山本弘

忘れてはならない山本弘、虚無の画家を。

1981年(昭和56年) 7月にその才能とともにこの世を自ら絶った画家、山本弘 長野県下伊那郡豊丘村出身。享年51歳。 若い頃からその画力は注目されていた山本弘だったが、ヒロポン中毒、何度もの自殺未遂、さらに酒に溺れた末、脳血栓の後遺症で晩年には手足の不自由に苦しみながらも描き続け、孤高を保…

反知性主義と「ポエム化」の蔓延

(2014年6月7日 キリスト新聞「望楼」に加筆)  歴史学者のリチャード・ホフスタッターによれば、アメリカ文化に根づく「反知性主義」は、初期のピューリタニズム、特に福音主義が学説や教説ではなく直観や霊感を擁護し、学問としての宗教や聖職者制度を否定したことにその淵源の一つがあるという。…

宗教とは「神による陰謀論」なのだ - 神は沈黙せず 山本弘

久しぶりに本気で一気読みしてしまった。ジャンルは風刺小説になるのかな? ユーモアと皮肉はあっても人間とテクノロジーに警鐘を鳴らすタイプの本ではないから。 トンデモ本で有名なと学会会長である山本弘が著者。神、宗教、UFO、AI、超常現象、ゲーム、実験心理学、超能力などのネタをこれでもか…

『日本SFの臨界点[怪奇篇]』レビュー

『日本SFの臨界点[怪奇篇]』 ちまみれ家族 伴名 練(編) ◇ 『日本SFの臨界点[恋愛篇]』に引き続き[怪奇篇]のレビューです。 怪奇篇と言ってもめちゃくちゃコワイというより、じんわりコワイ系が多い気がしました。SFってそういう方面にもたしかに親和性ありますよね。理屈でコワイとい…

短編一言感想:日本SFの臨界点怪奇篇 『怪奇フラクタル男』ー山本弘 怪奇、ではあるのだけれどいわゆるバカSF。(SFなの?という気もw) もうタイトルそのまんま。あるわけねー!って思っちゃったら負け、ですねw

【紹介】山本弘『プロジェクトぴあの』【SFはすごい!】

 天才アイドルがピアノドライブという宇宙船の新型エンジンを開発するお話です。アニメチックな装丁からSF〝風〟ライトノベルを想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、なんてったって著者は山本弘先生、相対性理論、タキオン(超光速粒子)、熱力学の第二法則の破る……などがっつりハードSFで…

山本弘というヒロポン中毒画家の作品を買った

部屋の装飾を飾る目的で 家の中にいる時間が増えて、断捨離とかを進めて、部屋を整えてたのですが、1面の壁が寂しいなと感じて、ポスターを検討していました。 最初は、ポスターとか絵画をネットで探していたのですが、あまり良いものが見つからなかったので、一度中断していました。 前の記事に書…

アイドルが世界を変える:読書録「プロジェクトぴあの」

・プロジェクトぴあの<上・下> 著者:山本弘 出版;ハヤカワ文庫 「アイドルが世界を救う」 …だとマクロス(リン・ミンメイ)w。 本書の場合、正確には 「自分の夢を叶えるためにアイドルになった少女が、結果的に世界を変えちゃう」 …と言うお話。 ガチの天才科学少女を主人公にしたハードSFなん…

「これは "ハードSF作家・山本弘" の遺書だと考えてください。」『プロジェクトぴあの…

※書影は販売サイトとリンクしています アニメーション映画監督の片渕須直氏とSF作家の野尻抱介氏に推薦を頂き、ハヤカワ文庫JAより好評発売中の山本弘『プロジェクトぴあの』上下巻。その下巻の収録されているあとがきを、全文公開します。本作をできるだけ多くの方に読んで頂くため、担当編集から…

『幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部』レビュー

幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部 山本 弘 (著) ――― レビューや感想文を読んで本に興味を持って、実際にその本を読んで見た。という経験はたくさんあります。もちろん、私もそうなってくれたらよいなーと思っていつも本を紹介しているわけなんですけれどね。 で、レビューを見て…