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【成長note】私がベキ論に囚われてしまった話(管理職編)

こんにちは、Givin' Back代表の木下直美です。今回の【成長note】は、私がベキ論に囚われてしまった話(管理職編)についてを記したいと思います💡

私は、管理職時代に、ベキ論に囚われてしまっていた時期があります。

べき‐ろん【べき論】《「べき」は助動詞「べし」の連体形》
義務を果たすこと、
理想実現しなければならないことなどを強く主張する論調
「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。

goo 辞書より

どんなベキ論だったのかというと、、、

管理職だから、、、、

①弱音を吐かない。②何でも出来て当たり前。③常に明るく振る舞う
                   
                            などです😅

私の当時のベキ論

今思えば、鉄人、最強管理職を管理職像に描いていたんだと思います。
私が当時見てきた管理職の先輩たちが、そういった人しかいなかったからです。「そんな管理職像しか知らなかった」が正しいかもしれません。

そんなベキ論に囚われしまったことで、私は、常に気丈に振る舞い、一切弱音も吐けず、完璧でないといけない、、、と自分らしさを失っていました。

いわゆる無理をしてしまい、途中でツラくなっている自分にメタ認知することになります。

メタ認知とは、「自分が認知(考えている・感じている)していることを客観的に把握すること」です。つまり認知していることを認知することです。
(自分を俯瞰、客観的に見れる能力のことを指します)

カオナビ人事用語

※リクルート時代、メタ認知という言葉は、管理職以上になると共通言語化されていて、建設的なフィードバックを受ける際、「メタ認知できていたかどうか」という観点で、相互フィードバックを受ける習慣があります。
(例:それってメタ認知できているんだっけ?というようなコミュニケーションです笑。)

話を戻すと、、とある日に、トラブルや業務が重なり、限界がきているなーと感じていた時、メンバーに吐露した時がありました。私がデスクで、気が付いたら、涙を流してしまったことがあり、メンバーに思っていることを聞いてもらったことがありました。

今まで管理職になって、悩んでいたこと、ずっと打ち明けたかった苦しかったこと、その当時のメンバーは、親身に聞いてくれて、私が思っていたことをすべて吐き出せるように、受け止めてくれたことがありました。

今思えば、本当に素晴らしいメンバーばかりで、本当に恵まれていたなと感じています。

当時のメンバーが私の話を聞きながら、こんなことを言ってくれました。

「管理職って何でもできないと、強くないといけないんでしょうか?」
「きゃんさんだって、いちメンバーですよ!」
「私たちをもっと頼って悩みや相談とか頼って欲しいです!」
「一人で抱え込まないでください!!」
「私たちも力になりたいんです!!」

当時のメンバーが言ってくれたこと

私は、そこでハッとしました。そうか、私は、自分の中で確立してしまった上司像のせいで、ベキ論に囚われ、自分で自分を追い込んでいたこと、自分から孤立化してしまっていたこと、メンバーに頼られていないという不安を抱かせてしまっていたことをメタ認知しました。

きっと管理職になり、経験値が少ないと陥ってしまう現象なのかもしれません😅😅

そして、それを気づかせてくれた当時のメンバーは、私にこんな勇気付けてくれて、励ましてくれる、とてもとても素敵なメンバーたちに、もっと悩みや相談をしてみよう!と心を入れ替えるきっかけをくれました。

当時、さらにメンバーが教えてくれたのは、私が一人で仕事を抱え込んでいるから、どうやったら、きゃんさんの仕事が楽になるか、もっとチームワークが回るか、をその子主体で、メンバー全員で話し合っていたそうです😭😭

自分で言うのもですが、本当に幸せなメンバーに囲まれていたなと思います。

そして、さらに私の自信に繋がった一言を言ってくれました。

「きゃんさんが日々メンバーと向き合ってくれるし、メンバーのために愛情深く指導してくれること、本来だったら言いたくないことも向き合って伝えてくれるから、私たちも、きゃんさんの役に立ちたいって思ってるんで、もっと自信持ってください!そして、信頼して、頼ってくれたら、私たちも嬉しいです。ただ、何をやるか、やらないかを決めて頂いて、一緒にチームを良くしましょう!」

当時のメンバーが言ってくれたこと

私は、メンバーの私にしてくれたこと、言ってくれた言葉のおかげで、自分らしい、ありのままで良いんだ!と言うこと、メンバーにもっと頼ったり、相談できると言う安心感を持てるようになり、翌日から、全体ミーティングで、思っていること、チームマネジメントの在り方、私は不器用でできないこともあるので、助けてほしい!と自己開示させていただきました💡

その日を境に、メンバーとの向き合い方や権限委譲の仕方、メンバーとの役割分担、ロールの考え方などが変わりました🌟🌟

そして、等身大の管理職として、仕事に向き合うことができ、孤独という言葉とは程遠い、一緒にチームを構築していくことができるようになりました。

当時のメンバーたちとは、本当に向き合うきっかけをたくさんくれ、私が育成しているのではなく、私が一番成長させてくれるきっかけをくれて、一番成長したなと感じていて、感謝しかないなと思っています。そして、考えられないぐらい、管理職という仕事が本当に楽しくなり、新たな楽しみ方を発見でき、こんなにも楽しい素敵な成長機会と気付きをいただけた機会となりました✊✨

今日、デプスインタビューをしていて、そんな当時のことを思い出したので、noteにその当時メタ認知できたことの学びや気付きを記そうと思いました💡

今、私自身が企業様へ研修としてトレーニングしているのは、まさにそう言った、チーム運営の在り方やロール(役割)の考え方などを、研修を通じで、ご支援させていただいています。

あくまでも、これは、私の経験や考えに基づくリフレクションのお話です。こんな考えもあるよね!と共感や学び、気づきに還元頂けると嬉しいです🫡✨!!これを読んでいただいている方々の何かのヒントや視野が広がるきっかけに繋がったらなと思います。

また、記事を読んで頂き、良いなと思って頂けたら、スキ!ボタンを押して頂けたら、励みになります。よろしくお願いいたします✨✨

### 最後に🌟


弊社は、有難いことに、日々多くの企業様の組織・人材教育の仕方についてをご相談を頂く機会が増えてきております。

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