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無意識のうえ意識的にしても

背後にフロイトじっとしているかのように、虚空のフロント自由にかたるように、広がっていく小宇宙、ひそかな草原に夢中、森のなかの花園、なごみながら寝そべる、

まったく無意識で、うっかりうたた寝してた、音声認識メモ作動、見張られていた挙動、絵空事めぐる明晰夢、寝言までがメモられている、ふたしていた不必要な夢までを拝借、ふと思えばぶしつけなまでの解釈、

暗号の解読みたいだった、関係のないことみたいだった、「駄菓子屋の人体」、だがしかし診断、「惚れてて舞う身体」、それでもなお診断、それで分析できるのかと思ってしまう、そういう文明でもってきたという、

健全な不健全だったとの診断、石けんで洗浄する心理、鏡のなかまったり眺める、磨いた歯は真っ白である、頭の色は真っ黒である、はたまた一か八かでやる、これなら成功するかもと、それでは連絡してみるかと




土日にプライドしっかり守るように、おごるのフランス料理とかだったり、クレジットカード、リボ払いかあと、それ払うのは見栄の領域、その太っ腹見え透いた様式、

無意識にやったと白を切って、意味深な目で見つめられて、恥かいたかなと意識して、ありがとうとお辞儀されて、やっぱり恥ずかしくなったが、きっぱりとそれから告白した、

相手の表情が決め手の肖像画、みたいに見えると見ていて想像するが、ほんとうはもっと奥ゆかしいかも知れないとさらに夢想して、ほっとけばもう手か届かなくなるかも知れないと焦りに焦って、

ふられたりはしなかったがまだ心配、ぶらり旅でもしたくなるこの心理、意識の領域ならばむろん、無意識の領域になればもちろん、まったくもって計られている、まったき自由を奪われている


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