ジョンカーペンター

cinema, local, emotional 019

『IT 第二章』イオンシネマ桑名にて鑑賞。
(以下、これから鑑賞される方は読まないでください)

・19:30〜の回、客席はガラガラ。
・原作は未読。過去作品と第一章は鑑賞済み。
・カーペンターの『遊星からの物体X』というより、塚本晋也の『ヒルコ 妖怪ハンター』へのオマージュを感じた。あるクリーチャーの造形、そいつとの戦い方、敵のアジトの世界観に。お、ヒルコ観てんのかな〜俺も大好きだよ〜と、一方

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ブログに「ゼイリブ」(1989)の感想を書きましたー!
「ハロウィン」「遊星からの物体X」と並ぶ、カーペンター監督の代表作ですよー!
http://aozprapurasu.hatenablog.com/entry/2019/11/03/232131?_ga=2.25536308.868725056.1571536759-1906099834.1397489967

トーク版
https://radiotalk.jp/talk/191992

スキ、ありがとーございまーす! (*´∀`*)ノ
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サマー・オブ・84

えー、前回の「メランコリック」の感想で「グーニーズ」の例えを出しましたが、「グーニーズ」が頭の中にあったのは、この映画を観たからかもしれません。映画館でポスターを見た時から今年の夏はとりあえずこれ観ようと決めていました。そのタイトル通り80年代アメリカ映画へのオマージュに溢れた「サマー・オブ・84」の感想です。

’84年と言えば僕が中二の年なんですね。で、恐らくこの頃から本格的に(今で言うところ

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何分かの暇つぶしになったのであれば幸いです!
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SFスリラー「ゼイリブ」ゆるっとレビュー

今回は公開30周年ということで再注目され始めた「ゼイリブ」が近所の映画館で上映されていたのを観てきましたので、脱線癖のある私、おしるこが適当にレビューしていきます。

軽くネタバレになる部分もございますが、作品を更に楽しめるよう気を配りますのでご了承を。

もう誰も信じられなくなる

というキャッチコピーだったと思います。
とあるサングラスをかけると人間に扮したエイリアンが見分けられるようになり、

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遊星からの物体X

SFホラーの古典ですね。
作品名はよく耳にしますが、恥ずかしながら観たことがありませんでした。
食わず嫌いはよくないですね。というわけで、(古い作品ではありますが)新しい出会いを求める気持で観てみました。

有名であるということには、理由がある。
物語としては、アメリカの南極観測隊が謎の生命体に襲われる、という、今となっては珍しくもない話です。さらに言えば、本作も「エイリアン」の後から作られたので

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【第662回】『透明人間』(ジョン・カーペンター/1992)

夜のサンフランシスコ、美しいゴールデン・ゲート・ブリッジの夜景が彼方に見える海の上を、ヘリコプターが飛んでいる。地上では「Instant Rooster」のトラックにカメラが仕込まれ、夜の街をくまなく捜索している。やがて誰もいないデスクからニック・ハロウェイ(チェヴィ・チェイス)の声がする。しかし、ピンク色のチューインガムを膨らますと、当時の最新VFX技術を駆使した人影が浮かび上がる。やり手のビジ

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【第629回】『ハロウィン』(ジョン・カーペンター/1978)

1963年、イリノイ州ハドンフィールド、地面は落ち葉に溢れ、冷たい風が冬の気配を感じさせる。季節はハロウィン、「お菓子をあげないとブギーマンにさらわれるぞ」という子供たちのおきまりの歌。ショットは正面から四角四面の家を映すと、中で逢引きを重ねる若い男女の魅惑的なシルエット、キスを重ねて盛り上がる2人は階上に上がり、愛し合う声が聞こえる。その様子をじっと見つめる誰かの視点、彼はゆっくりと裏側へと回り

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【第384回】『ヘイトフル・エイト』(クエンティン・タランティーノ/2015)

深い雪に覆われた一面銀世界の中を一台の馬車が走っている。鳥の一群は一目散に北へ北へと向かい、天候は南から次第に悪くなりかけている。馬は雪のぬかるみに足を取られかけているが、白黒あわせて4頭の馬力が台車を支えている。馬車に乗るのは互いに手錠を片輪づつはめた1組の男と女。男は初老の域に達しており、4人乗りの馬車を貸し切っている。女の目はパンダのように青く腫れ、痛々しいアザを作っている。その進路に1人の

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【第383回】『遊星からの物体X』(ジョン・カーペンター/1982)

深い雪に覆われた南極の土地で、一台のヘリが黒と白に縁取られたシベリアンハスキーを豪快にショットガンで撃ちまくっている。だがその銃弾はどういうわけか対象に一向に命中する気配がない。その様子を地上と空中からの何度かのリバース・ショットで据えた後、犬は駐留地へと足を踏み入れる。この純朴な犬の到着が後に起こる惨劇のきっかけになるとはこの時は誰一人として思っていないだろう。精神の錯乱した男は国籍の違う領地に

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