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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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「〜された」「〜してくれない」をやめてみた。

「〜された」「〜してくれない」をやめてみた。

「あの人に〜された」
「夫がわかってくれない」
「子供が〜してくれない」
「母に嫌なことばかり言われる」
「上司が嫌味なことばかり言ってくる」
「お客様が買ってくれない」

よく聞くお悩みです。

「された」
「〜してくれない」

ぜんぶ、受け身の発想。

「される側」に自分を置くのはラクだ。

される側でいるのは、ラクだ。
自分が動かなくていい。
自分で考えなくていい。

受け身でいることで、

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自分を、小さくまとめるな。

自分を、小さくまとめるな。

毎日ひたすら誰かの相談にのっています。

相談内容で多いのが「うまくまとめたい」。

自分の仕事を1行でうまくまとめたい、
自分の活動を、うまくまとめて説明したい。

うまくまとめなくていい、と私は思っています。

うまくまとめなくていい。

自分の仕事を伝えるときも、自分自身も、
「うまくまとめよう」
「短くビシッと伝えよう」とするから、
ありきたりな言葉になる。

「まとめなきゃ」と思うから、

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伝えることは、「捨てる」こと。

伝えることは、「捨てる」こと。

伝えることは、捨てること。
100の言いたいことを、1にしぼること。

はじめから100聞いてくれる人などいないから。

100の言いたいことを、1つにまとめるのではない。
まとめると、ぼんやりとして、何が言いたいかわからなくなるから。

言葉で仕事をつくるメルマガ

さわらぎ寛子のラジオ

さわらぎ寛子の書籍

「言葉の定義」は、人によって違う。

「言葉の定義」は、人によって違う。

「子供見ておいて〜」とパートナーにお願いしたら、
本当に何のお世話もせずに、ただ見ているだけだったり。(ってか、スマホばっかり見ていて、全然子供を見てなかったり)

「洗濯お願い」と言ったら、
洗濯物を洗濯機に入れてスイッチを押すだけだったとか。
「俺はゴミ捨てしているのに」と言うけど、ゴミ袋を玄関からゴミ捨て場に移動しているだけだとか。
そういうズレは、ほんとよくある。

言葉の定義がズレている

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なんとなく「みんながしているから」バカなふりをしていた。

なんとなく「みんながしているから」バカなふりをしていた。

本当はもっと知性的で、想いが伝わる文章を書きたいのに、
ネット上には、絵文字顔文字の軽い文章が多いから、そうしなきゃいけないと思って書いていました。

しゃべるように書けばいいと言われて書いていたけど、なんかフレンドリーすぎて違和感がありました。

人のメルマガやブログの文章がいいと思っていたわけじゃないけど、それしか知らないから、そんな風に書いていました。

講座の受講生さんから、よく言われます

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まだお客様に「こうなれる」と言い切る自信がない。

まだお客様に「こうなれる」と言い切る自信がない。

自分の商品やサービス、お店や会社の魅力を伝えるには、商品の説明ではなくて、「相手にとってどういいか」「それで相手がどう変わるか」を伝える必要がある。

私は講座でも、本でも、いつもそう伝えているのですが、そう言うと、「でも、まだ、こうなれます! と自信を持って言えるものがありません」という答えが返ってくることがある。

それは、素晴らしいことだと思う。

だって、「こうなれると言えないこと」でも、

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文章は速く書くには、「テーマ」ではなく「主張」を決める。

文章は速く書くには、「テーマ」ではなく「主張」を決める。

『売れ続けるネット文章講座』の特別グループで、この後9時からライブ配信をします。グループのメンバーさんからもらった「文章を書くのに時間がかかる」というお悩みに答えていきます。

文章を速く書くための3つのポイントをお話ししようと思っているのですが、(今後もライブ配信を予定しているので、配信の視聴の仕方は最後に書きます)

このnoteでは、文章を速く書くポイントの中でも、よく勘違いされていることを

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『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』という本を9月10日に発売します #ネット文章講座

『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』という本を9月10日に発売します #ネット文章講座

さわらぎ寛子の3冊目の著書『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』を、ぱる出版さんから9月10日に発売します。

2冊目の『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』から1年半。

今回のテーマは、「人間性を言葉にのせることで、人として選ばれる企業や個人になる」です。

SNSで誰もが発信できるようになり、今までのように「モノの良さ」を語って売れる時代ではなくなりました。

商品・サービスをあ

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その質問がイヤなのは、「あなた出来てないでしょ」というメッセージを感じるから。

その質問がイヤなのは、「あなた出来てないでしょ」というメッセージを感じるから。

「質問」「疑問文」を入れると文章は強くなる。

そこで読者を「立ち止まらせる」力があるから。

だけど、質問の中には、いい気持ちになる質問と、イヤな気持ちになる質問がある。

「あなたの部屋、片付いていますか?」

見ず知らずの人にいきなり、「あなたの部屋、片付いていますか?」と聞かれたらどんな気持ちになるでしょう。

部屋がいつもちゃんと片付いている人なら、「片付いているよ」ですみますが、部屋が

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「上手く言葉にできない」と言う人は、「ズバッと」「まとめる」を求めすぎ。

「上手く言葉にできない」と言う人は、「ズバッと」「まとめる」を求めすぎ。

私の講座やセミナーに来られる方の悩みで圧倒的に多いのが「上手く言葉にできない」です。

自分の思いを上手く言葉にできない、自分の商品やサービスを上手く言葉にできない、自分自身の活動を上手く言葉にできない。

「上手く言葉にできない」と言う人に共通しているのが、「ズバッと短く書かなきゃ」「まとめなきゃ」という思い。

でも、プロのコピーライターでも、いきなりズバッと短くまとめる、なんてできません。

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「何者か」になってからではなく、「何者かになっていく過程」を発信しよう。

「何者か」になってからではなく、「何者かになっていく過程」を発信しよう。

何者かになりたい。
ずっとそう思って生きてきました。

小学校の卒業文集には「自分にしかできない仕事がしたい」と書いていました。

社会人になってすぐの頃(2004年ごろ)、「ブログ」がまわりで流行り始めて、日々のつぶやきのようなブログを書いていました。会社員としてコピーライターをしながら「いつかは自分の名前で仕事がしたい」といつも思っていたような気がします。

今は、誰もが手軽に情報発信をできる

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プロの「当たり前」を一般人は知らない。

プロの「当たり前」を一般人は知らない。

SNSで、専門家に何かを教わった、という投稿をすると、「そんなことなら私も知っていたのに!」とコメントをもらうことがよくあります。

そうなのです。

その分野の専門家の方や、それについてよく勉強している人にとっては「そんなの当たり前」を一般人は知らないのです。

そして、自分自身も、同じジャンルの人の発信を見て「そんなの当たり前じゃん」「私だって、とうの昔に知ってたよ」と思ったりもします。

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「ビジネスは問題解決」じゃもう売れない

「ビジネスは問題解決」じゃもう売れない

ビジネスは、「問題解決」と長く言われてきたが、今は、

「本人が気づいていない問題」を見つけて言語化できる人が求められている。

お客様やクライアントが、既に気づいている問題をどう解くか、
どうやれば最短距離で目的を達成できるのか?

そこで競っていては、ほかの人と同じ。価格競争や認知度アップ競争から抜け出せない。

問題を解く人ではなく、問題を見つけて提示できる人。次の旗を揚げられる人に人はつい

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「自分の想いをそのまま書けばいい」は危険です

「自分の想いをそのまま書けばいい」は危険です

・文章が上手く書けない、
・書いているけど、伝わっているか不安、
・書いていることで反応がない、
・もっと自分の想いを届けたい

と思っている人に対して、

「自分の想いを、そのまま書けばいいんだよ」
というのは、何の解決策にもなっていません。

むしろ、毒です。猛毒注意です。

理由は2つ。

1つめは、そう言われても書けないから悩んでいるんだから。
(それで書けるなら、とっくに書いています)

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