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#55 私の仏教推しポイント② 多様性

私の個人的な仏教オススメポイントをご紹介します。
今回はその2つ目。
仏教は多様性を認めてくれるという話です。




宗派によるちがい

日本仏教には、色んな宗派があります。
天台宗・真言宗・浄土宗などなど。

それぞれに異なる教義があります。
イロイロある、みんな同じじゃない。
つまり多様性があるところが
推しポイントです。


ゴールは同じ 登り方が違う

仏教のゴールは何でしょうか?

「さとり」です。

よく山登りに例えられますが、
頂上(=さとり)へ行くまでに色んな登り方がある。
けもの道や崖など厳しい道を登っていく人もいれば、
ヘリコプターで頂上まで登る人もいる。

登り方の違いが宗派の違いです。

そして、登り方は違えども、ゴールは同じ頂上です。


人を見て仏法を説く お釈迦さまの対機説法

仏教は「八万四千の法門」と言われます。
お釈迦さまは、沢山の入口(法門)をつくられたわけです。

説く相手を見て、相手に合わせて仏法を説かれました。
「対機説法」と言います。

お釈迦さまが入口を沢山用意して下さったおかげで、
色んな登り方(さとりへの道)ができました。


優劣ではない

大事なのは、
「どの登り方が良いか、悪いか」ではありません。
つまり、
〇〇宗が良い(正しい)とか、
悪い(間違っている)とか、
ではありません。

違うというだけです。
ですから、他宗を批判する必要もありません。
平和的でケンカにならない。
他を否定せず、器の大きい、寛容なところが素晴らしいと
個人的に思っています。



いかがだったでしょうか。
仏教の推しポイント「多様性」について
書きました。

仏教の持つ器の大きさや
大らかなところが
仏教の推しポイントの1つです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。

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