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Vol87 全国エリア別!住みたい田舎はどこ? 「北部九州エリア」「南九州・沖縄エリア」編 

移住を希望する人にとって、移住地を選定することは楽しい一方で、とても大変な作業です。
そこで、良く目にするのが「移住地の人気ランキング」です。
今回は、エリア別の住みたい田舎ベストランキングを、ご紹介したいと思います。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「住みたい田舎ベストランキング」とは


移住を希望する人にとって、移住地探しの最良の手引きとして人気なのが、「田舎暮らしの本」(株式会社宝島社)と呼ばれる月刊誌です。

この「田舎暮らしの本」が毎年2月号に掲載される人気企画が「住みたい田舎ベストランキング」の発表です。
「移住したくなるまち」「暮らしやすいまち」を調査する大規模アンケート企画で、なんと今年2024年度で第12回目となります。

今回は、市町村を全国12のエリアに分けて、さらに、4つの部門(総合部門、若者世代・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門)でランキングを発表したものをご紹介します。

2⃣ 「北部九州エリア」編!住みたい田舎ベストランキング


2024年全国自治体「北部九州エリア」の住みたい田舎ベストランキングの結果は次の通りです。
以前から、移住促進事業に力を入れている大分県の自治体が多くランキングされています。

3⃣ 「南九州・沖縄エリア」編!住みたい田舎ベストランキング

2024年全国自治体「南九州・沖縄エリア」の住みたい田舎ベストランキングの結果は次の通りです。

4⃣ アンケー項目を紹介(抜粋)

このベストランキングの元になっているアンケート項目をいくつかご紹介。
編集者が、田舎移住を考えている人にとって、必要となる項目を選定しています。
自治体にとっては、アンケート項目を実施しているかどうか(はいorいいえ)でポイントとなります。

・役場から高速のインターまで車で30分圏内
・役場から有料特急の停車駅まで車や電車で30分圏内
・役場から空港まで車や電車で1時間圏内
・ペーパードライバー教習の費用を補助している
・緊急時にヘリコプターなど救命救急センターに搬送する手段があり、実際に活用している

5⃣ 「人気移住地ランキング」の注意点


田舎移住に注目が集まる中、SNSなどでは「移住地の人気ランキング」を良く見かけます。
こうしたランキングの多くは、正確なデーターと言えるものではありません。
そもそも、公平なアンケートの採取は困難だからです。
従って、ひとつの「移住地の人気ランキング」を信じるのではなく、あくまでも参考程度とすることをおススメします。

そのなかで、今回、取り上げました、「住みたい田舎ベストランキング」(株式会社宝島社)は、全国の自治体に向けてアンケートを実施したものであり、その結果について細かく区分をし、ランキングとして発表しているものです。
自治体の自己評価にゆだねるものではありますが、根拠のある結果としてご紹介を致しました。
こうしたランキングを参考にし、ぜひ一度足を運び、自分の目で確かめることが大切です。

6⃣ TOPの画像


最後に、南九州エリアで私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

熊本県人吉市

令和2年7月の大雨で大きな被害を受けた人吉市。
特に球磨川沿いは何カ所も土砂崩れが発生し、4年が過ぎた今でも、国道や鉄道は寸断をされたままです。
その為、画像のSL号も見ることが出来なくなりました。
しかし、歴史のある人吉市の魅力は損なわれていません。

まずは、上村屋のうなぎを食べなくてはいけません。
1時間待ちは当たり前?ですが食べる価値はありますね。
あと、私の好きな球磨焼酎の酒蔵がたくさんあります。
寿福酒造の「武者返し」と大石酒造の「大石」は絶対のおススメ。

鉄道が不通となりアクセスは悪くなりましたが、高速道路は通っており、
まだまだ魅力たっぷりの町に住んでみるのもいいですよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。