いけだなお

(25) 私の日常。考えたこと感じたことを発信しています。 ときどきzine作り/いつ…

いけだなお

(25) 私の日常。考えたこと感じたことを発信しています。 ときどきzine作り/いつかは個展もしてみたい。

マガジン

  • ちょっと逃げ出した先に旅をした

    私が大学を卒業後、コロナ真っ只中で日本を1年間旅した話。 いろんな違和感と共に過ごした自分の大事な時間です。

  • 内省したアレコレ

    自分のことを振り返り、そこで考えたことを割とストレートに書き綴っています。 人間味を感じるのはこっちの方かも…?

  • 無かったことにしたくない日々の記憶

    私の1ヶ月ごとに更新されるエッセイです。 その時に感じたことをその時の温度感で残しておきたい。

最近の記事

不意にため息が出てしまうけれども、そんな月もあるよね。@8月

8月。 7月が割と慌ただしく過ぎていったということもあり、その反動で8月は疲れがどっと出た。 心身ともに調子がよろしくない1ヶ月で、少し動くことでさえもキツかったり。なんというか、、、また嫌な予感なのです。 * 実は昨年の1年間、産婦人科に通院をしていまして。 私の場合、身体にちょっとした不調を感じられたので、子宮頸がんの検査をしたらまさかの異形成クラス2という診断… 1回目の検査から、一定の期間を空けて悪性のがんに変化していないかの確認をする関係で、だいぶ長く通っていた

    • 私にとって書くってなんだろう

      「なんで書くんだっけ」 そんなことを自分に問うてみた。 好きな方のブログを読んでみたり、その人の中身を知らない状態で文章を読んでみたりすると、あらためて言葉の素晴らしさを知る。人って本当に奥深いなあと思うのだ。 自分がnoteにしろ、何にしろ、言葉を書き続けていくことへの意味は他にあるのだけれど、自分にとっての「書く」はまだあやふやなまま。 今回は少し自分を分解してみようと思う。 私は、「話す」というコミュニケーションで、人との距離を縮めていくのが本当に苦手だ。 話す

      • 大好きな時間に囲まれた7月

        あっという間の7月。 7月は、なんと2回も東京に渡り、末ごろには、地元の友人たちが、北海道へ遊びに来てくれることに。 移動をたくさんして、環境の温度差をたくさん感じた月でした。 たった4ヶ月東京へ行かなかっただけで、 行き慣れていたビルやカフェはなくなり、 友人の生活も変わり、 身近な人が歳を重ねたな〜なんていう瞬間もあり、状態の変化の重みをずっしりと感じた。 時が経つというのは、残酷であり、尊くもあり、美化されることでもあり、 なかなかに複雑な空間。 * なぜ東京に短

        • 数字が増えても、自分を小さくしなくたって、いい。@6月

          6月。 このnoteを書いていると、時の流れが尋常じゃない速さで自分を駆け抜けていく。あっという間におばあさんになりそう。 生活がある程度整って、新生活の環境にあたふたしていた時よりも、少しだけ心に余裕が出てきた。 外の変化に、何にも影響されないくらい、どしっと構えられる自分になりたいけれど、そうもいかないわね。 -- 私の働き先の一つが、温泉なのだけど、これまたすごく人生を感じる場所なのだ。東京でもサウナ施設にいたけれど、まるで年齢層が異なる。 ほとんどが人生の先

        不意にため息が出てしまうけれども、そんな月もあるよね。@8月

        マガジン

        • ちょっと逃げ出した先に旅をした
          5本
        • 内省したアレコレ
          2本
        • 無かったことにしたくない日々の記憶
          18本

        記事

          物足りなさをスパイスにしたい、5月

          5月のnote。 月に1本の更新頻度は保とうと思いつつも、義務になるのは違うと思っているので、書きたくなった今がタイミング。少し遅れ気味の更新です。 言葉は生ものなんでね。 -- 北海道生活も約3ヶ月近くの日々が経ったみたい。はや〜 東京での暮らしと、今の場所との感じるものの違いをちゃんと残しておきたいと思っているから、だいぶ正直に書いていきたいと思う。 あくまで今の私の心境。 後で見返した時に、「何言っとんのじゃ」となるのも意外と良いのです。 ふとした時に 「なんか

          物足りなさをスパイスにしたい、5月

          不安だらけの日々を愛してみる、春

          4月。 周りが桜の景色をたくさんSNSへとアップする中、北海道の1日はまだまだ肌寒い。「春」という季節を画面からでしか感じられないのは初めてかもしれない。 身近な自然の少ない東京は、四季の節目をとにかく大切にする。 かくいう私も四季ごとのイベントを満喫していたっけ。 北海道生活は大きな自然に囲まれている分、手元にある自然が少なめで、少し寂しかったり。そんなに土地勘がないのもそうだけれど、お花屋さんが少ない気がするのは気のせい?(とっても欲しい)(アレルギーで私にはできな

          不安だらけの日々を愛してみる、春

          一区切りの3月

          3月。 北海道に行くという現実が間近になった途端に、これまでの愛おしい環境を手放すことが急に寂しく思えてくる。 次は自分の地元との遠距離恋愛。 ありがたいことに、いろんな人が会ってくれては新しい環境へと送り出してくれた。 「なおは、これまでも怖くて進めないような道を決断してきたんだから、これからもそんな生き方を貫けばいいと思うよ。」 と伝えてくれる親。 こういう環境のもと生きていけているのは当たり前ではないよね。わたしが勇敢に進めるのは、そんな土台があるからだ。

          一区切りの3月

          春の匂いを感じつつ2月の振り返りを。

          このnoteを書いているといつも思うけれど、1ヶ月ってあっという間だ。 note自体、私はコロナ前から始めているので、かれこれ6年くらい続けている。(前のアカウントに入れなくなり、今のアカウントに落ち着いています笑) 2月は、人に会えたり、現実的なことに向けこういうことを進めてみようと行動してみたり。そして花粉との戦いをしては負けています。 働くこと、生きることをじっくり考えてみる時間も多かったように思う。 自分が苦手な日本社会の働き方・生き方の中で、どう自分の中でけじ

          春の匂いを感じつつ2月の振り返りを。

          2024年、初めましてのnote

          新年が明けて初めてのnote。 2024年が始まって早々、世の中が混乱する出来事が立て続きに起きて、 いつの時代も、油断ならないことばかりだなと思うのでした。 今回は自分ではなかったけれど、それも運が良かっただけ。 備える知識、準備。しっかりつけようと心に決めた瞬間でもあった。 * 私が2021年に訪れた熊本の南阿蘇地域や、東無田、益城町など。 たまたま5年目という節目の時期だったけれど、その時間が経ってもなお、心の傷が癒えていない人の存在にたくさん出会ったし、見聞きもし

          2024年、初めましてのnote

          すべて忘れてしまうから/2023

          12月。 もう2023年が終わろうとしている。 いつもお世話になっているYear compassで今年をゆっくりと振り返りつつ、来年の歩み方を考えていた最近でした。 私的にはそんなに変化のない緩やかな1年と思っていたけれど、愛犬が亡くなったり、新しい場所で働いてみたり、デザインスクールで勉強したり、そのほかにも。 意外とたくさんの変化の瞬間の波に乗っていたみたい。 一方で、周りの環境の変化も著しい年。 変わっていく渦中に自分もいる。そんな瞬間をたくさん感じてきた。 変

          すべて忘れてしまうから/2023

          変わっていくことはあれど美味しいものは変わらず、おいしいよね

          「11月なのに、暑いね」 なんて会話も束の間、冬の重く冷たい空気が町中を覆い始めた最近。 今年は夏の空気が目立ちたがりだったのか、後ろで待つ冬が呆れたかのようにいきなり登場してきたね。 間に挟まれた秋は、不意打ちの幕閉じで、ちょっと消化不良だろうな。 * 私はというと、いろいろ選択していくぞ〜!と意気込んだ矢先、心の不調や身体の不調に見舞われてハリネズミのようにトゲトゲしていたここ最近でした。 そんな簡単に気持ちも身体もコントロールできないので、ゆっくり上向きになる

          変わっていくことはあれど美味しいものは変わらず、おいしいよね

          グレーの曖昧さをもっと愛でられたらね

          「なおちゃんってなんていうか、あらゆる物事に対して意味づけをしていないんだと思う。」 こんなことを以前友人に言われた。 例えば好きなもの。 私は好きなものの一つに音楽がある。 でも、=どんなアーティストがどうで、こんなところがどう好きで。と、熱弁できるほどかというと、そうではない。ただただ、好きなだけなのです。 ちゃんと好きなのに、それらしい説明があまりできない。 こんな具合だから、人にはそれらが嘘っぽく映ってしまうのだ。 ほんとになんでもそうで、私に質問をしてくれ

          グレーの曖昧さをもっと愛でられたらね

          Escape -あの選択をしたから-

          #あの選択をしたから “あの選択” と聞いた時に私が思い浮かぶのはやっぱり。 大学の4年くらいに就活をやめて旅に出ると決めたこと。 新卒ブランドが色濃く残る日本の社会で、それらをやめる決断はだいぶ葛藤で、私ついにやってやったなと思ったよね。 何ができるわけでもなくて、どうしたいかもよくわからない。 わからないからこそ踏み出せるのかもしれないけれど、私はそのわからなさへの恐怖や不安がずーっとあった。 わからないからこそ。 ただただ流れに沿っていくのはできなくて納得の

          Escape -あの選択をしたから-

          札幌行きの電車にゆられながら最近のことを。

          気づけば夏至。 夏至がすぎて、本格的に夏が始まる時期になっていた。 最近ね、思っていること・感じていることが自分の中で薄いなあと思ってた。そういえばここ1年くらいちゃんと紙に書き出すという行為をしていなかったんだよね。ひえ〜。 自分のことを自分で感じ取れなかったり、気づけないから書いていたのに、最近はスマホにちょっとメモを残すばかり。 自分との向き合う貴重な時間を疎かにすることは、自分を無視することにつながる。反省反省! 以下、ひとりごと記録 ー………→ 「自分の感情

          札幌行きの電車にゆられながら最近のことを。

          節目の時間を大きく吸い込む

          4月。 季節の変わり目と言わんばかりに、いろんなことの節目の時間を過ごしている気がします。 人との関係や環境。 自分とは直接関係のない場所でも「変わっていくこと」を肌で感じる時間があるってめちゃくちゃに素敵なことですよね。 いいことも哀しいことも含めさまざまな感情を味わっている状態は力を使うけれど、きっと大事なこと。 先日、私が中学生の終わりから10年間 ずっと生活を共にしていた愛犬が、次の旅へと出かけました。 病気の関係で、10年間っていうあまり長くはない時間でした

          節目の時間を大きく吸い込む

          3.11-切り取られた時間とこれからを歩むために

          外の気温が急にポカポカになった3月。 外に耳を澄ますとうぐいすが鳴き声を練習する声が聞こえる。 花粉に悩まされ始めると、春って季節が巡ってきたことに気がつくような気がする。 「3.11」 今年はちょうど予定が空いていたので、東北に日帰りで向かおう、そんなことを決めていた。 今回わたしが目的地としていたのは、仙台の荒井駅にある「せんだい3.11メモリアル交流館」、そして震災遺構となっている「荒浜小学校」の2つ。 家から3時間弱でたどり着いたその場所は、静かできれいで、海

          3.11-切り取られた時間とこれからを歩むために