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≪最終回≫すべての人が他人に何かを求めている。(2/29まで残り2日)

2024.2.27 寺西 洋喜

世界中の人々が、自分の重要感に飢えている。

すべての人は、自分の価値を認めてほしい、
自分をほめてほしい、気づいてほしいと思っている。

「夫は外出すると、かわいい女性を目で追う」
「夫は人前で私をからかって楽しんでいる」
「妻は私への嫌がらせとしてトーストをこがす」
「妻は、私の食事より猫のエサを優先している」

どれも些細なことに見えるが
「私はあなたを重要な存在だと思っていない」
というメッセージを相手に送っていることに等しい。

「大爆発のきっかけは小さな火花だ」
ということを肝に銘じよう。

相手を軽んじるような言動 が積もり積もって、
とんでもない悲劇を招くおそれがある。

相手に重要感を持たせる3つのルール

①相手を重要な存在とみなす
②相手に注目する
③相手に対して威張らない

①相手を重要な存在とみなす

相手を独自の価値を持つ存在 として大切に扱う。
自然と相手の意見や考え方に敬意を払うようになる。

②相手に注目する

すべての人にスポットライトをあてよう。
一人ひとりの存在を認めることを心がけよう。

一人ひとりが大切にされている と感じる労働環境で、
仕事の進め方にある程度の裁量 を与えてもらうと、
メンバーはよりよい仕事をする。

意外なことに、
一人ひとりに少しずつ注目するだけで
重要感を満たすには十分だったりする。

子供のいたずらや悪習を正すには?

「注目してほしい」というサインに
すぐに対応する。

配偶者への不満に関するアンケート
いつも最上位にあるものは?

相手が自分に「注目してくれない」がNo.1


③相手に対して威張らない

他人とかかわるとき、
自分の重要性を相手に印象づけたい
という誘惑に駆られやすい。

誰かがスゴイことをしたと言えば、
すぐに自分の方がもっとスゴイ と言いたがる。

私たちは自分の重要性を
相手に印象づけたいあまり、
相手を軽んじて自分をよく見せるための
言動をする傾向がある。

相手に好印象を与えたいなら、
自分のスゴさをひけらかす必要はない。

相手に感銘を与える最も効果的な方法はなにか?

自分が相手に感銘を受けたことを伝える こと。

相手に感銘を受けたことを伝えると、
相手に重要感を持たせることができる。

すべての人は成功と幸福を求めている。

誰もが相手に好意を求め、
自分を受け入れて、認めて欲しいと思っている。

すべての人が他人に何かを求めている。

見返りを考える必要はない。
必ず何倍にもなって戻ってくる。

※あとがき※

2023年8月30日からはじまったコラム。
元々、岸本さんの苦手分野克服のためにはじめたコラムが
ここまで多くの皆さまに支えられるものになろうとは
考えもしませんでした。

最終回をどのような締めくくりとしようか悩みましたが
上司が私の今後を想いまとめてくれた文章を選びました。

人としてもっとも大切なこと。
絶対に忘れてはいけないこと。

最後に、皆さまと共有させてください。

6か月に渡り、お力添えいただきました全ての皆さま
投稿をお読みくださった全ての皆さま

本当にありがとうございました!!

そしてなにより、岸本さん完走おめでとう!!

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