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Nimbin マリファナのにおいのする町

どうもこんばんは。今日はオーストラリアのニンビンでの話をシェアさせていただきます。

今、実は下書きを東京で書いていて、この話が載る頃にはもう小笠原から無事に帰って来ているのですが、さっき7月29日の20:00を回りました。

無事、PCR検査陰性です。

もう、ひやひやもんでした。

これで心おきなく小笠原の旅に出ることができます。

みなさんのおかげです本当に。

今、最高に整ってます。

バンドのワンマンライブをやって、僕の気は100から0になった。これで東京から約1,000キロ離れた小笠原満喫してきてんだからもう、なんていうの。

感謝してます。さて、もう本編いっちゃいましょう。

(100→0→1,000の話、もう何個か前のnoteでも書いてるんです。なんか、響きいいなぁと思ってもう一回書きました。)

今日もどうかひとつよろしくお願いします!!

Nimbin マリファナのにおいのする町

俺はと言えば今日まで一泊二日で新宿に面接ツアーに行ってきた。ライフには今、目の前の事だけを追わせてもらってる。いっこ受かりそう。そこで働ければ、ずっと英語環境の中に居られそうで、自分のスキルを延ばせそうなところに身を置くので精一杯。海外でも有名な会社だから、モチベーションも保てそう。

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バイロンベイからバスに乗って行ったニンビンはマリファナで有名でさ、数多くのヒッピーがそこで暮らしているらしい。俺はやらないからどってことないんだけど、町歩いてたら、たくさん勧誘されたよ。

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世界のどこにもピースフルな場所ってのはあって、僕もそういった場所にはもう何度も足を踏み入れてきた。

レインボーなフラッグはなんとなくピースな感じを受ける。そして、ニンビンにはアートを感じさせる代物が多い。例えば絵。絵を描ける人は素敵だと思う。

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アトリエの中に入って、写真を撮ったんだけど、窓から差し込む光の尊さに目が眩んでしまった。
気の抜けたように痩せてる町、メイン通りにも疲れさえ感じる。今ではそれを愛おしく感じる。いつでもそうかもしれないノスタルジックの中に永遠はあった。

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数台の車が路肩にもうずっとほっとかれてるように感じる空っぽのストリート。ギターを弾いてるバスカーの目の前で手作りのアクセサリーを売る女。もうそんなことばかりしてる。私はこれからもずっとこうして生きていくの。もう自分を偽ることはしないの。もうたくさんだわ。

一体何があったんだ。声を聴かせてくれ、女。

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本屋に寄った。「サイババ」の本が目に留まった。独特の髪型してらぁ。そういえば浩太は小学校の時サイババ好きだったよな。
子犬を見かけては目線を下ろす。いや、腰を下ろす。子犬と俺と同じ高さで会話する。誰のにおいも嗅ぎたがるなんて最高じゃんか。

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ニンビンの街のストリートコードにはこう書いてある。ざっくり言うと、「愛ってのは本当」「危険な行為はするな」「犬の面倒はちゃんと見ろ」「みんなの事を尊敬しろ」そんな感じで俺もこれから生きていこうぜ。

きっといつだってこれから。もう何度もこうやって書いてると思う。今この瞬間にも生きれない人ってのは居るので、スマイル、笑顔で行こうぜ。

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手書で町を紹介した看板が裸で道に置いてある。そのなんていうか、不確かさっていうか、適当さ。それってマジで町って気がする。俺がどっかで求めてたもの。

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看板の張り紙は千切られて、貼られての繰り返し。ずっと前に剥がされた紙の端っこがまだ看板にこびりついてる。爪の先端でひっかいて剥がさない。そういう国民性。だいたい剥がれてるんだからいいべっていうゆるさ。

歩道を歩いてく鶏たち。僕はお昼ごはんを食べようとしてる。

このゆるい風は地球を何周も回って、いつか誰か違う人へ吹き付ける。

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壁に描かれた女の子は小さな緑に水をやり、頭の中では欲しいものの事を考えてる。大きくなったら、手に入るものばかり。そんなに背伸びしてどうするの。

もうすぐでニンビンから帰る。バイロンベイに帰ったら、また楽しい夜が待ってる。旅の中にいた、お前らの声が聞こえていたい。

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そうだ。俺はニンビンからまたバイロンベイに戻ってきて、同じ部屋の若者達と一緒にナイトクラブへ遊びに行ったんだ。

香港から遊びに来てたって言うヨーロピアンの女の子たち二人とも出会った。その子らのガードが低くて可愛いくて、しかもセクシー。

いつかの宿では二人のミュージシャンが歌ってたから、「カホン」を持ってって、即興で生演奏に参加してみた。それがおもろくて楽しかった。意外と出来るもんだぜ。

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書き残したことがたくさんあるような気がする。

バイロンベイで見上げた月の明るさとか、言葉に出来なかった海の青さとか、忘れたくない。

いつかね、これをもう一度見直した時にね、この言葉も消えるかもしれないから。でもその時の俺に、もっと感じていて欲しい。

そうそう同じ宿にクアンティンっていう名前のフランス人の写真家がいたっけなぁ。サーフィンが好きみたいで、それがライフだって言ってた。毎日海に出てサーフィンして、写真撮って幸せそうだったなぁ。

日本人の元やくざな人にも会ったし、その人は金がなくて一日1500円の宿代を後何日払えるかって感じで生活してるらしくてさ、そうだね、いろんな人がいる。それぞれどうにかなってんだろうからお見事だよね。

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朝になって僕はブリスベンへと向かった。遂に気持ちは「オーストラリア一周」、再びの俺にとっての最初の街ブリスベン。あの頃よりは全てがましで、全てが違う。

もう新しい俺だ! 

スーパー経験積んで戻ってく、どうなる俺の未来。

編集後記

お前!! サイババと同じ髪型してんぞ!! 

(俺のはウィッグだって言ったべ。)

熱いから脱げそれ!!

これは…… こいつはワンマンやるバンドのドラムだわ。

どこで、勝手にカホン叩いてんだ。

うまくねぇんだよなぁ。ノッてるんだよなぁ。

と、まあこんな感じでニンビンお届けいたしました。

僕はここから小笠原への荷物パッキング大会してくるので、また次回会いましょう。

そうだ、ここらで俺たちのバンドの最新Youtubeをお届けします。

お時間ありましたらどうぞ、ご視聴下さい。

次回は、いよいよオーストラリア気持ち一周しての、再びのブリスベン。

そこからのレッドセンター行っちゃいましょう。

ここからがマジでアウトバックな旅になってきます。

もうね、どうかしてたんだよ。

君にもきっとこんな時期あっただろ。

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