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#短編小説
昼と夜の境目で蕎麦をすする
昨日見たゆめの話。
私は屋形船に乗っていた。
船の中心で、三つ編みをした女性が、天ぷらそばをすすっている。
屋形船の右半分は、昼間の景色で、左半分は夜の景色だ。
わたしは、女性の隣に座り、同じく天ぷらそばを注文した。
女性は、昼と夜の境目に座っているので、顔の半分が明るく、もう半分は暗い。
「昼の景色で食べると、天ぷらがサクサクになるんです。夜の景色で食べると、シナシナですけどね」と言う女性。
布団を語り、思い出す味
今朝みた夢の話。
私はご近所さん達数人と、大きな和室に集合し、
布団について語り合う会を開いている。
目の前に並ぶ3つの布団。
私の隣の女性が、まず一番右にある、スカジャンのような生地とデザインの布団の前に立ち、紹介をはじめた。
女性は、険しい顔をしながら「このスカジャン布団は要注意。これで眠ると、日常の余韻だけが消えていきます」と説明した。
なんだか心がザワザワとした。
次に、高齢の男性が、