青と赤

青い火に晒す鉄骨の
燃える姿 眩しく
茜空は落ちてゆく

カラスの亡骸を啄む
瞬きをしないカモメ
幽玄が踊り出す

果てしない物語
湧き出でる旋律に
言葉なんていらない

数多の囁きは閉じて
私だけ静寂の町に
言葉なんていらない

奏でる波紋
新しい私
絡まる明日
束ねた涙

あおいあなたは
青いススメ
あかいわたしは
赤いトマレ

螺旋は遥か
久遠のカノン

ありがとうございます🥰
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夜書き 令和に変わる夜

(令和に変わる夜あたりに書いた日記みたいなものが出てきたので…。)

連休が10日もある
日本国の多くが連休だという。
その真ん中あたりに元号が変わる。
昨日と今日の地続きに点が1つ打たれ、昨日と今日が変わり天皇が変わる。

発作は突然やってきた。
窓の外を眺め、見てもいないテレビをつけていた。
テレビの音声が夜風に吹かれている。
窓を眺めながら、今この体勢で「後ろから羽交い締めにされたい。」と思

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嬉しいです😊
3

夜書き いつかの

これさえあればいいと思った。
少しだけ嘘をついた。
君は善良だと言われ、そうだったら良かったのにと思う。
「いい子だね。本当にいい子だ。」
教頭にいたずらされていた小学生の頃の記憶がうっすらと蘇り、吐き気がした。
なのに私は既に気持ちよくなっていて、いつもより濡れてしまっている。
薄い雲のようにかかる記憶を端に置いたまま、このセックスに夢中になっている。全部を飲み込んで気が触れてしまいたい。善人ず

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嬉しいです😊
3

2人の間に存在している個体としての成り立ちや影が揺れる温度の交わりを悦びへと誘う。
愛なんだ。
愛。
なんだそれ?
持ち得る言語の中にココにあるコレをストンと落ちるように言い得た音を知らない。
知っている音で片付けるには陳腐。
使い古された手垢だらけの言葉しか知らない女はやはり
「愛してる」
と、音をたててみて違うと思った。
死の口をゆるやかになぞり輪郭を失うかもしれない幻。人が液体なのだと気がつ

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嬉しいです😊
4

ずきゅん

あなたが放ったせいで
レンズは破断

破片を抱いたままの瞳じゃ

今日が不鮮明で色も無し
ノイズが邪魔で見えやしない

あなたの瞳が武器だなんて

いったい誰が知るのでしょうか

玄関先に投げ置かれたままの         ビーチサンダルは知ってるの?
こぼれた砂さえそのままに

誰も知らない

隣を歩いていたことも            花火は不発で萎れ顔

不意に覗き込まれて

あなたから放た

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嬉しいです😊
4

「#こんな学校あったらいいな」を書いてみて

素敵なお題

先日、期限ギリギリで「#こんな学校あったらいいな」のお題の作品を投稿してみた。

このタグが発表された時から素敵なお題だなと感じていた。そして自分自身、学校は好きだった方だと思っていて、思い出もたくさんある。今でもたとえ知らない学校を見てもそこでそんな日常が起こっているのか想像してしまうくらいだ。

自分自身、学校生活で出会った仲間や経験に支えられている部分が確かにある。そんなことを

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読んでいただけて嬉しいです
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夏の虫が落ちている 動かずに
ここにいては潰されると
つまんだ途端にジージー鳴いた

「ほっとけ!平気だ!触るな!」
死にかけのプライドを剥き出しに
腹を出して絶える間に
空中をもがき這う足で

どこへゆくのか

木陰に移した泣き虫の
命はもうじき殻になる

玉椿の下に途切れ
緑の葉脈に継げば
透けた羽はちぎれ
もう飛べる空は来ない

きっと私は忘れる
指先に残る 震えて鳴いた響きを
一晩で忘れる

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ありがとうございます🥰
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