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「私らしくあろう。」(詩)

ゆっくりと、

また歩き出す。


この先に何があろうとも。


私の人生は終わらない。


苦しい現実。


大きな絶望も。


小さな絶望も。


小さな幸福も。


身を震わすほどの幸せも。


何度も積み重ねて。


何度も転んで。


その度に、

もっと成長したいと思った。


この痛みを乗り越えられるように。


私らしく、振る舞えるように。


前を見据えて、微笑んだ。


立ち上がって、また。


ゆっくりと、進んでく。


北へと、歩いていく。


そして。


世界は変わっていく。


新たな世界の一面を見て。


新たな人に会って。


自分の可能性を知って。 


頭の中に

たくさんの未来を。


期待を、詰め込めば。


少しずつ過去が薄れていく。


少しずつ、自分が変わっていく。


だが、それでも。


私の根本は、

変わらないのだろう。


あまりに素直で、

無知な自分は。


あの日の夢は。


思い出は。


どれだけ変わっても、

心の中の何処かにあって。


けっして、失くなることはない。


私には。


他人に身を委ねて、

自我を殺すことなんて出来ないのだ。


みんなと同じにはなれないのだ。


それならば。


なんとしてでも。


私は、私らしくあろう。


幼い心を

閉じ込めないようにしよう。


その上で、成長していこう。


例え、誰に何を言われても。


もう二度と、後悔しないように。


ただ、静かに。


この先の未来を見据えた。


私のペースで。


これからもずっと、

進んでいこう。


私の人生が終わるまで。

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