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連載「ほんとうのさいわい」につながる仕事#4「ほんとうのさいわい」の核心
1. 「ほんとうのさいわい」を教える公園林
前回は「銀河鉄道の夜」第3次稿の読解によって、私たちは「実験」という方法と『法華経』という手がかりを得ました。しかし、「ほんとうのさいわい」を目指す方法と手がかりがわかったとしても、「ほんとうのさいわい」とは何かはいまだ明らかになっていません。
そこで道しるべとなるのが「虔十公園林」という童話です。この童話には「ほんとうのさいわい」の
連載「ほんとうのさいわい」につながる仕事 #1「今、なぜ、宮沢賢治なのか」 | 岡田基生
もしも、働かなくてもよい世界ならば
あなたは何のために働いていますか?
そのように問われて、私がまず思いつくのは、「生計を立てるため」、「生計を立てられるようなキャリアを継続するため」という理由です。
それでは、生活のために働く必要はない世界になったら、どうでしょうか。それでもまだ働く理由があるでしょうか。
私なら、とりあえず仕事はやめて、好きなだけ本を読んだり、旅行に行ったりし
台湾のY字路が、MICOさんのPVに登場
11月20日の夜、11時を過ぎたころ、栖来ひかりさんからメッセンジャーでお知らせが届いた。栖来さんは弊社の新刊『時をかける台湾Y字路』の著者である。
「たいへんです!」
iPadの通知に表示されたそのメッセージに、ドキっとする。とくに新刊が出たばかりのときは……。もしかしたら、誤植が発見されたのか!?
いや、でもそうではなかった。
つづいて表示されたメッセージは「この動画を見てください」