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#エッセイ

私の思想の支えとなる本、6冊

私の思想の支えとなる本、6冊

先週、34歳になりました。

30代になった頃、自分なりに色んなことが "わかってきた" つもりになっていたけれど、その頃の文章を今読み返すと無茶な理想論が過ぎる……と赤面してしまうことも多々。わかったつもり、からどんどん変わってしまうのだから、本当になにもわからない。きっといつまで経ってもなにかが "わかる" 状態にはならないのだろうな……ということのみが、ややわかる。

ときには "わかる"

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読んで歩く、穂高。

読んで歩く、穂高。

ここは標高3000mにある山小屋。
北アルプスの穂高連峰の一角にある。
穂高連峰は、標高3000m峰の岩稜線が連なるところ。山歩きのレベルとしては、上級者向きの登山道になる。

私は今、毎日山の中にいる。
山で仕事をしている。
それなのに、最近山歩きに行けていない。
なんといっても、天気が悪い。

酸欠ならぬ、"山欠"である。

ガスで真っ白な世界を眺めては、
「そろそろ稜線が見たいなぁ。」と呟く

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めんどくさいけど止められない、僕が好きなレコードの魅力

めんどくさいけど止められない、僕が好きなレコードの魅力

【僕が好きなレコードの魅力】 皆さんは、音楽を何で聴いてますか?

 僕はレコードで聴くのが大好きです。

僕が考えるレコードの魅力は

🌲暖かく奥深い音がする

🌲プレーヤーのセッティングで音が劇的に変わる

🌲レコードをプレーヤーに置き、針を落とすという行為そのものがスキ

ってところです‼️

 レコードを好きになると、プチプチいうノイズも愛らしく思えます。

【絶滅しかけたレコード】

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ちゃんと書いたら、言葉が憧れの人との出会いを連れてきた話

ちゃんと書いたら、言葉が憧れの人との出会いを連れてきた話

自分の言葉でちゃんと文章を書いたら、憧れの人に見つけてもらえた話をしようと思う。

仕事柄、なかなか気軽に遠くの土地へ旅に出たり、そこにいる人に会いに行ったりというのはスケジュール的に難しい。そのストレスの反動もあって、昨年も今年も約10日ほどの夏休みをまるごと、”会いたい人に会いに行く旅”に費やした。

この夏は、北海道で出会った友達が地元でイベントをするというので会いに行った。友達の紹介してく

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わたしが言う「頑張って」はね、祈りみたいなものだから

わたしが言う「頑張って」はね、祈りみたいなものだから

一人暮らしを始めたくらいの頃から、何かうまくいかない時やちょっとしんどい時に連絡をして「頑張って」と言いあうような友人が、その時期その時期に誰かしらひとりはいて、相手は変われどここまでわりと絶え間なく来ている。

いまの人もそうだし、過去を振り返ってもだいたいみんな少し遠い距離にいて、さっと会えない分、メッセージや電話で話していた。自分に優しくしてくれる人に甘えて癒されていた。お互いに依存している

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