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桜街スピカ
2024年5月30日 23:35
緩やかに揺れる徐行電車緩めない手に夢を掲げて目には見えない真実をいずれ形にしてみせる緩やかに行こうゆっくりでいい一歩ずつ確実に前進して首にかけた銀色が揺れる好きを大切にして心が青く輝けば少しずつ装いも変わってく緩やかに成長しよう命を灰にしてしまうなら少しずつ燃やしていこう少しだけ
2024年4月18日 18:29
今いる私の現在地地上の貴方と地下に潜る私同じであっても 見当たらないね知らない場所に行こうGPSでターゲット減っていく充電時間とともに夜になっていくそれでも街は変わらない行き交う道は賑わって地下も地上も明るかった目的地まで行こう地図を使って出会った貴方と語らいあって会えない貴方を知らんぷりそれがどれだけ身勝
2024年3月18日 21:42
目を瞑れば見えてくる夜空一人彷徨くショッピングモール広い店内あちらこちらに目移りして心揺るがす迷っていくある日逃げ込んだ駅切符を買って改札へと抜けていく遠くまで行きたいと願って行く先も分からず乗り込む電車変わっていく景色期待と不安目を瞑れば夢を見る未だに行く先は定まらない青空に移った案内標識あの街も
2024年2月23日 10:35
刺さった針を抜く。手、腕、その次は心。傷だらけの身体と心を拭く。涙が溢れる。少しずつ痛みから抜け出す。ゆっくりでいい。私だって出来るはずだ。そんな風に自分を鼓舞して。顔を拭って、針を抜く。傷だらけの身体と心。全身に消毒液が染みていく。絆創膏と包帯。痛みと辛さのグラデーション。滲むような思い出を丁寧にしまいこむ。良いことばかりじ
2023年12月30日 23:21
夢を見た。昔好きだった誰かの夢だ。愛されているのに、心地の悪い。酷く、苦しい夢。私は未だ過去に深い傷を残す。恐れている。今日はたまたまだった。まさか、夢にまで出てくるとは思わなかったけれど。トラウマは巡るように心を撫でる。まだ。私は過去に囚われている。忘れたくても、忘れられない。それでも、私は知っている。この苦しみを乗り越えられる可能性。
2023年12月27日 18:01
息を整え、言葉を紡ぐ。けして暴論にならないように。感情的にならないように。「弱みに漬け込む人間」がいる。 そんな恐ろしいことに気付いた私は。怖がる心を優しく包んだ。心が何かで穢れないように。眼前の相手を見据えて。けしてぶれないように。負けないように。誰よりも真っ直ぐな瞳で前を見る。思い通りにはいかないことばかりだ。心を抑え込む。他人を気遣えば
2023年12月19日 19:27
眼前の恐怖を遮って。怖いのは人間の底知れぬ悪意。悪気がなくてもなんだって?自分も他人もかざしている。「正義」と「悪」の二元性。勧善懲悪で成り立つほど。世の中そんなに甘くない。「どんなことでも一発解決!」無理難題を可能とする魔法なんてないから。それでも、科学だけを信じるのも違う。目に見えないものはある。サンタだってどこかにいる。それがどれだけ荒唐無
2023年11月26日 19:04
それは夢にみた場所。いつか。歩いて。空見て。お弁当食べて。寝っ転がって物思いに耽りたい。屋上は閉鎖されている。いつか校舎で見た塞がれたあの階段の先を。夢に見ていた。RFドアを開けた先で、澄み渡る風が私を迎える。ここからなら、どこへでも行ける気がする。青も、赤も、黒も。白く輝いた月も。眼前を流れた星も。全部に近づいている。
2023年11月3日 23:39
窓の外では、雨が降っている。しめっぽい午後の空気が美味しくて。雨の落ちる音が心地よくて。私はひとり安心を覚えていく。雲に包まれて、変わらない日々を過ごす。ただ、書くことで満たされる心。乾いていく誰かに向ける心。夢を叶えたいと願う渇望。いずれ渇きは悟りになるのだろうか。他人に期待なんてしない。ただ、自分を信じている。言葉を受け止めて。何かを
2023年10月25日 17:29
夜道、自転車を走らせる。国道を通り抜け、風を浴びる。橋の下から、景色を覗いて。誰かのキャンプを見る。小さな炎の周りで一つの思い出が灯っていく。信号待ちの間ずっと見つめていた車。国道を駆けていく様子。そこでは子供が 窓から顔を出して笑っていた。切り替わる信号。その姿に思いを馳せて帰路へと進む。空を見上げてただ、まっすぐに。その先で。
2023年10月9日 00:04
一つの物語を終えて。 また、一つの物語が始まる。失敗、後悔、苦痛の味。それら全てを飲み込んで。私は今、生きている。一つの物語を終える。間違いならたくさん犯した。それでも。私は今、生きている。生きているなら、次がある。まだ、終わっていないから。また、立ち上がる。自分の限界は自分で決める。少し休んで、また明日。夢へと進む心。辛く苦
2023年10月6日 15:40
道端で、ふらり。枯れた花と出会う。似ていたから。あの日見た花を思い出す。積み重なった思い出。過ごした日々。もう戻れないように。水を抜いて、丁寧に。それを枯らしてしまった私。そよ風をあてて出来たドライフラワー。切り取った記憶ごと、ハコに閉じ込めたら。美しい思い出になった気がした。道端で、ふらり。枯れた花と出会う。いつの日か。ハコにし
2023年9月29日 00:28
ゆっくりと、また歩き出す。この先に何があろうとも。私の人生は終わらない。苦しい現実。大きな絶望も。小さな絶望も。小さな幸福も。身を震わすほどの幸せも。何度も積み重ねて。何度も転んで。その度に、もっと成長したいと思った。この痛みを乗り越えられるように。私らしく、振る舞えるように。前を見据えて、微笑んだ。立ち上がって、また。ゆっくりと
2023年9月21日 17:56
こんばんは、いつか見る未来。昔の恋情はとうに消え去って。今の恋情はどこにもない。過去はより遠ざかり、また私は、少し進む。未熟さはまだこれからで。少しずつ変えていく。覗く三日月に未来の幸せを願って。数多の星が燃え尽きて散ってく、銀河の中の。水の惑星、大空の下。静かに眠る一つの影。「小さな死」には夢を。赤い華が夜空に散る。堕ちた死体にはハ