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食事と短歌日記

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ご飯食べたり、本読んだりしてます。
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記事一覧

2024 食事と短歌日記 春

2024 食事と短歌日記 春

新年度の忙しさや、noteのビジネスっぽさにしっくりこず更新をしなかったけれど…備忘録的に。

3月、気流に乗れ

気候の乱高下と異動の人員配置、諸々でぐったりしていた今年の春。鋼メンタル万全のときと、鋼が錆びるときと。

週に一度、親のところでご飯を食べたり、土日のしごとの合間に遊びつつやり過ごす。

変わらぬことが安心…というか、だから変化のはげしい春は疲れが溜まりやすい。いつものマッサージの

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友達。

友達。

2024.3.25月

仕事を集中して頑張ったり、友だちの誕生日を祝ったり、批評会に行ったり。春はあっという間だ。

もう20年以上は友だちなのだが、べったりというわけでなく、お互い自由な感じで近況を確認し合い、ご飯を食べたりしている。前回、私の誕生日を祝われたので今回はその返しでもある。

友だちの職場のひとの話を聞いていると、
「弱さを盾にして無理を言うひとへの対処」ということについて、いかに

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2023 食事と短歌日記 8月

2023 食事と短歌日記 8月

今月は本にまつわることが多かった。
それから、猛暑により、わりに辛抱強いところのある私でさえ、心身が結構疲弊した。
美味しいものはたくさん食べた。

8月上旬あたり

本業があることで、詩歌とのバランスについて悩む。
私の本業は、若者を含め人と関わることが100%で、しかも、感情労働的側面が大きい。良い仕事ではあるが、ハードでもある。いまだに、自分でもよく続いているなと思う。
そう、それで、独立系

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2023 食事と短歌日記 7月

2023 食事と短歌日記 7月

とぷとぷと牛乳を入れ果実酢と混ぜ合わせたり暑き夕べに 

7月上旬、しごと、大きいものが重なり気が抜けず。
未経験の分野を引き継ぎが充分なされないまま、まわしている。それでも、私はできてしまう。できてしまうから、自分がもっと、できません、やらないです、というスタンスの人間だったら良かったのか、と悩む。
全体的なことを見て、やらないと、引き受けたんだから、と呑み込んでやってる。それは正しい、正しいと

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2023 食事と短歌日記 6月

2023 食事と短歌日記 6月

あの紫陽花の名前はアナベルというのだった。
そういう日常の瞬間が、永遠のひとコマになるのだった。

6月上旬の日記(俳句と温泉)

洲本市には縁があって、久しぶりに両親を連れて温泉に行く。関西人なら、あのメロディの宿といえばわかるところに泊まる。もうほんとに、しごとをやりくりして、湯につかりにいった(5月はほぼ休みがなかった)。
明るい海は良いもので、おおらかな気持ちになる。
ここに住んでた時はあ

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2023 食事と短歌日記 春の巻

2023 食事と短歌日記 春の巻

日々は過ぎてゆく。

2022年に異動になり、お昼の勤め先に。
忙しさにかまけて、私は何をしてきたのか?
(そのうち2022のことも思い出して書きたい)

iPhoneのメモには詠んだ歌だけが残っていて、それは私の日々だ。

風の匂ひに混ざつて花の、戻れないことを教へてゐるやうな

3月某日(このメンバーではいったん解散だ)

職場のひとたちと少し美味しいものを食べに行く。
創作和食。ふだん気楽に

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晩夏あたりの日記

晩夏あたりの日記

人の死は数字にならず枇杷の木に夕べのひかり差し込んでくる  『風を待つ日の』(青磁社)より

たぶん、この疫禍が終わったら、記録用にもなる記憶。

7月 熱海で土砂崩れ 人災 オリンピック開催

8月 線状降水帯により各地に災害 デルタ株によって感染爆発、医療崩壊。

7月某日(下旬)

緊急事態もまんえん防止も出ていないので、久しぶりに人と会う。ほんとうに人と会うことに久しぶり過ぎて饒舌になった

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新緑あたりの日記

新緑あたりの日記

渡りゆく電車のひかり水平に夜の大橋美しう
する

気候に身体は左右され、心がざわざわしながら過ごしたから、記憶があいまいだったりする。

5月某日 中旬 ワクチン予約した日

午前8時スタートで親のワクチン予約をスマホで頑張る。こんなのは高齢者がひとりで出来るものではないな…と思ってしんみりする。なんとか完了したものの、果たしてワクチンは安全?という疑問はつきない。それも、オリンピックや今までのコ

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春の日記③ 卵丼、そして災害なのか

春の日記③ 卵丼、そして災害なのか

とろとろの卵丼なり不条理を分かち合ふため力をつける

にしん

さかのぼる日記。GW。

5月3日(月)

休みは時間が過ぎるのが早い。歌集の書き写し、ニュース、散歩で終わる。昨日の「マスクして屋外でも感染する」という大臣の発言。GW明けから仕事どうするんや?という気持ち。しごと、オンライン配信に大きく切り替えないと本当にどうなることかと思う。ここ一週間ほど、戦争ではなく、災害に喩えられているコロ

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春の日記② カレーで機嫌をとる

春の日記② カレーで機嫌をとる

納豆に辣油をたらすこの春は戦争にたとえられてばかりで
3度目の緊急事態宣言。昨年4月、この歌を詠んでいた。現在、変異株により感染者増。昨年より感染の事態は深刻なのだが…宣言内容が限定的?な気もする。

人気がないところで、マスクをはずして、深呼吸するのが贅沢に思える。

さかのぼる日記

4月24日(土)

今週はわりと忙しかったので、ゆっくりする。昨晩コンビニでちょっと良いレトルトカレーを買った

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春の日記① 粒あん派でいく

春の日記① 粒あん派でいく

さかのぼる日記。

春菊を餃子に入れて雨はまた次の季節を呼び寄せてゐる

1年経てばコロナも対策それなりに効いてコントロールできてるかな?と思ってたんだけど、、、と思いながら、今年の春も餃子を包んでいます。引き続き感染予防に努めましょう。

4月18日(日)

薄曇。週明けの仕事の準備、常備菜づくり、掃除など。久しぶりにゆっくり寝て起きた。昨日の残りとイトメンのココナッツカレー風のインスタント麺に

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冬の日記③ 春の匂いがした

冬の日記③ 春の匂いがした

2月6日(土)

夜8時には閉まるけど近所の友達とご飯。検温して入る、手指消毒して入る。ノンアルのファジーネーブルなど甘いのを飲んだりしながら、さくさく食べていく。シーザーサラダの角切りベーコンや山芋のふわふわ焼きが美味しかった。認知症の話とか、仕事の話とか、もろもろした。短歌をはじめてから、色々なひとの歌集を読み、自分にはまだ経験のないことも歌で読んだりして、人生には色々あるな、そうなのかと思う

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冬の日記② 豚汁があれば大丈夫

冬の日記② 豚汁があれば大丈夫

のぼりゆく日記

1月25日月  

情けは人のためならず、という言葉にまつわるエッセイを仕事で読む。もう何度目か。慣用句は使わなければ世界の彼方へ消えてゆく。豚汁をつくり、菜の花の辛子和え、卵焼き、鮭などお弁当に味わう。世の中の魚で、一番鮭がえらいと思う。鮭をたたえながら食べた。

1月26日火

雪の宿という名前のおせんべい、これは父方祖母がよく食べていたのを思い出すのだけど、優れたネーミング

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冬の日記① 1月も半分過ぎて

冬の日記① 1月も半分過ぎて

湯のなかに眺めてゐたり冬の日のゆうやみ海へ溶けゆくところ

さかのぼる日記。

1月23日(日)雨

週末だ。今週はひたすら仕事をしたと思う。こういう時は自分を甘やかすにかぎる、と思って昼まで寝る。雨の音が聞こえる。もそもそ起きて、小さい肉まんと珈琲。それから歌集(上手くいけば夏くらいに出るのかな)の歌稿を送信する。ぼんやりして、韓国ドラマを見た。おやつの時間にサッポロ一番塩を野菜こんもりで。夕方

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