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ビジネス寄りの私見・考え

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記事一覧

AIについて勉強したので書きました

AIというワードは昨今、普通に耳にするようになったが、さて実際に正しく理解できているのか?という疑問があったので、調べて勉強してみた。

簡単にまとめるので、誰かの役に立つことを願う。

できることAIにできること、つまり、ディープラーニングの長所、と言えることは何だろうか。

ずばり、「連想」だと思う。

過去の経験則(データ)から、類似のパターンを引っ張り出し、「ひょっとして、こうじゃないです

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ERPとアナリティクス/AI

経営インフラとしての統合ERPにおいて、情報資産であるデータの活用・BI分析は、昨今非常に注目されている。
データサイエンスの部署を設ける会社もあるほどだ。

ここでは、トレンドと技術的観点、そして実際に経営管理をしている私の意見も交えて述べてみたい。

IoTの概念IoTそのものが、私の中でも曖昧だったので調べてみた。その中でしっくりくるものがあったので記載する。

様々なモノがインターネットに

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クラウドの「柔軟なスケーラビリティ」という謳い文句を拡大解釈しすぎないで!

前回はクラウドってそもそも何か、ということについて詳しく書いたつもりだ。今回は1点追加で、注意点とまではいかないがお伝えしたいことを書いた。

クラウドへの過度な期待は禁物クラウド・コンピューティングによって、システム資源は拡張可能であることを前回はお伝えした。
しかし、そのパフォーマンスととは別に考えなければならない。
ここに落とし穴というか認識ズレがあるように思うので、補足したい。

ERPに

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初心者向け「クラウド」って

前回記事にて、CFO組織にとってこれまでのテクノロジー活用について書いた。今回と次回で、新たなテクノロジーの活用という観点でCFO組織及び経営管理について考えたい。

「クラウド」の概要私の場合は新卒入社して所属した事業部が、クラウド型ERPパッケージを開発・販売しており、会社自体も「情報・通信」業界に属するため、クラウドという言葉はほぼ社会人生活とくっ付いている、いわばネイティブといえるかもしれ

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FinanceにおけるITの進化とその活用

デジタルテクノロジーを考えた際の現状理解と今後の活用日系企業のビジネスがグローバル化・複雑化するに伴い、企業はこれまでもERPなどの情報システムを整備し、業務改革の努力を続けてきた。

しかし、変化の激しさ等で負荷は増大しているという印象を私は持っている。現場の疲弊感は否めない。

昨今では組織の活力維持のために「働き方改革」が喫緊の課題となっており、将来の人口減少に備えなければならない。

CF

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ERPと業務の標準化(その1)

1990年代の後半から2000年初めのERPシステムの普及に伴い、標準化された業務を集約して業務の効率化を促進する考え方のもと、コスト削減を目的にしたシェアードサービスセンターが日本でも多く設立された。

これまでのそういったトレンドに少し逆流するかのような形で、シェアードサービスセンターを含む管理部門全体に「攻めの役割」が求められている、という論調がよく聞かれるようになった。

「標準化」という

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キャリアセミナーに久ぶりに行ってきた『経営者キャリアの歩み方』

上記キャリアセミナーにfastgrowさん経由で参加してきました。

登壇者のお二人の話を聞くのは2度目になります。

先にキャリアセミナーに参加して感じる重要性を書いておくが、
時代変化が激しく正解のキャリアルートがないからこそ、トレンドはしっかり把握しておいた方が良い、ということだ。

前にお二人それぞれのセミナーでおっしゃっていたことは、当然時間の変化と共に大きく変化していた。

土曜日に開

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これからの経営管理と大橋の小意見

オロには経営企画室および経営企画職ポジションというものは存在しない。
実際のところは、『いわゆるその領域で手を動かす担当』として私が仕事をいただき任せてもらっている。
最近は「優秀」「頭が良い」「活躍」などの定義を自分なりに捉えなおす必要と思考の機会に恵まれている。

同じようなところで、今の私のやっていることがどういうことなのかも正しく捉えておくべきであると考えた。

この度、自称「経営企画」と

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CFOと機関設計

近頃、「ESG経営」や「ESG投資」という言葉をよく聞くようになったが、今回はガバナンスというテーマで勉強したことを書きたい。

※あくまで勉強内容なので、一般論とそれについて「なるほど」と思う感想を交えた程度です。

会計不正を防止するための内部統制の再構築実際に発生する不正の事例を見ると、多くが想定外の者により想定外の方法で不正が実行されている。

つまり、個別の不正リスクを識別し、その対応を

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書評:ダークサイド・スキル①

書評:ダークサイド・スキル①

読むの2回目。これは、ミドルベンチャーくらいの企業のリーダー職や管理職にはぜひおススメしたい。

長くなりそうなので、いったん①とさせてもらった。

私は正直言って、かなり無口だ。

なので伸び代がある!
本書を読んで、会社というか組織ってめちゃおもろいやないか!と思えているのでポジティブである。

社内諜報戦をいかに戦い抜くか以下抜粋
「情報の非対称性をうまく使えば、上司を思うように操ることも不

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ESGは必修科目になる

昨今、「ESG」という言葉がよく聞かれるようになってきたと感じている。
そこで今回は私なりに、調べたことを基に経営とESGはどのようになっていくかを考察したので、書いてみた。

上場企業だからこそできること環境・社会・ガバナンスを意識し、経営活動に浸透させ、広く世の中に貢献する。これを実践し、かつ世間に大きく貢献できる、という点で見ると、やはり公器として上場企業が果たす役割は大きい。

利と理の統

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