海燕(ライター)

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海燕(ライター)

オタク/サブカルチャー系の記事を執筆。お仕事に関するご連絡は〈kenseimaxi@mail.goo.ne.jp〉まで。マルハンさまのウェブサイト「ヲトナ基地」にて記事掲載中。 https://www.maruhan.co.jp/east/media/

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宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。+おまけ記事30000文字。

 昨日、宮崎駿監督の『風立ちぬ』以来、10年ぶりの新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されたので、ひとりのアニメファンとして当然ながら初日初回で見てきた。  個人的にはリッチなアニメーションと幻想的なストーリーテリングを楽しんだが、予想通りというかいつものことというか、ネットでは賛否両論である。  それ自体はおおよそ想像できた展開ではあるのだが、予想外だったのは「ストーリーがわからない」という意見だった。  たしかにとっつきの良いわかりやすい娯楽大作とはいいがたい映画

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    • ぼくたちは表現の自由がきらいだ。オタク・キャンセル・カルチャーが表現を実質的な壊滅に追い込むとき。

       ゲーム『アサシンクリードシャドウズ』への販売中止を求める署名が86000票以上を集め、話題となっている。このままだと10万票以上を集めるのは確実だろう。  あきらかに「表現の自由」に反する運動であり、ぼくは非常に皮肉な目で見ているが、とくに批判したり反対したりする意思はない。  ぜひ、このままどんどん続けて「表現の自由」を実質的な壊滅状態に追い込んでほしい。やれ、やれ、もっとやれ。  ひっきょう、しょせん「表現の自由」を守ると標榜していた人たちも、口先でいうほど自由に

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      • 2024年6月11日のオタクニュース・キュレーション。

        こんばんは。 どうにか一日のスケジュールを一定のルーティーンにまとめようと思うのだけれど、どうにも不規則な生活をやめられず。不安定な日々がつづいています。これは一生こうなのかなあ。いやいや。 「「友だちと宗教、どっちが大切なんだ?とガンガン詰められるのが日常でした」宗教2世の父親による、娘への“理不尽すぎる教え”」 こういう毒親のもとに生まれた人の生きづらさは想像を絶するものがある。そうでなくてもつらいのに。やはり人類絶滅しかないのだろうか……。 「江原啓之「スピリチ

        • 2024年6月10日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 いよいよ暑くなってきましたね。今年の夏も猛暑になるという話で、いまからうんざりしてしまいますが、エアコンをかけまくって耐える以外に克服策はなさそうです。つらいけれど、何とか生き抜いて秋を迎えるぞ――秋があれば。 「「響け!ユーフォニアム」新ビジュアルで背を向け合う久美子と真由、麗奈はうつむく」 『ユーフォ』も大好きなのでシリーズすべて追いかけている作品のひとつです。なかなか強烈な展開になっていますが、最後には感動のフィナーレが待っているはず。たぶん、きっと

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        宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。+おまけ記事30000文字。

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          2024年6月9日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 あいかわらず怠惰なひびが続いており、今月中に完結させたいと思っている小説は一向に進んでいません。こんな生活で良いのでしょうか。いまこそ立ち上がるとき! そして座って、寝てしまうとき。……ダメじゃん。 「死ぬまでに「完結」を見届けたい… 連載再開が渇望される休載作品」 『BASTARD!!』はさすがに再開を期待していないし、仮に再開したとしても完結はしないだろうと思います。『ヒストリエ』も先は長そうですよねえ。いやはや、長大な物語を完結させるって大変です。

          2024年6月9日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月8日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 歳を取ってくると、おもしろいと感じるものも増える一方で、遊ぶのに忙しいというか、人生を楽しむのに忙しすぎる!というのが実感です。もう少し仕事もしたいんだけれどなー。とくに働けることがないんですよね。 「期待通りの劇場版! 「ぼっち・ざ・ろっく! Re:」公開。あのライブを映画館音響で」 このところ、バブルではあるのかもしれないけれど、魅力的なアニメ映画が次々と公開されていて見るのが追いつかないくらい。『ぼざろ』総集編もそのひとつ。映画館へ行こうっと。 「

          2024年6月8日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年6月7日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 きょうは更新を忘れていたので30分遅れです……。だれも待っていないとは思うけれど、もし期待している人がひとりでもいたなら申し訳ありません。ちょっとGAINAX倒産関係のニュースに見入っていた……。 「映画「THIS MAN」7日公開 天野友二朗監督「従来の邦画が持つ気迫や作品性を取り戻す」」 従来の邦画って、具体的にいつの時代の邦画のことなんだろう。個人的には「昔は良かった」とはぜんぜん思わないのだけれど、実際のところ、どうなんだろうね。 「永野芽郁『か

          2024年6月7日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年6月6日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 なんか最近、みょうに精神的に疲弊している毎日です。どうも執筆作業に根を詰めすぎているらしい。いつも同じことを考えていると脳が疲れるのだと思いますが、生産量が低すぎてイヤになります。困ったものですね。 「中国やロシアが生成AIで世論操作、オープンAIが発表。処理水非難、「ウクライナは敗北寸前」と投稿も」 もともとネットの情報なんて信じられたものではなかったけれど、さらに信頼性が下がってきているということでしょうか。いったい何を信じたら良いのでしょう……。 「

          2024年6月6日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月5日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 この「オタクニュース・キュレーション」、われながら意外なくらいに続いていますね。三日坊主に終わるかもしれないところが、そろそろ半月です。 とりあえず次の目標は一ヵ月の継続かな? とくに反響はありませんが、読んでいる人もいるはずだと信じて、がんばって続けます! 「【ライトノベル最新動向】夏目漱石が美女に転生「夏目漱石ファンタジア」続編や「ブギーポップ」新作も 6月注目作を一挙紹介」 『ブギーポップ』を追いかけなくなってもう何十年も経つけれど、いまの展開はど

          2024年6月5日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月4日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 パソコンのとなりにベッドがあるへやに移動したのですが、あまりに睡眠が快適すぎて寝てばかりいます。やらないといけないことはたくさんあるのに。もっと小説を書きたいんですけれどね。 「「あんスタ」キャラ無断加工疑い 25歳書類送検「推しの扱い粗末」」 「女性は「推しのキャラの扱いが粗末だったから」と容疑を認めているという。」。いくら推しの扱いが不満でもやって良いことといけないことがあるという話ではある。あたりまえのことかと。 「愛や正しさは常に良いもの? 最果

          2024年6月4日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月3日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 私事ですが、家に映画&ゲーム専用のへやを作って、日々、ルーティーンで映画を見ています。とりあえず『不思議の国の数学者』、『アライヴフーン』、『FALL』あたりを見たのですが、どれもあたり。とくに『アライブフーン』は花丸つきのオススメです! めちゃくちゃ面白かった。 「ビブリア古書堂の事件手帖」作者 「セクシー田中さん」調査報告書に不信感「まるで意味のない調査」 意味がないかどうかはともかく、不十分なのはたしかでしょう。これからさらに調査が進み、問題の所在が

          2024年6月3日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月2日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 あいかわらず小説を書いています。技術的にはだいぶ上達したと思うので、あとは完成させて発表することですね。とにかく終わらせないとどうにもならない。この壁がいちばん厚いのかもしれませんけれどね。 「テクノロジーが暮らしを身軽にする」 佐々木俊尚さんのテクノロジーに関する論考。基本的にテクノロジーの進歩を阻害することは無理があるし、どう利用していくか考えたほうが建設的だとは思いますね。じっさいにはなかなかそうはいかないんだろうけれど。 「麻雀マンガが歩んだ50

          2024年6月2日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月1日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 やることがなくてヒマなために始めた小説執筆ですが、意外に好調です。まちがいなく才能はないんだけれど、ずーっと書いているとそれでも多少は上手くなってくることを実感する。物量は才能を凌駕するんですね。何ごとも奥義はシュート二万本、「左手はそえるだけ」ってことか。 「Netflix が2023年下半期の視聴時間1位を発表 テレビ部門は「ONE PIECE」がトップ」 『ONE PIECE』、今年のネットフリックスを代表する大ヒットコンテンツであることは間違いない

          2024年6月1日のオタクニュース・キュレーション

          2024年5月31日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 とくに仕事もなく、あまりに退屈なものだからしかたなくへたな小説の続きでも書こうかと思っています。眼高手低というか、理想は高いのに実力が不足し過ぎているわけですが、書きたい気持ちはあるんですよねー。がんばろ。 「「小説家になろう」にて3600万PVの大人気ファンタジー、コミカライズ始動!」 これ、ずいぶん昔の作品ですよね。ちょっと読んだ記憶がある。どうしていまになってコミカライズなのかわからないけれど、読んでみるとなかなか面白い。作画の人の腕も良いのでしょう

          2024年5月31日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年5月30日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。とりあえず現在の仕事で生きていくことくらいはできるのだけれど、あまりにひますぎるので、もっと仕事を増やしたい。資格を取って書けるジャンルを増やすことかな。とはいえ、時間がかかるので悩んでいるところ。 「任天堂はSwitchを超えるゲーム機を作れるのか…「自社史上最も売れたハードの後継」に求められるもの」 任天堂のゲーム機はその革新性ゆえにしばしば逆風を浴びることになる。でも、ひとの評価なんていいかげんなもの。まったくあてにならないと思いますね。 「『週刊少年

          2024年5月30日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年5月29日のオタクニュース批評

          「「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?【あの人は今】」 大変な額の利益が出ているはずだが、いったい何に使ったんだろ。「イギリス旅行には行きました」って、いや、そんなものじゃないでしょうにw 大ヒット中『ぼっち・ざ・ろっく!』がプロをも魅了するワケ。そのリアルな音楽的描写に「涙腺崩壊」 リアルな音楽的描写はともかく涙腺が崩壊するような話だっけ?と思ったら、読んで納得。わりと色々な意味でシャレにならないエピソード

          2024年5月29日のオタクニュース批評