苦しくて。


どれだけ頭をあげようとしても、
押さえつけるように、新たな悩みがやってきて。

どれだけ振り払っても
私の足にこべりつくように、足枷を縛られて不自由な世界へ。

もう大丈夫って、少し未来がみえた気がして
でもそれって何も変わってなくて
なんとなく希望的観測で。

それでもなんとかなんとか。
乗り越えた気がしたけど、気のせいだったりする。

じわじわじわじわと、
力が尽きてきて、
眠れなくて、
1人の孤独感が益々自分の視野を狭めてしまう。

ポツンと誰も喋る人がいない、ワンルーム
荒ぶる気持ちが抑えきれなくて
大声出しても何も返事は返ってこなかった。

夜中に考えても
こんなに凝り固まった頭では
何のアイデアも浮かばないだろって。
それ知ってる。

幸せになりたいんだよなって
でも幸せとかいう漠然とした概念なんて
自分でも理解できてない。
だからラットレースが苦痛。
自分で目指してる訳でもないのに、なんとなく周りに焦らされて、どんどん怖くなってるだけだから。
うん分かってる。

お前って、普通じゃないよなって。
それならお前の普通ってなに?って。
さっと答えろよ。

そんな屁理屈をこねくり回して、
なんとなくその場しのぎで
騙し騙しやってる。

でも、
自分だけは最後まで自分と離れられないでしょ。

だから自分は自分の最大の理解者でありたい。

そうやってクヨクヨ悩んでた自分って
なんか可愛いよねって
事態の結末に関係なく、
なんかマルっと受け入れたい。
そうしてマルっと切り捨てたい。

弁護士は正義の味方だし、
医者は健康の味方だし、って。

なんか違う。

悪があるほど弁護士は儲かるし、
病気があるほど医者の仕事は増える。

そうやって斜め読みして構えてる。
性格が悪いって、じゃあお前は性格いいの?

自分のことを勝手にお情けかけられるの、嫌い。

なんかかわいそうだねって、
自分でかわいそうって思ったことないよ。

お前の普通が、世の中の普通と思うな。

基準を決めるな。

自己都合の解釈するな。

不幸そうな自分を可愛がって、
悲劇の主人公みたいに。

なんでもいいから
とりあえず。


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