だなと思った。 おゆうぎ会みたいに。 一部分を切り取って…

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ZINE『Colorless』

あっという間の9月ですね。 時の流れの速さたるや…(驚) 自分の時計は、正直大学生くらいから故障しているような感覚です。全然追いつけてない。 こうやって自分が年を…

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夏の合間にあいさつを

自分の知らぬ間に、両親もイヌも歳を重ねたな、なんてふと思う瞬間。 電車で人がいっぱいになる中に自分も身を潜り込ませる。のんきにも、身近に感じられる小さな人種のサ…

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不安だらけの日々を愛してみる、春

不安だらけの日々を愛してみる、春

4月。

周りが桜の景色をたくさんSNSへとアップする中、北海道の1日はまだまだ肌寒い。「春」という季節を画面からでしか感じられないのは初めてかもしれない。

身近な自然の少ない東京は、四季の節目をとにかく大切にする。
かくいう私も四季ごとのイベントを満喫していたっけ。

北海道生活は大きな自然に囲まれている分、手元にある自然が少なめで、少し寂しかったり。そんなに土地勘がないのもそうだけれど、お花

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一区切りの3月

一区切りの3月

3月。

北海道に行くという現実が間近になった途端に、これまでの愛おしい環境を手放すことが急に寂しく思えてくる。

次は自分の地元との遠距離恋愛。

ありがたいことに、いろんな人が会ってくれては新しい環境へと送り出してくれた。

「なおは、これまでも怖くて進めないような道を決断してきたんだから、これからもそんな生き方を貫けばいいと思うよ。」
と伝えてくれる親。

こういう環境のもと生きていけている

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春の匂いを感じつつ2月の振り返りを。

春の匂いを感じつつ2月の振り返りを。

このnoteを書いているといつも思うけれど、1ヶ月ってあっという間だ。
note自体、私はコロナ前から始めているので、かれこれ6年くらい続けている。(前のアカウントに入れなくなり、今のアカウントに落ち着いています笑)

2月は、人に会えたり、現実的なことに向けこういうことを進めてみようと行動してみたり。そして花粉との戦いをしては負けています。

働くこと、生きることをじっくり考えてみる時間も多かっ

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2024年、初めましてのnote

2024年、初めましてのnote

新年が明けて初めてのnote。
2024年が始まって早々、世の中が混乱する出来事が立て続きに起きて、
いつの時代も、油断ならないことばかりだなと思うのでした。

今回は自分ではなかったけれど、それも運が良かっただけ。
備える知識、準備。しっかりつけようと心に決めた瞬間でもあった。

*
私が2021年に訪れた熊本の南阿蘇地域や、東無田、益城町など。
たまたま5年目という節目の時期だったけれど、その

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すべて忘れてしまうから/2023

すべて忘れてしまうから/2023

12月。
もう2023年が終わろうとしている。

いつもお世話になっているYear compassで今年をゆっくりと振り返りつつ、来年の歩み方を考えていた最近でした。

私的にはそんなに変化のない緩やかな1年と思っていたけれど、愛犬が亡くなったり、新しい場所で働いてみたり、デザインスクールで勉強したり、そのほかにも。
意外とたくさんの変化の瞬間の波に乗っていたみたい。

一方で、周りの環境の変化も

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変わっていくことはあれど美味しいものは変わらず、おいしいよね

変わっていくことはあれど美味しいものは変わらず、おいしいよね

「11月なのに、暑いね」
なんて会話も束の間、冬の重く冷たい空気が町中を覆い始めた最近。

今年は夏の空気が目立ちたがりだったのか、後ろで待つ冬が呆れたかのようにいきなり登場してきたね。

間に挟まれた秋は、不意打ちの幕閉じで、ちょっと消化不良だろうな。

*

私はというと、いろいろ選択していくぞ〜!と意気込んだ矢先、心の不調や身体の不調に見舞われてハリネズミのようにトゲトゲしていたここ最近でし

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グレーの曖昧さをもっと愛でられたらね

グレーの曖昧さをもっと愛でられたらね

「なおちゃんってなんていうか、あらゆる物事に対して意味づけをしていないんだと思う。」

こんなことを以前友人に言われた。

例えば好きなもの。
私は好きなものの一つに音楽がある。
でも、=どんなアーティストがどうで、こんなところがどう好きで。と、熱弁できるほどかというと、そうではない。ただただ、好きなだけなのです。

ちゃんと好きなのに、それらしい説明があまりできない。

こんな具合だから、人には

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Escape -あの選択をしたから-

Escape -あの選択をしたから-

#あの選択をしたから

“あの選択”
と聞いた時に私が思い浮かぶのはやっぱり。

大学の4年くらいに就活をやめて旅に出ると決めたこと。

新卒ブランドが色濃く残る日本の社会で、それらをやめる決断はだいぶ葛藤で、私ついにやってやったなと思ったよね。

何ができるわけでもなくて、どうしたいかもよくわからない。

わからないからこそ踏み出せるのかもしれないけれど、私はそのわからなさへの恐怖や不安がずーっ

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札幌行きの電車にゆられながら最近のことを。

札幌行きの電車にゆられながら最近のことを。

気づけば夏至。
夏至がすぎて、本格的に夏が始まる時期になっていた。

最近ね、思っていること・感じていることが自分の中で薄いなあと思ってた。そういえばここ1年くらいちゃんと紙に書き出すという行為をしていなかったんだよね。ひえ〜。

自分のことを自分で感じ取れなかったり、気づけないから書いていたのに、最近はスマホにちょっとメモを残すばかり。
自分との向き合う貴重な時間を疎かにすることは、自分を無視す

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節目の時間を大きく吸い込む

節目の時間を大きく吸い込む

4月。
季節の変わり目と言わんばかりに、いろんなことの節目の時間を過ごしている気がします。

人との関係や環境。
自分とは直接関係のない場所でも「変わっていくこと」を肌で感じる時間があるってめちゃくちゃに素敵なことですよね。

いいことも哀しいことも含めさまざまな感情を味わっている状態は力を使うけれど、きっと大事なこと。

先日、私が中学生の終わりから10年間
ずっと生活を共にしていた愛犬が、次の

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3.11-切り取られた時間とこれからを歩むために

3.11-切り取られた時間とこれからを歩むために

外の気温が急にポカポカになった3月。
外に耳を澄ますとうぐいすが鳴き声を練習する声が聞こえる。
花粉に悩まされ始めると、春って季節が巡ってきたことに気がつくような気がする。

「3.11」

今年はちょうど予定が空いていたので、東北に日帰りで向かおう、そんなことを決めていた。

今回わたしが目的地としていたのは、仙台の荒井駅にある「せんだい3.11メモリアル交流館」、そして震災遺構となっている「荒

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待つ、少しずつ元気になる

待つ、少しずつ元気になる

#読書感想文

よく本屋に通う。
広めより狭め。チェーンより独立系の本屋が好みだ。

評判を聞いて買うことはほとんどなくて、表紙のデザインだったり、タイトルのセンスで手に取ってみて、最初のページを読み自分が吸収しやすい文章を書いているとお買い上げする、そんな選び方。

ただただ読書が好きなわけではない。
きっとその本の中で得られる著者の人生に触れることで、今の自分に必要とする思考やことばを求めてい

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いつかはすべて忘れてしまうから/2022

いつかはすべて忘れてしまうから/2022

今年に入って、何度も行き来している北海道のとある空間で、このnoteを書いています。

2022年が終わろうとしている今、なんとなく1年を振り返っている人も多いのかな。

私も滑り込みという感じで、そこら中に放たれた記憶を1つひとつ拾い集めながら、今年最後になるであろう文章を綴ろうかと。

なんだか私は、人とのお話の中で、自分が思っていることや言いたいことのサンブンノイチもいえていないことがほとん

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分かり合えない、の見方とその先に

分かり合えない、の見方とその先に

東京の木々が色づき始めた11月。
先日電車に乗りながら、秋色に染まった景色を眺めていたとき。

紅葉は皆が主役だなと思った。
おゆうぎ会みたいに。

一部分を切り取っても味気なく、みんながいるから輝き成り立つような。

生理前だからなのか、気分がぐーーっと低下気味になるし、常時ドギマギしやすいしでちょっとしんどい気持ち。

こんな時は、いつも以上に自分の欠点や、できないことばかりに目がいってしまう

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ZINE『Colorless』

ZINE『Colorless』

あっという間の9月ですね。
時の流れの速さたるや…(驚)
自分の時計は、正直大学生くらいから故障しているような感覚です。全然追いつけてない。
こうやって自分が年を重ねる感覚があやふやなまま、おばあちゃんになっていくんだろうな、なんて思ったりするのです。

そんな今回のnoteは、ちょっとしたお知らせをさせていただきますね。

・zineを販売します
大学を卒業したものの、いろんな違和感を拭えずに日

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夏の合間にあいさつを

夏の合間にあいさつを

自分の知らぬ間に、両親もイヌも歳を重ねたな、なんてふと思う瞬間。

電車で人がいっぱいになる中に自分も身を潜り込ませる。のんきにも、身近に感じられる小さな人種のサラダボウルだなと箱詰めされた車内で思う朝。

いろんな情報が際限なく飛び交う。
不安な気持ちがSNSを通して浮遊している。

人のこころに晴れ間をもたらせまいといわんばかりにどんよりとした情報を与えるメディアに不信感が募る毎日。

そうや

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