本が好きな大学生

大学生が読書感想文を書きます。

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誰かに届いたら

こんにちは、こんばんは どこかの20歳です。 私は今日ここで、 ずっとあたりまえにみんなが悩んでいると思っていたけど、 もしかしたら私だけの悩みなのかも…?と 最近気…

昔から雨が嫌いではなかった。ある日、閉鎖されたくだらない教室に広がる内の世界から、ひらけた外の世界を窓越しに眺める。ラッキーなことにその時は窓側の席で、そしてそ…

自信

とにかく自信をゲットするには 心の中で英語圏外国人を飼い、 自分が何をするときにも 「amazing!」 「oh my gosh… unbelievable…」 「so beautiful…」 「excellent」 …

本を読む人

本を読む人と話している時は、そうじゃない人と話す時の自分をひた隠しして筋肉が固まる感覚がない。きっと、小さな当たり前な感覚も言葉にのせて人に伝えようとするその自…

いつもの帰り道と愛

暗くなった帰り道。 オレンジの柔らかな灯台の光に早まった鼓動はなだめられ、 いつのまにかそこにあった肩の緊張がほぐれる。 意識的にゆっくりと、秋のはじまりを告げる…

隣の芝は青く見える。私は飽き性で面倒くさがり屋。あの子はかわいくてスタイルが良い。あの子は優しくて鈍感。あの子はかなえたい夢を持っている。私の手のひらには何もない。頭をフル稼働させて燃え切った時の灰のかすがこぼれる。自らの首を絞めた時に零れた手首からの涙の乾いた跡。私には何もない

考えなしに夢中で押し続けることが強さじゃない。何を言うかより何を言わないか。0から1を作る経験値と想像力。1を100にする探究心。

父への天邪鬼とか周りから求める承認欲求とか、全部将来への不安からだろうな。自立していない自分。他人は全員ライフライン。強くなりたい。

とても抽象的に表現したい時がある。咀嚼するだけで違う惑星の引力に引き寄せられてしまうような、口をしっかり閉じないと溢れ出してしまうような話。あなたと初まり終わるのはこの一点からで、回してしまえばいつでも世界はあなたのものだ。

眠りたいなら眠りなさい。寝すぎてはいけないと思うなら時間を設けなさい。どれだけ支障がでても寝たくないのなら寝なくてよい。外に出たくないのなら出なくてよいが、自らの健康を願うのなら数歩でよいので日の光を浴びて散歩をしなさい。

どう生きたいか、心のコンパスはまだ見つかっていない。もしかしたら、デフォルトとしてついてるこれが本当のコンパスなのかもしれない。今日も感じたこと、そのままに生きる。その感情を表現するかしないかも自分次第だ。わざわざ外に出さないという選択肢もある。

ここでやめとけば。自制できない理由は何だろう。若さゆえのあり余った体力か。沈黙は金。静かに内に情熱を秘める人になりたかった。理想の人間にはなれない。とっとと自分の弱さを認めて、毎日に向き合おう。まぁ人間、そう思っても簡単には実行できないものだ。一番身近な弱さがひょこっと顔を出す。

簡単にアドレナリンが出てしまう。簡単に交感神経が活発化してしまう。カタカタとタイピングの音。ビビット来るフレーズを活字の羅列の中で見つけた時。好きな人からのメールの返信。納得できるメタファーが脳内で誕生した瞬間。絶妙に保たれていたバランスが崩れる。精神的平衡感覚鍛えたい。

簡単じゃないこと。臨機応変。弱い自分を好きな人に見せること。ちょうどいいとこでストップすること。自分の選択に納得すること。力まないこと。違うジャンルの曲を聴くはじめの一歩。好きな人のこと何度も思い出さないように毎日に没頭すること。お風呂あがってすぐ髪乾かすこと。

力まないこと

オードリーの若林さんが好きだ。 元々お笑いが好き。フレッシュで野蛮でいつもストレートな霜降り明星さんや、毎日テレビで見て当然だなと思う、安心感のあるお笑いが印象…

正解と正義

全員が納得する正解はこの世にないんだろうな、とふと思う時がある。本を読んで新しい感性に触れた時、気が合う友達の言動に違和感が生じた時、今まで面白いと思っていたも…

誰かに届いたら

こんにちは、こんばんは
どこかの20歳です。

私は今日ここで、
ずっとあたりまえにみんなが悩んでいると思っていたけど、
もしかしたら私だけの悩みなのかも…?と
最近気がついたことについて話したいです。

勝手にみんながこのことについて悩んでいると思っていたけど、
このことについて何度か友達に相談した時、
その全員が思い当たらない、
微妙な面持ちをしてたからです。

背景はこのぐらいにして…
本題

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昔から雨が嫌いではなかった。ある日、閉鎖されたくだらない教室に広がる内の世界から、ひらけた外の世界を窓越しに眺める。ラッキーなことにその時は窓側の席で、そしてその日は雨が降っていた。上から下へと一定のリズムで移動する大量の雨粒を眺めていると音を鳴らしてぐるぐると頭の中を巡る思考が落ち着いた。水が地面を叩いて弾ける音は、雨粒たちがやりきれない弱い私の代わりに飛び跳ねてくれているようだった。だから、他

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自信

とにかく自信をゲットするには
心の中で英語圏外国人を飼い、
自分が何をするときにも
「amazing!」
「oh my gosh… unbelievable…」
「so beautiful…」
「excellent」
「nice! hey! come on!」
など言わせとくだけで身につく
し、楽しい
一石二鳥

本を読む人

本を読む人

本を読む人と話している時は、そうじゃない人と話す時の自分をひた隠しして筋肉が固まる感覚がない。きっと、小さな当たり前な感覚も言葉にのせて人に伝えようとするその自分の細かさや過敏さを面倒だと感じないだろうという同志への謎の信頼があるからだ。些細な表現も気にかけずその人なりに解釈してくれるだろうという安心感があるからだ。

本を読む人が好きだ。頻度はどうであれ、ジャンルはどうであれ。活字とにらめっこし

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いつもの帰り道と愛

暗くなった帰り道。
オレンジの柔らかな灯台の光に早まった鼓動はなだめられ、
いつのまにかそこにあった肩の緊張がほぐれる。
意識的にゆっくりと、秋のはじまりを告げるような空気を吸って、吐く。
まだ若干残ったなまぬるい空気がひんやりとした秋風を際立たせる。
しっかりとした一漕ぎを繰り返して、堂々と自転車を漕ぎ、家へ向かう。
何として変わらないいつもの帰り道。
最近お気に入りの季節に合ったプレイリストか

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隣の芝は青く見える。私は飽き性で面倒くさがり屋。あの子はかわいくてスタイルが良い。あの子は優しくて鈍感。あの子はかなえたい夢を持っている。私の手のひらには何もない。頭をフル稼働させて燃え切った時の灰のかすがこぼれる。自らの首を絞めた時に零れた手首からの涙の乾いた跡。私には何もない

考えなしに夢中で押し続けることが強さじゃない。何を言うかより何を言わないか。0から1を作る経験値と想像力。1を100にする探究心。

父への天邪鬼とか周りから求める承認欲求とか、全部将来への不安からだろうな。自立していない自分。他人は全員ライフライン。強くなりたい。

とても抽象的に表現したい時がある。咀嚼するだけで違う惑星の引力に引き寄せられてしまうような、口をしっかり閉じないと溢れ出してしまうような話。あなたと初まり終わるのはこの一点からで、回してしまえばいつでも世界はあなたのものだ。

眠りたいなら眠りなさい。寝すぎてはいけないと思うなら時間を設けなさい。どれだけ支障がでても寝たくないのなら寝なくてよい。外に出たくないのなら出なくてよいが、自らの健康を願うのなら数歩でよいので日の光を浴びて散歩をしなさい。

どう生きたいか、心のコンパスはまだ見つかっていない。もしかしたら、デフォルトとしてついてるこれが本当のコンパスなのかもしれない。今日も感じたこと、そのままに生きる。その感情を表現するかしないかも自分次第だ。わざわざ外に出さないという選択肢もある。

ここでやめとけば。自制できない理由は何だろう。若さゆえのあり余った体力か。沈黙は金。静かに内に情熱を秘める人になりたかった。理想の人間にはなれない。とっとと自分の弱さを認めて、毎日に向き合おう。まぁ人間、そう思っても簡単には実行できないものだ。一番身近な弱さがひょこっと顔を出す。

簡単にアドレナリンが出てしまう。簡単に交感神経が活発化してしまう。カタカタとタイピングの音。ビビット来るフレーズを活字の羅列の中で見つけた時。好きな人からのメールの返信。納得できるメタファーが脳内で誕生した瞬間。絶妙に保たれていたバランスが崩れる。精神的平衡感覚鍛えたい。

簡単じゃないこと。臨機応変。弱い自分を好きな人に見せること。ちょうどいいとこでストップすること。自分の選択に納得すること。力まないこと。違うジャンルの曲を聴くはじめの一歩。好きな人のこと何度も思い出さないように毎日に没頭すること。お風呂あがってすぐ髪乾かすこと。

力まないこと

オードリーの若林さんが好きだ。
元々お笑いが好き。フレッシュで野蛮でいつもストレートな霜降り明星さんや、毎日テレビで見て当然だなと思う、安心感のあるお笑いが印象的なかまいたちさんや千鳥さんが好きだ。
そして、オードリーさんの雰囲気がずっと好きだった。
なぜかわからなかったが初めて見た時から無意識に若林さんを目で追っていた。ひとつひとつの言葉遣いやイントネーション、そしてそのつかめない柔らかな靄がか

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正解と正義

全員が納得する正解はこの世にないんだろうな、とふと思う時がある。本を読んで新しい感性に触れた時、気が合う友達の言動に違和感が生じた時、今まで面白いと思っていたものを馬鹿臭く感じた時。
満場一致の一つの答えなんてない。ただひとりひとりが持つ、確信をもてないなりにたどり着いた、少しの妥協と強がりが含まれたそれぞれの正義があるだけだ。
どんなことにも完璧な根拠はない。
けれど共通の目的を持った人々が集ま

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