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ヤドカリ放浪記2012〜広河原・湯西川温泉編〜

10月22日
AM0:00
道の駅那須高原友愛の森

ちと遅いけどオリオン座流星群を眺める子の刻
そこに現れたのは二年前の北軽井沢時代に共に頑張った仲間千葉っ娘ナオちゃん
今秋から那須で働いているので仕事上がりに呼び出したのだ
ナオちゃん久し振り〜♡
とにかく此処じゃなんだから移動する
AM0:11
ガスト那須高原店
こんな時間じゃ、お洒落なカフェが開いてるわけもなくファミレス
久し振りなのでテンション上がりっぱなしw
料理を注文せずに話しっ放しww
なので食べたかった豆腐和風サラダとドリア、チャンポンを注文
料理を食べながらも喋りっ放しwww
話しはもっぱらグリーンプランニング桐渕で共に働いた仲間達の話
そして今年のGPKの話
更に話題は台湾の話
昨年俺が台湾に行って撮った写真をナオちゃんに見せると台湾熱が上ってしまったらしい
そんなこんなであっという間に二時間
ガストも閉店の時間になったので店を出る
AM2:04
道の駅那須高原友愛の森
此処に車を停めているナオちゃんを送り届ける
するとナオちゃんから「明日予定無くなったんよ〜」と…
俺に予定が無かったら夜が明けてからも遊べたんだが、すでに他の予定が入っている為、泣く泣くお別れ
だったらそう言っててくれたら予定入れなかったのに…
仕方ないのでまたね
たった二時間の再会でした
今度は酒呑みながら語ろうね♪
AM2:20
セブンイレブン黒磯木綿畑店
この後の予定に必要な物を買いに寄る
飲み物とおにぎりを購入する
この日の昼飯なのだ
さて目的地まで移動する
AM4:26
川俣温泉
平家落人が発見したと伝わる日光市に位置する温泉地
塩原温泉郷から少し離れてちょっと遠征♪
そしてすぐさま就寝
まぁ〜仮眠程度になりそうですが…
AM6:09
起床

一台の車の通過音に目覚めた朝
一時間くらい寝れました
まだ時間に余裕はあるが目覚めた時点で起きないと二度寝はキツいので起きる
AM6:18
間欠泉展望台

結構寒い川俣温泉の朝
この展望台に足湯がある事を知っている俺はまだ誰も来ないだろうと確信的に入浴を謀る
狙い的中で冷えた体を温められました♪
AM6:41
川俣温泉薬師堂

村指定有形民俗文化財
薬師堂はもちろん薬師観音像・鰐口・籤箱・掲額・御神体がそれぞれ文化財として指定されている
栗山村に現存する最古の薬師堂だとか…
そんな歴史あるお堂の前で寝てたのか💦
AM6:57
某垂れ湯
ガードレール下から湯けむり発見
降りれそうだったので垂れ湯ポイントへ
浴びるにはちと熱いかな
My湯舟を広げるにはちと危険かな
残念だけど諦める…
AM7:03
ヤドカリ帰還
日向ぼっこで暖まる
待ち人来ずと日向ぼっこ
ポカポカと青空眺め日向ぼっこ
AM7:18
にょほさん登場
この日にょほさんと初タッグ♪
にょほさんガイドで温泉登山をする
とりあえず此処は待ち合わせ場所なので移動します
AM7:23
湯沢噴泉塔歩道入口

着替え準備するにょほさん
レクチャーを受けるひろきん
熊遭遇時の対処を教わります
AM7:43
出発

にょほさんの勧めで杖代わりに程よい木の枝を携え、いざ出発です
片道二時間半の温泉登山の出発だ
するとズンズン進むにょほさん
予想以上のスピードで面喰らったが、この日の俺は絶好調
ガイドにピッタリ付き、後ろ離れずを歩く
やがて山道は激しくなるが、意外と山歩きが得意だと気付く俺
そう言えば滝を観る為に険しい山道をよく散策してたっけ
一月から三月まで沖縄・鹿児島離島歩いて放浪してたから歩きは嫌いじゃない
八月は畑作りで足腰鍛えられてたなw
だから景色を楽しむ余裕まである♪

そんなルンルン気分でにょほさんの後を歩いていると猿発見
大自然だなぁ〜
AM8:44
沢越え

今回最初の難関
川面から頭を出している石の上をヒョヒョイと飛び渡り対岸に渡る俺
身の軽さも健在だ
こんなアスレチック大好き♪
此処を渡ると第二、第三、第四の沢渡りが待ち受けている

第四の沢を渡った辺りから硫黄の香りが漂う
でもまだ出発してから一時間ちょいしか経ってないから気のせいだと思い、黙ってた
AM9:00
広河原野湯群

すると着いた
今回の目的の温泉に着いた
一時間十七分…
予定していた時間の半分です(^ω^;
意外と早く着いたな
さて此処の温泉はブルーシートを設置して湯舟を造り、源泉から温泉を引っ張って来なきゃなりません
もちろん温度調節も己でしなきゃなりませんなので突貫工事の開始ですまずは先人が石を積み造った湯舟となる土台に先人が寄付していったブルーシートを張ります

この土台湯舟にはぬるめの湯が湧いているので先ずその湯がブルーシートに流れ込む様に設置します
次に数m離れた源泉からこれまた先人が置いて行ったパイプを繋げてブルーシート湯舟に流し込みます

直結すると勢いよく熱い源泉がブルーシート湯舟に注がれ、あまり意味がありません
なので石を使ってパイプの高さ調整を行います
その俺の姿を見てにょほさんが一言
「湯守がいる」w
この湯守の調整で第一源泉と第二源泉が入り交じり、良い湯加減のブレンド湯が完成しつつあります

後は溜まるのを待つだけです(*´ω`*)♪
AM9:38
入浴
寝湯程度に溜まり、にょほさんを差し置き一番湯をいただきます♪
うん良い湯加減♡
にょほさんにカメラマンまでさせて一人、広河原の湯を楽しむ

そして撮影を終えたにょほさんも入浴
にょほさんからの差し入れのアサヒドライゼロで乾杯です♪
しかし本当に最高な湯だ

まず自分達で工事をするってのが楽しい
此処まで来る苦労と工事の苦労が実ったこの瞬間のひとっ風呂が実に気持ち良い
ホントにヤバい!
実にマッタリと二時間浸かりっ放しw
しかし湯守の手抜き発覚
ブルーシート湯舟はみるみる熱くなる
川の水を引いて加水する第二工事が始まる
まず試みたのはブルーシートを低くして沢の水を引き込む工事
温泉水が逆流し失敗…
次に試みたのはチューブを使った加水
一本は成功するが二本目が上手くいかない…
次に俺の提案で湯舟方面に流れる水量を増やして湯舟前を堰止めて水位を上げる事に…
この作戦は功を奏し、見事水位を上げ、最初の沢の水を引き込む事に成功する
しかし逆に冷たくなるブルーシート湯舟
湯守、コレを調整をするが一行に湯舟に熱い湯が溜まらない
これじゃ沢の水に浸かっているのと一緒…
しかしおかしい
調整をして引き込む水を少な目にしているのにこの湯の冷め方は異常だ(´・ω・`)?



そうか分かったぞ!
沢の水がブルーシートの下に流れてそこから温泉を冷やしているんだ!!
すぐににょほさんに伝えると「熱交換」と解明
熱い源泉を加水せず、時間を掛けずの薄まらず新鮮な湯にする偶然の産物ではあるが画期的なシステム!!

名付けて入浴保冷却式入浴
略してにょほ式入浴w
まだまだ改良の余地はあるがこのシステムににょほさん大感激♪
これまでにない最高な湯だと大絶賛
そんな湯に俺も浸かれて嬉しいッス♪
なんだかんだと三時間半ほどマッタリと入浴を楽しんだ
PM1:02
解体開始

使ったブルーシートにパイプを片付ける
次に来た人も造る喜びを味わえる様に綺麗に片付ける
そんな広河原野湯群での四時間半
此処を去るのは名残り惜しいが帰路に就きます
PM1:22
出発
サラバ広河原
来た道をひたすら戻る
沢を再び渡り山道に入る
途中ヘビに遭遇
帰りは行き程休憩を取らず、二回休みを取っただけ
三時間半の湯治が効いているのかそこそこのペースで進む
そして〜
PM2:32
ヤドカリ帰還
記録一時間十分
往復二時間半掛からなかったw
この程度の移動であの極上極楽を味わえるのなら安いもんだ♪
此処に連れて来てくれたにょほさんにホンマ感謝ですわ
PM3:15
エネオス栗山店
さて燃料が底を尽きそうなので仕方なく給油する
するとリッター155円Σ(ω‖)ドッヒャー
俺が最後に入れようとしたトコより20円も高い…orz
迷った時は迷わず給油しとかなアカンな…💦
PM3:42
道の駅湯西川
入浴施設&足湯併設型道の駅
我が温泉アヒル・川田くんの故郷♪
此処にヤドカリを停めて、にょほ車に乗り込み、次の目的地へ移動する
PM3:53
湯西川温泉

湯西川なる一級河川の渓谷沿いに立ち並ぶ温泉街
平家の落人伝説の残る地で平家の子孫により発見された四百年余りの歴史を持つ温泉地
以前訪れたのは朝だったので店は開いてなかったのでちょっとだけ温泉街本来の雰囲気を味わいながら目的地へ向かう
PM4:05
湯西川温泉公衆浴場

薬師の湯と呼ばれる共同浴場
誰もいなかったので先に写真を取るにょほさん
そして対岸の橋の袂に湧く無料露天風呂を確認
こいつが湯西川温泉でのターゲットだ
PM4:08
河原薬研の湯

にょほさんが2002年のネタ元を見て「もう無いかも」と半分諦めていた無料露天風呂
前回俺が湯西川に訪れた時は全然気付かなかった
早速温度を調べるがかなり熱い
でも浸かれない事もない♪
表面に浮く木の葉を取り除き、撮影の準備に入る

しかし団体客がどっと見学に訪れる
その中から一人だけおっちゃんが残り足湯をしだす…
ハッキリ言って邪魔だw
足も浸けれないのに足湯を楽しむおっちゃん
どうやら俺達と会話を楽しみたいみたいだ…
業を煮やして「おっちゃんまだ居るの?」と明らかに邪魔だよ発言
これに気付いたおっちゃん撤収w
ゴメンねおっちゃん
でも足湯なら他にもある筈だからそちらで楽しんでください
さて邪魔の者も消えたと思ったら遠くの方から此方の様子を伺うおっちゃん…
完全におっちゃんが消えるのを待っていたらキリがないないので撮影開始
しかし本当に熱い!!
撮影だけに浸かる瞬間芸と思いきや手足を出して浸かると意外と浸かれる♪

この入浴法で半ば強制的に無理だと言っていたにょほさんにも入浴してもらうw
さて上がって公衆浴場に行こうと思ったら川の一画にちょうど良さげな窪みを発見
此は又、先人の遺構かw
露天風呂からホースを伸ばし、即席露天風呂の完成♪
早速浸かってみる
うん良い湯加減♡
しかしホースから出る湯は半端なくすぐに熱くなる…
でもこんなお馬鹿な湯が楽しいのだw
ふと対岸に目をやると旅館の露天風呂に人が!
俺達の奇行丸見えでした(笑)
PM4:40
湯西川温泉公衆浴場

程良く楽しんだ所でこの日初めての有料入浴
俺達が入浴すると直ぐに地元の婆様が入ってきた
そう此処は混浴なのだ
婆様が湯舟に浸かって一息着いた所で聴込調査
他にもジモ泉がないか聴き込むが…無かった
PM4:55
湯沢屋酒店

和洋酒雑貨食品お土産販売店
喉が渇いたにょほさんがお買い物
その間に俺は女将とお喋り
いつもの世間話からの軽いジャブからの「家に温泉引いてないの」と本題ストレート
結果、ノックアウトでした…
PM5:00
山島屋

土産・食事処
食事しようかと温泉街の食堂の前に立つ
するとサイレンが鳴る
十八時かと思ったらまだ十七時!?
晩飯にはちょっと早いねって事で撤収
短時間でしたが、楽しいひと時の湯西川温泉でした
PM5:17
道の駅湯西川
此処でこの日遊んでくれたにょほさんとお別れ
体調が軽く悪いのにガイドありがとうございます
久しく人とお馬鹿な温泉をしてなかったから滅茶苦茶楽しかったです♪
また近いうちにお逢いしましょう
そして道中、にょほさんにタウリン3000が良いと聞いたので購入しようと思ったら売店閉まってたので自販機にないかちと覗いてみる
やっぱし無い…
仕方ないので道の駅を後にし、塩原温泉郷へ帰る
PM5:53
ココストア塩原温泉店
十五時間振りくらいの塩原温泉郷に帰還
食堂は閉まっているし、スーパーは無さげなのでコンビニで弁当とどん兵衛を購入
そのまま駐車場に停めているヤドカリの運転席で食す
フ〜温まった♪
陽が暮れるとスッカリ寒いね〜
PM6:16
梅川荘

塩原温泉郷中塩原温泉に属する宿泊施設
まだ入浴を受け付けていたのでひとっ風呂させてもらいます
大浴場は地下にある
早速浸からせてもらう
あまり大した湯では無いが、湯加減は良いのでそこそこ浸かる

露天風呂は東屋造り
一応塩原温泉道編なので一湯だけでもと思ったのが運のツキでしたハッキリ言って極上湯に源泉かけ流しの本物湯に浸かった後に浸かりたくない一湯

〆の湯がこれか…orz
PM7:37
塩原運動公園
今宵の寝床なり園地
駐車場完備に厠美完備♪
何をするわけでもなく直ぐに寝ます
楽しかったから麻痺してましたが二時間しか寝ていないので眠くて仕方ありません
そんなこんなお馬鹿な一日
そんなこんな楽しかった一日
にょほさんありがとうな一日でした♪

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