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松山 光陰矢の如し
前説
どうもこんばんは。今日もよろしくお願いします。
最近の東京は天気がいいです。洗濯物もよく乾きます。
Clubhouseでは主に英語の勉強をしようかなと思います。リスニングの勉強だったり、たまに話に入ったりしようかな。
日本地理の話はStand.fmのライブでやってみよっか。
最初に日本の世界遺産について、それから、北海道から始まって47都道府県の地理をみんなでシェアしたいですね。地元の人に教えてほしい!!
そういうことで、ヒッチハイクでやって参りました四国、二県目!!
愛媛だよ。一話一話地元の方、今回は愛媛の方に届けば十分です。
いってきます!!
松山 光陰矢の如し
弓矢が飛んで行っちまう位に、月日が過ぎるのが早いこと。
日が昇って、日が暮れて。自分の知らない合間に「時間」だけが過ぎていってしまう。
柔らかな日差しのもと、車の車窓からは海や山が見える。
僕は移動中、その夫婦から「松山に住むこと」が、いかに良いかを習った。気候は良いし、雨も多くない。台風の被害も少なく、何も困ることがないのだという。
それなら千葉もそうだということを伝えた。
どこでも「住めば都」なのかも知れないね。みんな多かれ少なかれ自分の住んでいる街は、においが染込んでいて好きになるものさ。
松山駅前で降ろしてもらった時にはもう次の目的地は決まっていた。あの、漱石の『坊ちゃん』で有名な道後温泉だ。
運が良ければ坊ちゃんトラムっていう内装が木でできたトラムに乗れるらしい。
僕は運がいいので、乗れることは間違いない。
まつやま道しるべを見て行き方が分かったところで、まだ昼過ぎだ。
松山城を見に行こう。
松山駅は、鹿児島中央駅みたいに駅のてっぺんに観覧車がのっかっている。
松山城は丘の上にある。麓からロープウェイも出ているんだけど、僕は自らの足を使って行くのが好きだ。
丘をぐんぐん駆け上がって松山城との距離を縮める。
少し疲れた頃、僕は広場に躍り出る。肌色の地面、茶色い木、そして満開に咲き誇った桜の白やピンクのコントラストは僕に、未だに松山城の美しさを忘れさせない。
松山城は、女性みたいに白くて繊細な肌を持っている。近くにいると安心する。城の公園から見る景色もなんて優しかった事か。
お花見をしている人々はとても優雅だ。
満足した僕は丘を降り街を少し歩いた後、駅に戻ってきた。
ほらね、坊ちゃんトラムには自然と待たずに乗れた。
松山温泉郷で降り、バックパッカーズハウスにチェックインした。ここではなんのパワーも感じなかったけど、シャワー室の角っこにシャイなお化けが隠れていることはなんとなくわかった。
松山の温泉街を歩き、ついに今日の目的地、道後温泉にたどり着く。
入浴チケットにはランクがある。僕は入浴後、お茶とお菓子を食べて少し寛げるランク、ちょうどミドルランクのチケットを買った。
すごく有名な温泉にもかかわらず、内装も大きさも特別なことはなかったけど、居心地は最高に良かった。
風呂に入る前に体を洗う所があるでしょ。そこに一か所だけマークがしてある。なんでもそこは「神様の場所」だって言われている。なんだか少し神聖な所に来たんだなって思うよね。
湯船につかってのんびりと天井眺めてさ、そんな時間が幸せなんだよなぁ。
温泉郷のモニュメントの隣に広がる公園は夜桜を見に来ている人で賑わっていた。
僕もどこかに交じって楽しみたいなぁ。そんなことを思いながらも、いきなり見ず知らずの人に話しかけて一緒に飲むわけにもいかず、一人缶ビールで夜桜に乾杯。
やりきれない夜はもう数えきれないくらい越えている。
編集後記
「季節は僕等を気にもせずに過ぎてゆき、振り向けば僕等は大人になった。
通り過ぎる人、立ち止まってゆく人、振り向けば僕等は大人になった。」
ってザ・ハートドロップスってバンドの「短めのメッセージ」の歌詞の一編が久しぶりにめぐって来たので、お伝えします。
ザ・ハイロウズの前座をしたこともあるようです。
昔のバンドです。
誰かザ・ハートドロップスの事を知っている方がいたら教えてください。
俺が高校一年生の時に原宿の中古CD屋でジャケ買いしたバンドです。
※ジャケ買いとは、説明しよう!! CDのジャケット(表紙のデザイン)だけで、どのくらいグッとこさせるか、このバンド(バンドじゃなくても/アーティスト)はひょっとしたら今まで聞いた事の無いサウンドを響かせてくれるんじゃないかって、期待させちゃうぜ!! ってこと!!
そんなわけで、日本編も四国まで来てます。
旅はまだまだ始まったばかり。
次回は高知にいきまーす。よろしくー!!
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