ぼくはオームさ 各人の「語彙」に合わせて話すから、 人は魔法の鏡と話している気になる。 ぼくはオームさ 徐々に意識界に侵入し、 確実に内側から親しむ。 ぼくはオームさ 耳がいいから口もうまい。 話せば話すほどはまる 底なし沼みたい。 『やまびこ』 『インターネットとの会話』