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2023年が暮れていく
2022年秋
息子が孤独の闇に
消えてしまいそうになっていた。
闇の隙間から連れ戻すために必死になっていたころ、
母の貧血がひどくなっていた。
息子のために必死だった。
2023年初春、放置していた息子のアパートを引き払いに北に向かった。
彼の中でいろんなことの整理が始まった。
闇に飲み込まれそうな時は
寝てしまうことに不安が生じていたようだ。寝てしまうと起きれないのではないかと。
そして
母の日に…生きるということは命のつながり
母の日に塗り絵と色鉛筆を母に送った。
母は電話越しで涙ぐんでいた。
母は施設入居前に、
デイサービスで、
塗り絵をすごく楽しみにしていた。
それを見て、父はとーちゃんはそんなことしないと言っていた。
生きるということは命の繋がり。
自分だけが今ここにいるのではなく、
今までの命の流れがこれからも続いていくこと。
直接の血縁関係だけでなく、
私たち生命を持つものが
自然の中で、その命をつなげて
人とひとの繋がりが社会を作る
人はいろんな人と繋がって社会ができる。
そして、人も自然の一部。
大きな自然の一部であることを忘れちゃ行けない。
……
孤独は人を追い詰める。
孤独になることで、
出会いがなくなる。
……
2020年、社会は大混乱していた。
突然学校は休校になるし、
その中で、今まで当たり前だった、
学校での人とのつながりが、
なくなってしまった。
オンライン授業で人と繋がれるのか?
それだけではなく
母の検査のことを考えると心がざわついている。
子ども時のことが走馬灯のように蘇る。
私はこれから何をして生きるのか。それが問われる時なのかもしれない。
私は私の人生を生きる。
ぼちぼち
1時間草木染め〈よもぎ〉
私が草木染めに惹かれるのはなぜかと考えてみた。
そう、植物の力はすごいって感じることができるから。
植物ってすごいって、食べても思うし、育てても思う。そこから繊維を取り出して、
身の回りのものを作る。
そう色を作り出すその化学工場の力を
体感できるからなんだよな。
立派なものを丁寧に染め上げて、
身に纏うことも素晴らしい。
でも、ありふれた「草・雑草」から素敵な色が簡単に出ることを知ると
蚕糸試験場@東京都日野市
東京都の日野市に蚕糸試験場跡があると知った。
普段は公開していないのだけど、
この秋3回公開されると知って、居ても立っても居られなくなって、
2回めの公開日の11月3日に行ってきた。
家を出たのはいいけれど、
京急本線が停電で上大岡〜横浜まで動いていないらしい。
大回りをして、とにかく行く。
今日を逃すといけないと日野に向かう。
日野の駅を降りると、
なんだか懐かしい感じがした。
実は夫の