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講談社さんへマンガの持ち込みに行ってきました🎵

先日、うららかな春の日に講談社さんへ持ち込みに行ってきました。

前日、着ていく服がないなあ〜どうしよう〜と、真夜中にファッションチェックをする四十路🤣
いやあ、いつも着てる服がスウェットに500円でGUで買ったセーター、というどうしようもないもんばかりなので、改まって着ていく服がなくてあわあわしました。

北千住から千駄木まで千代田線に乗り、駅を出た近くの都営バス早稲田行きに乗ります🚌

バスに乗っている最中思ったのですが。。。。


さすが、文京区ですね。席の譲り合いの老紳士郎淑女ばかりでした。
学生さんは席が空いていても立っていたり。
めちゃくちゃ民度の高さを目のあたりにしました(by足立区民より)


文京区いいわー好きだわ〜
一生ご縁がないと思いますが、近代史や近代文学が好きな私にとっては、憧れの土地です😍

持ち込み時間まで1時間あったので、護国寺にお参りしてきました。

違う入り口から入ってしまいました。



敷地内に昔ながらの蔵がある。


ほあああああ。。。。
立派ですなあ。


いよいよ本殿へ。。。


初めてお参りさせて頂きました。
境内には枝垂れ桜がちょうど満開で
とても美しかったです。
日本人でよかった。。。。

のんびりと散策していたら20分前になったのですぐ近くにある講談社さんへ。


うへえ。。。。ドキドキします。

10分前に受付を済ませて、エレベーターで指定の階に上がると、編集さんが待ってくださっておりました。

私が持ち込みをしたのは「ビーラブ」です。

おざわゆき先生の「凍りの掌」「あとかたの街」は、こちらから出版されており、もっと遡れば、里中満智子先生が60〜70年代に少女誌で戦争漫画を描いたのもここ講談社であります‼️ハアハア。。。(鼻息あらし)


ゆえに、私にとっては講談社はメッカの1社であります。

今回ご講評くださったのは優しい雰囲気の女性の方です。

しかもオサレなラウンジでした。。。。😳✨

簡単に自己紹介や経歴を話し、「ブルーランプ」をみてもらいました。

「とても面白かったです」

と、ため息をついて仰ってくださったので、嬉しかったです😭

(注 現在持ち込み中のため、ブルーランプはnoteで公開しておりません。)

しかし、「ブルーランプ」は青年誌用に制作したものなので、ビーラブさんでは場違いであります。

それを見越して、自分が描きたいテーマのキャラクター表とプロットも持ってゆきました。

あと、過去に掲載された作品(銀のノスタルヂア)の刷りだしなども。

戦争もの。。。。。。
どうだろう。。。。

と、ドキドキしていたのですが、

面白い。
けれど、まだ推し、一般の人に対して惹きつけるものが足りない。
どうしても戦時中(日本)になると、モンペと地味着物、国民服というファッションとなり、多作品と比較して地味になってしまう。

また、男性キャラクターがモブのように地味なので、もっと等身を長くしてもいい。

。。。といったアドバイスを頂きました。

「今のこの設定では推しづらいですねえ。
すごくいい話だと思いますし、昔こういうことがあったんだ。。。と思うところもあるんですが、この状態だと、フリーや内輪で限られた人数のみにうける作品になると思うんです。」

とまさに確真を突かれ、そうか。。。ガックリときてしまいましたが、
確かに女性キャラはすぐ描けたのですが、男性キャラクターは、戦場から戻った顔というものがわからず、最後までどう描いていいのかできずじまいでした。

おそらく、ケレン味というものが私の作品には欠如している🤯

と、その時思いました。

ああ、そうだった、私の好きな短編、里中満智子先生の「クロイッツェルソナタ」でも、ナチスの親衛隊と、ユダヤ人の少女が収容所で惹かれ合う話なんだけど、

ナチスの親衛隊の人、金髪プラス長髪やったわ。。。。

金髪と長髪でピアノを弾く親衛隊なんですよ。。。。

そりゃあ華やかにみえますよね。。。。

(※史実では親衛隊では刺青や長髪は禁止されています😅)

と、編集さんのお話を伺いながら、ぼんやり思い出しておりました。

あれぐらいのハッタリが必要なのかしら、いやあ、でもご存命の方たくさんいますから、ゆきすぎたハッタリはセーブしたいところ。
当時は洗髪石鹸もない時代だったから、衛生面でも短いほどいい
(ゆえに坊主頭多し)と言われていたんですよね。。。
(もちろん短髪の人もいました)
こりゃあ、女性誌では地味になるぞー。

けれど、男性キャラクターをもっと格好良く、
そしてイントロから若い人でも読んでもらいやすい入り方と、
華やかさ、
この3点プラスなら自分描けるかもしれんぞ‼️


と、私も色々と案を出しました。

また、嬉しかったことは、ナチスドイツ時代の作品を描いても(制限はありますが)当時の賛美ではない限り大丈夫、過去の歴史、史実を残してはいけない理由はない、とのことをしっかりと仰ってくださり、これを聞けただけでも、

すっごく嬉しかったです‼️😭✨✨


さすが天下の講談社様ですよ。

懐が大きい‼️

皆川博子先生の「死の泉」のような作品が好きで、
レーベンスボルンだったり、当時の軍人将校のお屋敷に嫁いだ女性の葛藤を描きたいと思っていたので、頑張って勉強して、描きたいなあ。。。

でも、当時の軍人将校がどういう生活をしていたのかまだわかっていないので、本当に大変だろうな、とは思っているのですが。。。。


。。。話はそれましたが、以上の点を注意したうえで、
読み切り作品で一つ考えてゆくことになりました。

まずはプロットとキャラ表です。

なんとか繋がれたかな。。。

プロットの採用はありませんでしたが、当初の内心抱いていた目標(とりあえず編集さんに作品を出せるくらい繋がる)は叶ったので、よかった。。。
と安心しました。

また、今子供が春休み中で(あと学力試験の猛特訓で)プロットを出すのが遅れると思うのですが大丈夫でしょうか。。。と尋ねたらいつでも大丈夫ですよーといってくださったので、ホッとしました💦

育児主婦しつつ、作品作りはなかなか集中し辛く、
子供の新学期が始まるまでは
編集さんのアドバイスによって思いついたアイデアの資料調べと、男性キャラクターをいかに当時の時代かっこよく作るかの研究、
そしてお話をシュミレーションしてゆこうと思います。
読み切り読み切り。。。。綺麗に完結できますように。。。。

まだまだ、これからが本番ですが、ひと心地つき、帰途へとついたのでした😊✨✨


帰りにおだしもんで、たらことシラスとバターの玄米出汁を、自己の慰労のために頂きました☺️
美味しゅうございました。

おだしもん、お豆腐食べ放題なんですよね❤️

ここまで読んでくださり、ありがとうございました☺️✨✨


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