今年の振り返り by 顧問
皆さん、おはようございます。埼玉県立飯能高校、探究部顧問のMr.Mです。
2学期も終わり、やっとホッとできる瞬間です。教員にとって、年末が一番リラックスできるときかもしれません。
と言いつつ、ここにきて疲れが出たのか寝込んでしまっています。。
飯能高校にこの4月に着任し、新たに創設された探究部の顧問となることがわかったのが4月1日。
正直、どうしよう、と内心思っていました。しかし、前例がない分、ある意味では自分の好きなようにできると割り切って、半ば(ほとんどか・・・)思いつきで活動してきました。
その活動の中で大きなウェイトを占めているのが、このnote記事の執筆です。
これも思いつ・・き・・・ではなく(笑)、ちょこっとだけ戦略的に利用させていただきました。
3つの理由でnoteをはじめました。
1つ目・・・「記事を書く」という明確な目的を持つことで、活動のモチベーションを維持できそう。
2つ目・・・学校外の方々に記事が読まれ、「スキ」がもらえたら自己肯定感アップにもつながるはず。(自分に自信が持てたら、なんだってできるはず)
3つ目・・・飯能高校 探究部の認知度アップ。これによって活動の幅が広がるはず。noteを名刺代わりにしてしまおう作戦。
以上です。
はい、単純な思いつきです(笑)。でも何か物事をはじめるときって、単純さは意外と重要だったりします。単純が故に思い切りよくスタートできますから。
これが理屈、理論ばっかりになってしまうと、スタートすら切れないこともあります。
今年取り組んだ活動事例
今年取り組んだことを、振り返ってみます。もしかしたら漏れている活動もあるかもしれません。「あれ、書いてないじゃん」というものがあったら、探究部員の皆さん、指摘お願いします。
1.note記事の毎日更新
これはなかなか大変です。部員が当番を忘れていたり、記事を書き終わらなかったり。
私が一人で文章を添削しているので、note記事のアップがその日の夜になると、こちらもヒーヒー。(本当は、記事の執筆当番の前日までに記事を書き終えることになっているのですが・・・)
編集部の大変さを実感する日々です(笑)。ただ笑っていられるうちはいいのですが、笑えないぐらい大変になりそうな予感がするので、持続可能な方法を真剣に模索中です。
この辺りの添削、校正をAIがうまいことやってくれるようになるといいのですが、生徒の個性を生かしたままの文章を残してもらうことは難しそう。
将来、教育や編集系の仕事に就きたいと考えている大学生の方に手伝ってもらうとかできないかなぁなんて考えてみたり。
あとはコピペ問題。文章や写真を勝手に記事に貼り付けて、躊躇いもなく記事完成、になっている場合があります。
これは地道な指導が必要です。なかなかに神経を使います。何せ「飯能高校」という看板を背負って記事をアップしているので。(もし、お気づきの点等ありましたらご指摘をお願いします。それが私たちにとっての大切な学びとなります。)
2.外部の方々を招いてのオンライン&対面のミーティング
探究部の顧問として大事にしたいと思っていることは、学校外の方々との接点を生徒になるべくたくさん持たせたいということです。
いろんな大人が社会にはいて、いろんな生き方をしているということを知ってもらいたいと思っています。
今年はお三方にオンラインミーティングに登壇していただきました。
来年はさらに多くの方と繋がれたらと思っています。そのためにも、私自身がもっともっと校外に出向いて接点を作らなければなぁとも思っています。
クリエイティブディレクターのSさんには実際に学校にお越しいただき、対面式のワークショップまでしていただきました。
対面式のワークショップも増やしたいです。
3.企業訪問&他校との対面ワークショップ
noteがご縁となり、株式会社NOLTYプランナーズさんへ企業訪問させていただきました。
どのような取り組みをされている会社なのか学ぶことができました。ありがたいことに横浜の桐蔭学園の生徒の皆さんとの交流会まで設定していだきました。
企業訪問も来年は続けられたらいいなぁ。
4.埼玉県教育委員会主催の研修参加
これまたありがたいことに埼玉県教育委員会主催の研修に探究部員が参加させていただきました。
3つのコースに部員がそれぞれ参加しました。
コース1は千葉県のいすみ市訪問。コース2は国立科学博物館訪問。コース3は現LINE ヤフー株式会社訪問。
このような機会をいただけることは大変ありがたいです。来年も機会があればぜひ参加させていただきたいです。
5.校外学習
今年は企業訪問以外で2つ校外学習も実施できました。
1つ目、飯能河原でミズベリングに参加。
2つ目、大宮公園とNACK5スタジアム訪問。
校外に行くだけで、ワクワクした気持ちになって記憶に残る経験ができます。
来年はもっとたくさん校外学習の機会も増やしたいです。
6.文化祭、そして打ち上げ
はじめての文化祭出店をしました。なかなか準備が大変でしたが、大変だった分、思い出に残る経験です。終わったあとはしっかり打ち上げもできました!
そして打ち上げ。
7.海獺メソッド(仮)に挑戦
海獺さんが考案されたのWikipediaを利用した活動にチャレンジしました。
これはものすごく可能性を秘めた活動。
来年はさらに深掘りしたいです。
8.10代ミルクプロジェクトに参加
日本乳業協会様のプロジェクトに参加しました。
このような外部プロジェクトに新年も積極的に参加したいと思います。
9.飯能市内のSDGs関連講座に参加
これはまとまったnote記事にできていないのですが、飯能市内のSDGs関連講座に参加しています。
ボードゲームをしながら生態系について学んだり、自由の森学園に出向いて自然エネルギーについて学んだり、エクアドルの教育の現状について学んだりしています。
先週の土曜日は生徒は実際にロケットストーブを作ったり、天ぷら油での発電体験をしたりしました。
10.文化新聞さんから取材を受ける
まだ記事にできていないのですが、先日、飯能市のローカル新聞である文化新聞さんから探究部は取材を受けました。
これもnoteがきっかけです。文化新聞の記者さんがたまたま探究部のnote記事をお読みになって興味を持ってくれました。
来年は文化新聞さんとも何かご一緒できそうなので楽しみです!
11.オンラインで他校とのミーティング
個人的にどうしても取り組んでみたかった他校とのオンラインミーティング。
noteがご縁で繋がった岩手県は遠野高校の皆さんとオンラインミーティングを実施することができました!
これは嬉しかったなぁ。このような経験を私自身、高校時代にしてみたかった。
オンラインで何百キロも離れたところに住む同世代の高校生とリアルタイムで繋がれる時代なんです。
もっとこんな交流会があって良いはず。生徒たちがいずれ社会に出てから繋がった土地を訪問する機会もあるでしょう。そんな繋がりが日本全国にあったら素敵です。
↓それにしても遠野高校さんの記事へのスキの数がすごい!!これだけ注目されているってすごいですね。
以上、今年の探究部の活動振り返りでした。やっぱり書き忘れている取り組みがあるような・・・。
それにしても、こうやって振り返ってみると、いろいろやったなぁ。個人的には結構頑張ったつもりです。
来年はさらに発展できるよう、部員とともに楽しみながら活動していきたいです。
今後とも飯能高校 探究部の応援をよろしくお願いします!
私のnote当番は今日が年内最終回。
それでは、皆様良いお年を!!
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