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製作日記

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小さい絵を描く理由

小さい絵を描く理由

手のひらサイズの作品を中心に描いていますが、最近はさらに小さい額縁を手に入れることが出来、
親指サイズの作品も増えています。

私の作品は部屋の主役というよりかは、小さな作品を複数壁にかけたり、
好きな本や雑貨と一緒に飾ってみたりと、
自分の好きな世界を広げる一つとしてそこにあってほしい。
と思っています。

今日も小さい作品がまた増えました。

愛用筆紹介

愛用筆紹介

絵を展示してると「何で描いてるんですか?」と聞かれます。

絵の具はターナーのアクリルガッシュ。
筆はCAMLON PRO PLATA ARTETJEを愛用しています。

細い筆はいくつかのメーカーで販売していますが、グリップの太さが私の手に合っているので他の筆を使ってもこちらに戻ってきてしまいます。

妖怪たち、ポーランドへ行く。

妖怪たち、ポーランドへ行く。

今年久しぶりに制作したかわいい銅版画作品を第18回ウッヂ国際小版画トリエンナーレへ、出品したところ…

なんと、入選しました!!

ポーランドに私のかわいい妖怪版画が飾られます。
なんとも嬉しい。

祭夜行の説明はこちらから🐈

個展では額装し、展示予定です。

チーム八咫烏

チーム八咫烏

次回は、八咫烏シリーズの制作に入ります。

額を眺めているとなんとなくインスピレーションが浮かんでくるのでそれを紙にメモします。

金潜紙に直接下書きをし、
八咫烏の部分は下塗りで緑を塗っていきます。

下塗りをし、それぞれの雰囲気を作り上げていきます。

来月仕上がり予定です。

【作品の猫モデル募集】

【作品の猫モデル募集】

2023年秋に個展を行います。

その中の作品用にモデルを募集致します。ご協力くださる方は下記の確認をお願いします。

募集の締め切りは2023.2.10です

【今回のテーマ】「CAT夜行」
猫妖怪たちが、猫妖怪集会に集まる為の集合途中の夜行を描きます。
写実的な作品では無く、全体的にキャラクター化をします。

【希望の画像内容】
・体のラインや、柄、ヒゲなどがわかりやすいもの
・応募者の面識の

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これから描くあやしいもの

これから描くあやしいもの

個展準備の絵の描き方で、
今回はバランスを見るためカテゴリごとに描くことにしています。

黒招き猫又→龍→神秘の黒猫

と続き…
次はアヤシイモノたち(白系)です。

額を見ると絵のイメージが自動で湧くシステムなので、先に使う額を選びます。

前回の個展では、額を集めるのに苦戦したので1年ほどかけて手元に100以上集めました。

額が潤沢にあるのは、とても良いです。

その後、メモ代わりにイメージ

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集まれ!黒招き猫又

集まれ!黒招き猫又

2023年11月の個展に向けて制作中です。
ただいま、シリーズごとに一気に描くという作戦で
目標枚数の作品を用意しようとしています。

最初は黒招き猫又のシリーズです。
こちらは手のひらサイズの作品を中心に5〜7枚用意する予定です。

額縁の修理をしてみよう

額縁の修理をしてみよう



お気に入りの額縁。
目立ちませんが、一部塗装がはげています。

アンティーク家具の補修剤で、埋め込んだらかなり目立たなくなりました。

少し凹みがある部分は漆喰で埋めてから、塗装をします。

近くで見ないとわからないぐらいになりました。

こちらの補修剤は、不思議なテクスチャーで筆で塗る事が難しく指を使います。

指がキラキラになりました。

個展の画集ができました。

個展の画集ができました。

昨年、松坂屋上野店で行った個展
「掌の妖」の作品集を作りました。

こちらには、個人蔵となった30点以上の作品のほとんどが掲載されています。

実物の作品より作品集の方が大きいものもあります。

こちらはネットショップや、イベントで販売予定です。

よろしくお願いします。

2022年準備中

2022年準備中

2022年は、お世話になっている
大怪店のイベントからスタートします。

かわいい白黒猫を描いています。

作品が仕上がってきましたら、
またUPします。

秘密の三角・絵の構図話

秘密の三角・絵の構図話

こちらの絵は制作途中ですが
実は構図に仕掛けがあります。

絵の上半分
[三角部分]
満月を頂点にし、
左側はふらり火〜山の外側のラインを通り、
右側は大入道〜山の外側のラインを通り三角形になっていますが、この重心が下の三角構図は安定して見えやすいので満月〜山までは静かな印象を与えます。

絵の下半分
[逆三角部分]
左側の金雲の溝と、右側の化け傘、
こちらとぬらりひょんの足元が逆三角形です。

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雲のまにまに

雲のまにまに



私は、しばしば作品に金雲を描くことがあります。

金雲は日本の絵画史において様々な使われ方をしており「時の流れ」として
雲が流れる=時間が経つ
などの場面転換や装飾的役割で用いられる事が多いです。

妖怪画であまり金箔を使った金雲のイメージはないと思いますが、
私の作品の場合は異界であったり妖力や結界としての役割を金潜紙というものに絵の具をのせずに地を残しておく事で金雲を使い表現しています。

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額選び大会

額選び大会

本日は、額選び大会を開催しております。

寸松庵というサイズの額で、
お気に入りサイズなのですが
最近は作っているメーカーが少ないそうで、店頭にあまり無く取り寄せする事がほとんどです。

作品と見合わせながら購入する事ができない為、取り寄せた物を家で並べて睨めっこです。

作品は額に入れるとより華やかになるので選ぶのはたのしいです。

妖怪ボディーペイント復活の日まで

妖怪ボディーペイント復活の日まで

コロナ渦中になるまでは大型連休の際、
イベント会場やショッピングモールなどで
妖怪ボディーペイントをしていました。

大人はぜったいじっとしているので
問題はないのですが、
子供は上下左右、はたまた回転!
と動くので喋って注意を引きつけたりと
普段一人で制作の際にはない貴重で楽しいひと時でありました。

キュウリを持った河童のペイントをリピートで希望した女の子は元気に過ごしているでしょうか?

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