宝塚の相続弁護士

宝塚駅前にある相続専門の法律事務所です。相続紛争・遺産分割・相続放棄・遺留分・遺言など…

宝塚の相続弁護士

宝塚駅前にある相続専門の法律事務所です。相続紛争・遺産分割・相続放棄・遺留分・遺言などでお困りの方はお気軽にご相談ください。 ご予約はこちらから↓ https://hananomichi-law.jp/

記事一覧

相続に関する一般知識に不安がある方は、是非ご一読ください

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 皆さん、相続に関する知識はどれほどお持ちでしょうか。今の自分には関係ないと思っている方も多いと思いま…

なぜ裁判はいつも長引くの??

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 「裁判は時間がかかる」とよく言われますが、どうして裁判は時間がかかるのでしょうか。民事裁判を念頭に置…

名誉毀損と侮辱の違い

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 今回は名誉毀損と侮辱の違いについて説明したいと思います。名誉毀損と侮辱はよく似た概念ですが、法律的に…

遺言書が出てきたが、自分の取り分が少なすぎる!→それ、遺留分の侵害かもしれません

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 被相続人が亡くなり、遺言書が出てきて、自分の取得分が明らかに少ないときは「私の遺留分が侵害されている…

【有名人も激怒】なりすまし詐欺

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 今、「なりすまし詐欺広告」が大きな問題となっております。 主な詐欺の手口としては、SNSで著名人にな…

なぜ冤罪は生まれるのか

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 「疑わしき波被告人の利益に」とか「疑わしきは罰せず」とかいう言葉を聞いたことがあるでしょうか。 疑わ…

「これって訴えることができますか?」

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 法律相談をしていると、「こういう場合、訴えることができますか?」という質問を受けることがあります。 …

勝手に婚姻届/離婚届!?

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 ときどき、「勝手に婚姻届を出された」という話を耳にします。こういう場合、届出を出された人はどうすれば…

弁護士を付けずに裁判はできるか?

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 今回のテーマは、「弁護士を付けずに裁判はできるのか」です。 まず、日本の裁判は大きく分けて刑事裁判と…

遺言書の有無を確認する方法

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士木野達夫です。 法律相談をしていると、 というような相談をよく受けます。 今回は、遺言書の有無を確認する方法について書…

「法律を知らなかった」は通用しない

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 今回は「法律を知らなかった」は通用しない、というお話です。 日本は、もちろん法治国家です。法治国家で…

法律家が解説:松本人志の裁判はどうなるのか

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 今回は、現在週刊誌に対して訴訟を起こしている松本人志さんに関して、法律家の観点から解説していきたいと…

14

裁判の勝ち方

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。 noteでの法律コラム第1回目は、「裁判の勝ち方」について書きたいと思います。 裁判で勝つために重要なこ…

23

自己紹介|弁護士のはじめてのnote

皆さんはじめまして。弁護士の木野達夫(きのたつお)と申します。 これまではホームページのコラムやメールマガジンでいくつかの記事を発信してきましたが、より多くの皆…

33
相続に関する一般知識に不安がある方は、是非ご一読ください

相続に関する一般知識に不安がある方は、是非ご一読ください

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

皆さん、相続に関する知識はどれほどお持ちでしょうか。今の自分には関係ないと思っている方も多いと思いますが、いずれ考えなければならなくなるかもしれない問題です。

相続というと範囲は広いのですが、今回は全般的なことを書きたいと思います。
※下線のある語彙はクリックしていただくと用語の説明ページに飛びます。必要であればご利用ください。

もっとみる
なぜ裁判はいつも長引くの??

なぜ裁判はいつも長引くの??

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

「裁判は時間がかかる」とよく言われますが、どうして裁判は時間がかかるのでしょうか。民事裁判を念頭に置いて説明します。

まず、裁判を起こそうと思えば、通常、弁護士に依頼をして「訴状」を作成して裁判所に提出します。

この「訴状」というのは、「何を訴えるのか」という一番重要な書面です。

訴状を作成するためには、弁護士は依頼者の話をしっか

もっとみる
名誉毀損と侮辱の違い

名誉毀損と侮辱の違い

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

今回は名誉毀損と侮辱の違いについて説明したいと思います。名誉毀損と侮辱はよく似た概念ですが、法律的には明確な違いがあります。

名誉毀損も侮辱も刑事事件と民事事件のどちらでも使われますが、今回は刑事事件を念頭において書きたいと思います。刑事事件ですので、「名誉毀損罪」と「侮辱罪」の違いということになります。

「名誉毀損罪」は刑法230

もっとみる
遺言書が出てきたが、自分の取り分が少なすぎる!→それ、遺留分の侵害かもしれません

遺言書が出てきたが、自分の取り分が少なすぎる!→それ、遺留分の侵害かもしれません

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

被相続人が亡くなり、遺言書が出てきて、自分の取得分が明らかに少ないときは「私の遺留分が侵害されているのではないか?」と考えることができまう。(※こちらから遺留分に関する記事もチェック)

自分の遺留分が実際に侵害されているのか、侵害されているとして幾ら侵害されているのか、ご自身で計算できるでしょうか?
本記事では、遺留分の侵害の有無、遺

もっとみる
【有名人も激怒】なりすまし詐欺

【有名人も激怒】なりすまし詐欺

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

今、「なりすまし詐欺広告」が大きな問題となっております。

主な詐欺の手口としては、SNSで著名人になりすまして、本人の写真や動画を流し、「投資について勉強しましょう」などと呼びかけて、LINEのグループに誘導します。

LINEのグループに入ると、「アシスタント」を名乗る人物が投資について説明を行ったりします。

LINEのグループに

もっとみる
なぜ冤罪は生まれるのか

なぜ冤罪は生まれるのか

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

「疑わしき波被告人の利益に」とか「疑わしきは罰せず」とかいう言葉を聞いたことがあるでしょうか。

疑わしいだけでは有罪にできないという刑事裁判の大原則です。
この原則をしっかり守っていれば冤罪は生まれないようにも思います。

しかし、これまでにも数々の冤罪が生まれました。
(最近では、アンチヒーローというドラマでも、冤罪事件が描かれてい

もっとみる
「これって訴えることができますか?」

「これって訴えることができますか?」

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

法律相談をしていると、「こういう場合、訴えることができますか?」という質問を受けることがあります。

実は、この質問、弁護士泣かせの質問です。答えるのが一苦労なのです。

まず、相談者がどういう趣旨で言っているのかを確認する必要があります。

例えば、相談者の話が「ある人にお金をだまし取られた」という内容の話だったとします。

この場合

もっとみる
勝手に婚姻届/離婚届!?

勝手に婚姻届/離婚届!?

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

ときどき、「勝手に婚姻届を出された」という話を耳にします。こういう場合、届出を出された人はどうすればいいのでしょうか。また、届け出た人はどうなるのでしょうか。

まず、勝手に婚姻届を出す、ということは、たいてい署名を偽造しているわけですが、役所は偽造かどうかまでわかりませんので、届出は受理されて戸籍に記載されてしまうことがあります。

もっとみる
弁護士を付けずに裁判はできるか?

弁護士を付けずに裁判はできるか?

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

今回のテーマは、「弁護士を付けずに裁判はできるのか」です。

まず、日本の裁判は大きく分けて刑事裁判と民事裁判があります。

まず、刑事裁判の場合、公開の法廷で行われる正式裁判においては、一定の案件では必ず弁護人(刑事裁判で被告人を弁護する弁護士のことを「弁護人」といいます。)を付けなければならないことになっています。これを「必要的弁護

もっとみる
遺言書の有無を確認する方法

遺言書の有無を確認する方法

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士木野達夫です。

法律相談をしていると、

というような相談をよく受けます。

今回は、遺言書の有無を確認する方法について書いてみます。

遺言書は主要なものとして、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。

(※用語が少し難しいですが、下線部をクリックしていただくと当事務所のHPにて説明があるので、よければそちらもご覧下さい。各種類の遺言のメリット・デメリ

もっとみる
「法律を知らなかった」は通用しない

「法律を知らなかった」は通用しない

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

今回は「法律を知らなかった」は通用しない、というお話です。

日本は、もちろん法治国家です。法治国家では「国民は法律を知っていなければならない」というのが古代ローマ時代から続く大原則です。

例えば、人の物を盗むと窃盗罪で罰せられます。

「窃盗罪」という罪名を知らない人はいるかも知れませんが、「人の物を盗むことは悪いことであり、犯罪で

もっとみる
法律家が解説:松本人志の裁判はどうなるのか

法律家が解説:松本人志の裁判はどうなるのか

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。
今回は、現在週刊誌に対して訴訟を起こしている松本人志さんに関して、法律家の観点から解説していきたいと思います。

まず以下の文章が、報道が出て間もない今年1月に私が書いていた記事になります。

さて、皆さんもご存じかもしれませんが、つい先日、松本氏が芸能活動を休止中の損害についても請求する方針であることが分かりました。また、今請求している

もっとみる
裁判の勝ち方

裁判の勝ち方

こんにちは。宝塚花のみち法律事務所の弁護士の木野達夫です。

noteでの法律コラム第1回目は、「裁判の勝ち方」について書きたいと思います。
裁判で勝つために重要なことが二つあります。

一つは証拠を集めることです。当然と言えば当然ですが、特に重要なことは「客観的な証拠」を集めることです。

それでは「客観的な証拠」とは何でしょうか。

刑事事件ではイメージしやすいかと思います。犯行現場に指紋のつ

もっとみる
自己紹介|弁護士のはじめてのnote

自己紹介|弁護士のはじめてのnote

皆さんはじめまして。弁護士の木野達夫(きのたつお)と申します。
これまではホームページのコラムやメールマガジンでいくつかの記事を発信してきましたが、より多くの皆さんに法律の知識を知っていただきたいと思い、この度noteを始めました。

さて私木野達夫ですが、弁護士業の他には、ドラマや読書、登山にスポーツ観戦など、様々な趣味に勤しんでいます。愛犬を愛でるのも、毎日の日課です^^

ドラマでいうと、特

もっとみる