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宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。+おまけ記事30000文字。
昨日、宮崎駿監督の『風立ちぬ』以来、10年ぶりの新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されたので、ひとりのアニメファンとして当然ながら初日初回で見てきた。
個人的にはリッチなアニメーションと幻想的なストーリーテリングを楽しんだが、予想通りというかいつものことというか、ネットでは賛否両論である。
それ自体はおおよそ想像できた展開ではあるのだが、予想外だったのは「ストーリーがわからない」とい
「〈天才〉と呼ばれる作家の本質とは? 永野護という名の反骨のロックスピリット。」
いつの時代も創作の世界には群を抜いたクオリティの仕事を軽快に成し遂げ、畏怖と尊崇を込めて〈天才〉と称される作家がごく少数ながら実在する。マンガ『ファイブスター物語』、映画『ゴティックメード』などの作品で知られる永野護もそのひとり。
若くして『機動戦士ガンダム』の「あの」富野由悠季に見出されて『重戦機エルガイム』のキャラクター及びメカニックデザインを努め、その後は雑誌『ニュータイプ』で『ファイ
山本弘追悼記事が中断していますね。ごめんなさい、いま書いています。最後まで書き切る意思はあるので、続けて読んでおられる方はもう少しお待ちください。よろしくお願いします。
【追悼:山本弘さん】ぼくが世界でいちばん好きでいちばん嫌いな作家、山本弘とは何者だったのか。(第一回:インターネット編)
うらにわのおはかに、はなたばを。 山本弘さんが亡くなられた。
といっても、もちろんご存知ない方もいらっしゃることだろう。
そういう人のなかにも「トンデモ本」という概念を生み出したあの「と学会」の初代会長といえば、「ああ」と思いあたる方もいるかもしれない(この記事の公開後、「トンデモ」はと学会の創始ではないというご指摘を受けました。謹んでお詫びし訂正いたします)。
じっさいには、かれの功
1000回死んでも、1001回目の冒険に挑む自分でありたい(気がしないでもない)。
何かしらビデオゲームをプレイする方なら必ずご存知であろう名作ゲームに『風来のシレン』シリーズがあります。
「1000回遊べる」というインパクトのあるキャッチフレーズで知られる作品で、じっさい、最後までクリアしようとすると1000回くらいくり返してプレイすることになる可能性はあると思います。
主人公のシレンが「レベル1」であるダンジョンへ挑むのはふつうのゲームと同じなのですが、この作品では
驚愕の新展開『龍と苺』に登場したなぞの少女・藍田苺(仮)の正体を考察する。
衝撃と必笑の展開が話題をさらった先々週から二回、『龍と苺』はあいかわらずわけのわからない話が続いている。
いきなり100年後の未来に物語が飛躍したのははまあ良いとして(ぜんぜん良くないが)、そこになぜか主人公藍田苺(らしき少女)が出て来ていることは何がどうなっているのかさっぱりわからない。
いや、ほんと、どういうことなんだよ。先週までは「苺が何らかの理由で過去からタイムスリップしたのか?
永野護『ファイブスター物語』デザイン画集第七弾『F.S.S.DESIGNS7 ASH DECORATION』を手に入れたよ。
『ファイブスター物語』のデザイン画集第七弾『ASH DECORATION』を入手しました(6600円……)。あれ、なぜか画像が表示されない。まあいいか。
今回は星団暦3075年の魔導大戦(マジェスティック・スタンド)終焉のあたりまでのデザインを追いかけているようです。
語尾を濁すのはまだすべて読んでいないからですが、ぱっと見ただけでもあいかわらず凄まじい情報量で、もうここまで来ると完全に